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長野県トップ4→早稲田→鬱フリーター Tさんの教育失敗理由を徹底分析します 【シャフ学歴】

皆さんこんにちは。社会不適合者の生存戦略をお届けする、シャフ転職です。今回は新たに「シャフ学歴」と題して、「高学歴を獲得するも、就職の面では失敗してしまったTさん」の事例を解説していきます。シャフ学歴では社会不適合者の受験成功/失敗事例を不定期連載していく予定なので、noteやTwitter(X)のフォローをよろしくお願いします!特に今子育てしている人、これから子育てする予定の皆さんは必見です。


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Tさんプロフィール

今回「シャフの受験失敗事例」として分析していくTさんの経歴は以下の通り。

長野県内公立中→県立上田高校→駿台お茶の水校(1浪)→早稲田法学部→三菱UFJニコス→フリーター(ウーバー配達員、バー店員、コールセンター、フリーランスライターetc)

県立上田高校といえば、「長野県御三家」や「県内トップ4」などとして知られる名門公立進学校。その後1浪するも、私大最高峰の早稲田大学法学部に進学し、クレジットカード大手三菱UFJニコスに就職。一見成功事例に見えるも、その後退職し、フリーターに転落しています。期間としてはニコスが2年弱、フリーターが3年強とのことで、就職していた期間よりフリーター期間の方が長くなってしまっています。また会社を辞める直前とフリーターの時期には鬱の薬も飲んでいたとのこと。一体何が問題だったのでしょうか?

教育を語る上で欠かせない家族構成ですが、Tさんの家族構成は以下の通り。

父親→地方公務員(1浪明治学院卒)
母親→フリーター(地元女子短大卒)
長男→Tさん
次男→高校1年で自殺(地元中→通信制高校)

何やら闇が深そうな構成ですね・・・
Tさん曰く、父親は典型的なASD(アスペルガー症候群グレー)、母親はその母親からいじめを受けて育ち鬱傾向だったとのこと。弟さんにいたっては高校生で自死を選択してしまっています。教育としてはとても成功とは言えなそうですね。両親の何が問題だったのかについても語ってもらいました。


小中学校時代の様子と分析

では時系列に沿って様子をお聞きし分析していきます。

Tさんは長野県の小さな市で生まれ、小学校・中学校時代を過ごします。成績は良好、小学校では地元のサッカーチームに所属しながら吹奏楽部の部長をしたり、中学校では生徒会長も務めるなどかなり優等生だったようです。

一見なんの問題もなさそうですが、家庭内の様子は良好ではなかったとのこと。夫婦喧嘩が絶えず、夜になると怒号や物が飛び交っていたとか。ASD傾向のある父親はいつも新聞を読みながらご飯を食べており、そのことが気に食わない母親が父親を注意。何度か無視するも気にせず母親が注意し続け、父親がキレる、といった開戦を繰り返していたようです。

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