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ありのままの自分になれる場所

みなさん、いかがお過ごしですか?


この孤島にいると、
我を忘れてしまいます。

今思えば、
都会の中で必死にもがき苦しんでいた自分に
違う意味で「我を忘れていた」時もありましたが、、、、笑
何事にも「余裕を持つ時間」なんてありませんでしたね。

今の自分にとって、
こういった孤島で「何にも束縛されない」時間というのは、
これからの自分の人生の中でも、滅多にない大切な機会なのだと
思いながら日々を過ごしています。

ありのままの自分と向き合うこと。

そうした中で、
日常を豊かにしていくアイデアを考えたり、
明日を支える、少し先の夢を膨らませていくことが
大切なことなのかなとも思います。



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みなさんは、
自分にとって「ありのままになれる」場所はありますか?
それはどのような場所ですか?

現代の生活の中では、
たとえ働いていようと、そうでなかろうと、
自分にとって開放的な場所を探すことは
なかなか難しいことなのかもしれません。

でも、たとえそんな状況の中でさえも、
自分が開放的になれる時間や場所を工夫をして作り出していくことが
豊かに生きていくためのヒントになります。

それは、場所ではなくてもいい。
もしかしたら一日のある時間の中で
開放的な自分に向き合うことでもいいのかもしれない。

僕のことでいえば、
昔から「早朝の時間」を大切なゴールデンタイムと位置付けていました。
日本で働いていたときから、
朝4時には起床して、ビジネスのアイデアを考えたり、
読書や学習と向き合っていまいた。

世の中がまだ動き出していない時間。
メールも電話も、公共情報すらも止まった時間帯の中で
自分の大切なことだけを、
休息から明けた、最適な身体の状態で向き合う。

僕にとって、
ありのままになれる時というのは
そういう時間のことでした。

どんなに忙しくても、
リラックスできる時間、開放的になれる場所というのは
皆さん自身の本来持っているものや価値を引き出すために
大切なことだと思うんですね。


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今日は、ある天才音楽家の話です。

ウイーン古典派音楽を代表するその人物は、
幼い頃から絶対音感を身につけていたと言われ、
天才と崇められて、その後の世界の音楽会での
大きな存在になっていきます。

彼が手がけた楽曲の分野は幅広く、
管弦音楽からオペラまで、その作品は1000曲近く。
その楽曲の一つ一つが、
みなさんも今までの人生の中で耳にしてきたものばかりです。

では、なぜ、
この音楽家がこれほどまでに数々の名曲を残せたのか。
作曲のアイデアがどうして尽きなかったのか。

それは、単に天才だったからだけではないと思うんですね。

彼は、自分が開放的になれる状況の中で
音楽と向き合っていたんです。

一般的に音楽家といえば、
家でひたすら楽器と向き合って技術を鍛錬し、
コンサートやサロンで発表するものだと思われるかもしれません。
しかし、彼の場合はそうではありませんでした。

彼は宮廷音楽家でもあったために、
その多くの時間を権力者に付き添い、
世界中を旅をしながら音楽を演奏していたんですね。

異国の地を渡り歩いては、
様々な文化や人々と触れ合い、
創造力を育んでいきながら、
彼の演奏力は磨かれていったのだと思います。

彼は人生の中での音楽のアイデアの多くを、
旅行で過ごす時間や食事の最中に浮かんだと言われています。

数世紀もの年月を超えて、
彼は「モーツァルト」という名前で僕たちの生活に浸透し、
その音楽は、私たちの日常を潤してくれています。


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もしも、
モーツァルトが自国から出ずに、
自らの部屋だけで音楽を追求していたとしたら
彼は今の時代、どのように伝えられていただろう。

そんなことを思ってしまうんです。

状況が違っていれば、
たとえ天才と言われていた彼でさえも、
その生き方は変わっていたでしょう。

みなさんにとって、
彼と同じように「自分を解き放つ」ことのできる、
ありのままになれる場所とは?

天才モーツァルトと皆さんでは、
次元が違うと思われるかもしれません。

でも、そんなことはないんです。
彼も同じ人間。(だったと思います)

彼がそうしてきたように、
忙しさに追われる現代人でも、
時間や環境をうまくコントロールすることで
自分自身を開放していけると思うんですね。

それが、電車の中でも、
行きつけのカフェでも、
異国の地への旅行することでも。

ある作家は、
作品を書くときに川の辺りを歩きながら
新しい物語を作り上げたといいます。

またある編集者は、
駅のホームで数時間、行き交う人々を眺めながら、
世の中の本質を捉えようとしていたと聞いたこともあります。

みなさんにとって開放的になれる場所は
どのようなところでしょうか?

もしも見つからないのであれば、
わずかなひと時でも、この孤島に遊びにきてください。

なにかのヒントになればと思って
毎日綴っています。



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僕はなにかに思い悩んだり、
アイデアが行き詰まったりすると、
浜辺で過ごすことが多いんですね。

浜辺といっても、この小さな孤島には、
僕のお気に入りの場所がいくつかあるんです。
それぞれの場所は波の表情も、風の柔らかさも微妙に違う。

気分によって、
場所を変えながらそれぞれの場所で自分を解放しています。



今日は一日、
オンライン会議も作業もないので
ゆっくりとした時間を過ごせるかな。



大切なことと向き合うために。




ではみなさん。



今日もお互いによい一日になりますように。




遥か孤島からですが、感謝を込めて。




いつもありがとうございます。





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自分にとって大切なものと出会うために
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