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【雑感】宇宙で読書できるように電子書籍に慣れる

(このNOTEは2分で読めます。約1,300文字)
2021年12月、日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションに前澤友作さんが滞在しました。まだまだ私のような一般庶民には宇宙旅行は遠い未来かもしれませんが、実はそこまで遠くない未来になっているような気がします。

このNOTEでは、スーパーゼネコンの宇宙構想を引用しつつ、宇宙旅行が実現した場合の読書の形について雑感を書きます。

✅1、スーパーゼネコンの宇宙構想

1-1、大林組

このCMを見たことはありますか?スーパーゼネコンの一つ大林組のCMです。CMに登場する『宇宙エレベーター』を2050年に実現することを目指しています。

1-2、清水建設

清水建設では、HPに『宇宙ホテル』や『月面基地』の構想が公開されています。

このように大手建設会社はすでに宇宙開発を視野に入れて事業に取り組んでいます。


✅2、宇宙旅行が現実的になったとき宇宙での読書はどうなるのか

さて、宇宙開発によってビジネスがどのように変革していくかは『宇宙ビジネスの衝撃』などを読めばよいと思うのですが、実際に気になるのは私たちの普段の生活にどう影響するかという側面です。ここからはとても小さな話をします。

私の場合、週に1冊本を読みます。宇宙ホテルが実現し宇宙に滞在することになっても読書習慣はなくならないでしょう。

そのうえで気になるのは、紙の本を宇宙に持っていけるのかという話です。

古いデータですが、平成25年度に内閣府が発行した『我が国宇宙輸送システムを検討する視点』によると1kgを宇宙へ運ぶためにコストが100万円かかるそうです。

現在のロケットのコスト:1kgのものを宇宙へ運ぶのに100万円。
10tで約100億円程度。

『我が国宇宙輸送システムを検討する視点』p8

https://www8.cao.go.jp/space/comittee/yusou-dai1/siryou4.pdf

ソフトカバーの本は約300gのため、平成25年当時の1冊の紙の本を運ぶコストは30万円です。

実際、宇宙エレベーターが開発される頃にはもっとコストダウンしていると思いますが、それでも宇宙へ持っていく物の重量制限はあるでしょう。

そう考えると、長期的な宇宙ホテル滞在のために本を数冊持っていくことは現実的ではないかもしれません。

そこで利便性を発揮するのはkindleなどの電子書籍が読めるタブレット端末だと思います。タブレットを1台宇宙に持っていき、そのタブレットで本を読むというのが現実的かもしれません。

ということは、紙の本を読む習慣があるという方は今から電子書籍に慣れておいた方が、宇宙旅行という観点では良いのかもしれません。

『自分が生きている間に宇宙旅行なんて実現しないかもしれない。』と思っていましたが、『宇宙ビジネスの衝撃』などを読むと『意外と近い未来かもしれない。』と思ってしまいました。


✅3、書籍紹介

今後、○○×『宇宙』というビジネスモデルが出てくる可能性は高いと思います。そのために、入門書的な本を数冊読んでおくことは有意義だと思います。アマゾンレビューは3.7でしたが入門書としてはちょうどよいレベル感です。ぜひ読んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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