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理不尽に怒られたときの対処法

(このnoteは2分で読めます。約1,500文字)
『こんなこともできないのか。』など強い言葉で理不尽に怒られることはありませんか?自分自身が悪い時は反省して次に活かしますが、自分は悪くないと分かっている状況だと、理不尽に怒られたときどうしたら良いか困りませんか?

私も理不尽に強い言葉を言われた経験があります。今までその時の鬱憤うっぷんを運動したりして発散していました。最近では運動以外にも、捉え方を変えることで鬱憤うっぷんを解消する方法を見つけました。

このnoteでは、理不尽に怒られたときや強い言葉を言われたときに、メンタルがしんどくならない考え方について書きます。

✅1、理不尽なことを言う人は、理不尽なことを言われた人

シンプルに頭が悪くてロジックが通っていないことを言ってしまう人もいると思いますが、人と人とがコミュニケーションをとる上で難しいロジックはそこまで多くないように思います。そんな中で、理不尽なことを言ってくる人もいます。

理不尽なことを言う人は、理不尽なことを言われた人だと考えることができます。人は周りの環境の影響を必ず受けます。例えば、アメリカでは、両親の離婚が子供の離婚率を70%も高めるという研究データ(Bumpass et al., 1991)があります。詳細は割愛しますが、子供の環境を構築している親という要素が、子供に影響を与えているのです。

同じように、理不尽なことを言われ続けた人は、その環境の影響を受けます。理不尽なことが日常的になって、他の人に理不尽なことを言ってしまうのかもしれません。もしくは、理不尽なことを言われたから、他の人に理不尽なことを言ってやろうと思うのかもしれません。

理不尽なことを言う人は、理不尽なことを言われた人だと考えると、少しだけその人に同情の気持ちが生まれませんか?『あぁ、今この人、理不尽なことを言っているけど、今まで理不尽なこと言われてきたんだなぁ。』と思うことができれば、こちら側も気持ちも少しだけ楽になります。

そのほかにも、『この人もうんちするとき踏ん張ってるんだ。』と思う方法についても過去note記事で書いているので読んでみてください。


✅2、自分がどのような集団に属しているかが重要

環境の影響を受ける、という観点に立つと、自分がどのような集団に所属しているかは非常に重要であると言えます。環境の影響を受けることを考えると、所属集団は環境そのものであるため、その集団に属しているがゆえにどのような影響を受けてしまうかは考えておくのが良いと思います。

例えば、勉強して自分のスキルを上げていきたいと考えている人が、ギャンブルばかりをしている集団に所属するのは、勉強してスキルを上げるという目標とは逸れてしまう可能性が高いでしょう。

親が離婚する集団かどうかは自分では選択することができませんが、所属集団を自分で選択できる場合は、その集団から受ける影響を考慮する必要があります。

こちらに関しても過去note記事にて『基準』の話について書いているのでぜひ読んでみてください。


✅3、まとめ

理不尽なことを言われてメンタルが崩壊しそうなときは、『あぁ、この人は理不尽なことをいうけれど、過去に理不尽なことを言われてきたんだなぁ。そう思うとなんだか少しだけ不憫だなぁ。』と考えてみてください。心が少しだけ楽になります。

また、理不尽なことを言われ続ける環境に長期間いると、自分自身もその影響を受けて他人に対して理不尽なこと言ってしまうかもしれません。所属集団からどのような影響を受けるか考え、プラスの影響を受けることができる集団に意識的に移動していくのが良いでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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