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『思考のスナップショット』NOTEを書く意味

(このNOTEは2分で読めます。約2,000文字)
NOTEを書き始めて3か月近く経過しようとしています。多くのnoterがやっているように『自己紹介』記事や『NOTEを書く理由』記事などを私は書いていませんでした。

このNOTEでは、私がNOTEを始めた理由の1つである『思考のスナップショット』について書きます。NOTEを書くことに限らず、日記や日報を書くことの意義にも繋がると思います。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

✅1、高校生まで写真が嫌いだった

NOTEを書く理由に至るまでには時系列を小学生時代まで戻す必要があります。

大学生になるまで、写真に写ることがとにかく嫌いでした。自分自身の身体へのコンプレックスから、『自分を記録に残されるのは恥ずかしい』という感情が芽生えたのだと思います。その原体験は小学生時代にあります。

小学生の頃、戦隊モノのヒーローショーを東京ドームシティへ見に行きました。ショー終了後、ヒーローと一緒に写真を撮るサービスがありました。私も大好きなヒーローの横で写真を撮りました。

ヒーローと一緒に写真を撮りたい子供たちで行列ができていました。スタッフの方が『次の方がいますので、退出をお願いします。』と言われても、お母さんが写真を撮り続けている間は移動しませんでした。

数日後、2枚の写真が現像されました。1枚目は、ちゃんとヒーローと2ショットが撮れている写真です。2枚目は、スタッフの方が移動を促している様子も写った写真でした。2枚目の写真がとにかく嫌いでした。

理由は覚えておらず嫌いという感情があったことだけ覚えています。小学生の頃の私は、退出を促されているのに写真を撮り続けた母への怒りからその写真をビリビリに破って捨てました。

この時から、写真に対してネガティブなイメージがあったのかもしれません。ここには明確なロジックなんてありません。ただのわがままな感情です。今思うとせっかく写真を撮ってくれた母へはとても申し訳なく思っています。

実は、ビリビリに破って捨てた写真を母はセロハンテープでくっつけてしばらくとっておいてくれたそうです。それを思い出すだけでも涙が少し出てきそうになります。


✅2、スナップショットを取るようになる

大学から東京に進学し、年末年始やゴールデンウイークなどの大きな休みでは長野に帰省していました。地元長野ではそんなにやることもなく、暇を持て余してアルバムを見返すことが時々ありました。

アルバムを見返している中で『あれ、自分の写真が全然ない。』と気づきました。学校行事での集合写真などはアルバムにあるのですが、日常などを写した写真はありません。

小学生の頃から写真に写ることを避けてきたので、日常的な写真がほとんどなかったのです。『自分がいつどこでなにをしていたかわからないって悲しいな。』とその時思いました。

それ以来スマホでとにかく写真を撮るようになりました。食べるご飯から友達との何気ないひと時まで見返したときにどこで何をしているのかを分かるようにとにかく写真を撮りました。


✅3、『思考のスナップショット』

社会人になり、入社した会社では日報の提出が求められました。多くの人がそうであるように私も日報を書くのは当初めんどくさかったです。

しかし、ふと1か月前の日報を振り返ってみると自分がいつどこで何をして何を考えていたのかを知ることができました。

ご飯や景色のスナップショットを撮ることと同様に、日報は『思考のスナップショット』になっていました。

2021年8月末に前職を退職した後、自主的に日報を書いていましたが『誰かに見られている』というプレッシャーがないため内容が整理された日報を書くことができませんでした。

そこで出会ったのがNOTEです。今ではNOTEが『思考のスナップショット』を保存する場所となっています。NOTEを開けば、私がいつ何に対してどんなことを書いたのかを確認することができます。


✅4、まとめ

1か月前の自分が何に対してどんなことを考えていたか覚えていますか。考えたこと自体は事実なのに、それがなんの記録にも残っていないのは少し悲しくないでしょうか。

自分自身がいつ何に対してどんなことを考えたのか『思考のスナップショット』をNOTEに限らず日記などの媒体に記録していくことは自分にとって資産になります。

過去に何を考えていたのか証明することができますし、外部化することで自分自身の思考を知ってもらうこともできますし、自分で振り返ったときに今の自分との思考の違いを楽しむことができます。ぜひ、皆さんも『思考のスナップショット』を撮ってみてください。

NOTEを書くようになった理由は他にもあります。今後NOTEでまとめていきたいと思いますのでお楽しみに。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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