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noteを書く理由を上司に話したら意外な視点が得られた話

(このnoteは2分で読めます。約1,500文字)
先日、上司と飲みに行った際にnoteを毎日書いている話をしました。上司は、私がnoteを書いている理由に興味を持ってくれたので、私もノリノリでnoteを書いている理由を話しました。

私が毎日note記事を書いている理由はいくつかあるのですが、そのうちの1つを話したときに、私が全く予期していなかった意見を上司からもらいました。『なるほど、そういう視点もあるのか。』と驚いたほどです。

このnoteでは、毎日note記事を書く理由を上司に話したときに得た意外な視点について書きます。

✅1、『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』への憧れ

私が毎日note記事を書いている理由の1つに『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』への憧れがあります。この本は、ビジネスマンになった自分の息子に対して、会社の経営層にいる父親が自分の経験を手紙にし、息子に送って道しるべを示す話です。全世界でミリオンセラーとなっている書籍ですので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

私は、この本を読んだとき、『私も自分の子供に対してこんな手紙を残せたらかっこいいな』と思いました。そこでnoteに自分自身が考えたことを毎日記録していくことによって、いつか子供が大人になったときに父親が日々どんなことを考えていたか分かる場所を残しておこうと考えました。

これが私が毎日note記事を書く理由の一つです。


✅2、上司から得た視点

この話を上司にしたところ、全く予想していなかった意見が返ってきました。

『○○について△△のように考えた。』や『××については■■のように対処した方が良い。』などの意見を書いたとき、その読み手がそれを真に受けてしまったら、予想外の方向に進むことがあるのではないか。

例えば、平安時代の人が『紫色は最も高貴な色である。』という記録を残したとします。現代の人がそれを読んで真に受けて『紫色は最も高貴な色である。』と言っていたら現代人はどう思うだろう。『この人は何を言っているんだ。』と多分思われてしまうだろう。

平安時代の人の『紫色は最も高貴な色である。』の本質は、作り出すことが困難な色は、それだけ価値が高いから高貴であるということ。平安時代では紫色を入手することが難しかった。

定義や提言を書くとそれはその時代にしか伝わらない内容になってしまうかもしれない。そうではなく、『○○とはなんなのだろうか。』といった疑問型の方が良いのではないか。そうすれば、それを読んだ人が、その時代に合わせた答えを自分で考えることができる。

先ほどの例で考えると、『紫色は最も高貴な色である。』と書くのではなく、『高貴な色とはどういったものだろうか。』という問いが読み手に思考をうながす良い記録なのではないか。

『巨人の肩に乗る』という言葉が私は好きなので、この意見に100%同意はしませんが、確かに提言や定義を書いてしまうと読み手から思考する機会を奪うことにつながる側面はあるなと思いました。


✅3、まとめ

『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』に憧れて日々の思考をnoteに書き留めています。いつか、自分の子供が私の考えたことを参考にしてくれる日が来ることを願ってnote記事を書き続けています。

しかし、提言や定義をはっきりと書いてしまうと、子供の思考する機会を奪い、かつ、その時代にあった内容ではないものを信じさせてしまう可能性があるということを上司からの意見を通じて理解しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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