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【雑感】『400字で書け』よりも『10,000字で書け』の方がよほど簡単

(このnoteは2分で読めます。約1,300文字)
大学生時代、レポート課題で『○○について10,000字で書け。』といった課題があった方は多いのではないでしょうか。小学生の時の読書感想文は、せいぜい400文字の作文用紙2枚ぐらいだったのに、『大学生になって、10,000字のレポートを書くなんて苦行だ。』とため息をついた方も多いでしょう。

このnoteでは、そんな文字数について、『400字で書け』よりも『10,000字で書け』の方がよほど簡単という私の雑感を書きます。

✅1、毎日note記事を投稿し続けて

2021年10月10日にnote記事を投稿し始めてから、私は毎日1,300~2,000字程度のnote記事を投稿しています。今日が2022年9月8日なので約11か月続けていることになります。

当然、始めた頃は800字のnote記事を書くことで精一杯でしたが、人間と言うのは不思議なもので、徐々に慣れていってしまうものです。今では1,300~2,000字ほどであれば苦なく書くことができます。

つい先日、友人から『2,000字のレポート課題が出たんだけど、どういう構成が良いか』という相談を受けました。note記事を書き続けているため2,000字がどのぐらいのボリュームなのかはイメージが付きます。感覚的にいうと2,000字は少ないです。そこまで深い議論はできません。むしろ、内容としては浅く、もしくは抽象度が高い内容になってしまいます。

しかし、友人からすると2,000字という量はものすごく多いのです。確かに、私も800字のnote記事を書くことで精一杯だったため、その気持ちは痛いほど分かります。


✅2、具体化するよりも抽象化する方が難しい

文字数が多い方が書くことが難しく、文字数が少ない方が書くことが簡単な気がします。確かに、そもそも書く内容がないのであれば、文字数が多いことは、無から有を生み出すかの如く、苦痛な作業になると思いますが、書きたい内容が明確になっているのであれば、むしろ、文字数が少ない方が難しいのです。

文字数が多ければ多いほど、詳細を記述することができます。例えば、『目の前の状況を文字起こししてみてください。』と言われたとします。目の前の景色を写真1枚に納めることは大変簡単ですが、文字にするとなると話が別です。おそらく簡単に2,000字は超えてしまうでしょう。

『10,000字で書け』よりも『400字で書け』の方が、書く内容がはっきりしているのであればよほど難しいのです。文字数が少なければ情報を取捨選択しなければいけませんし、言葉の抽象度も意図的に上げていく必要があります。

実は、企業が掲げるミッション・ビジョン・バリューなども、読み手は短い文字を読むだけなので簡単そうに見えますが、作る側は相当苦労しているのです。文字数が少ないのに、伝えたい内容は変化させないというのはとても高度なテクニックなのです。


✅3、まとめ

文字数について、その量によって具体化の度合いや抽象化の度合いが異なることから、『400字で書け』よりも『10,000字で書け』の方がよほど簡単という雑感を書きました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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