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幸福日和 #015「点数の無意味さを実感する」

白い紙と赤いペンを用意してください。

机の上を片付けて、
そこに白い紙を置いて眺めながら、
静かに心を落ち着かせてください。

そして、そこに「自分の点数」を大きく
数字で描いてみるんです。

採点の基準は人それぞれだと思いますね。

ある人は「容姿」を重要視するかもしれませんし、
「知識の量」や「社会的地位」、「人への思いやり」。

色々な「基準」と照らし合わせながら、
自分を採点化するでしょう。

さあどうですか?

100点満点でしょうか?
それとも70点くらい?

おそらく、
自分のことを簡単に採点できないことに
気がつくはずです。


✳︎ ✳︎ ✳︎ 


でもおかしなことですね。

僕たちは気づかないところで、
他人を勝手に評価しているのだから。

あの人はこれくらいだろう。

あの部分は自分より劣っていて、
あの部分が優れている。

明確なデータの確証もないのに、
「なんとなく」な感覚だけでその人を採点している。

人の持つ魅力というものは、
その全てが他人に見えているわけでもないのに、
他人を採点している。

それなのに、
自分のことは採点できない?

矛盾してますよね。


✳︎ ✳︎ ✳︎ 


あなたは、
自分を採点することの、
バカバカしさを感じることでしょう。

だって、自分を厳密に数値化するなんて
できないことですから。

数値化してしまうことで、
その数字に自分の意思を
縛り付けてしまうこともあります。

日常がとても薄っぺらいものに
感じてしまうでしょう。

あなたは、
そのバカバカしいことを、
他人に対してやってしまっていませんか?

もう人を採点することをやめましょう。

そのために、
一度自分を採点しみて、
その虚しさを実感してみてください。

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