【コンテンツ東京特別セミナー Vol.1】バズの最前線を追え!TikTokのリアル・大解剖!
こんにちは、
For youでプランナーやPMをしている松本です!
「失敗したくない」というZ世代の特徴を発揮して、Twitterでは、 名前や顔を出さずに「み」という名前でアカウントを動かしています。 (ちなみに「み」は元カノから呼ばれてたあだ名です) さて、今回のnote記事では、 日常生活からTikTokを使っているZ世代社員を中心に 「バズったコンテンツ」や「最近の流行語」から「Z世代のリアルなスマホ事情」までを分析し、 TikTokやZ世代の実態を考えていけたらと思っています! 最後にはZ世代社員2名が自分自身で立ち上げたアカウントも 紹介しているので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです…!
1. バズったコンテンツを分析してみた!
まずはTikTok上のコンテンツをきっかけに
「バズから来店に繋がった事例」や「認知や採用に繋がった事例」
をご紹介していきます!
バズから来店に繋がった事例
京都の肉まぶしのお店牛光【飲食店】
店舗を紹介したコンテンツがTikTok上でバズったことがきっかけとなり、
長蛇の列ができるほど人気になったお店の事例です!
飲食店などを探す際に、これまではGoogleやInstagramでの検索がメインでしたが、最近では若年層を中心にTikTokでも検索を行う傾向があります。
実際に旅行先でたまたま店舗を見つけた時に確認したところ、
列に並んでいるのは若者やカップルばかり…!
また、TikTok上では「映え」ではなく「話題性」(UGC投稿件数やコメント数など)が来店行動に繋げるために重要だと考えています。
認知や採用につながった事例【企業アカウント】
企業のTikTokアカウントを運用する場合、
企画を軸にするか、人を軸にするのかで大きく2つの運用方針があります。
では、それぞれの事例を紹介していきます!
企画軸:幼馴染と共同生活中【おさ活】
タップルが運用しているTikTokアカウントで
幼馴染の男女の共同生活を自然な形でコンテンツにした事例になります!
購入や来店など具体的なアクションをコンテンツの中で狙っていくのではなく、企業アカウントだとわかりにくい企画を軸にしたコンテンツにすることで多くのユーザーへのリーチに繋がっています。
幼馴染との共同生活を発信するようなアカウントでストーリー性があり、続きが気になるようなコンテンツになっているのが特徴です…!
人軸:鳥羽ビューホテル花真珠
三重県にあるホテルは運用しているTikTokアカウントで、ホテルの従業員が出演者となってダンスや日常コンテンツを発信しています。
企画を立てて発信していくというよりも
特定の人を立て、その人にファンがつくような動画であることが特徴で
一定のファンが出演者やホテルに対して付いています。
来店にも繋がっており、
旅行予約サイトの地域No.1にも選ばれるほどに…!
また、TikTok媒体では「タクシー会社のおじさんが踊る」「ホテルの従業員が踊る」などギャップのあるコンテンツが受け入れられている傾向にあると感じています。
2. わたし達のリアルなスマホ使用事情
お次は、iPhoneのスクリーンタイム機能を活用し、Z世代社員2名とミレニアル世代の社員1名を比較することで、「スマホの利用シーン」や「本当にZ世代はTikTokを中心に生活しているのか」を紹介していきます!
■越川さん:31歳 アクティブ派|趣味:お笑い観賞
1日の大半はInstagramとYouTube、Twitterを行ったり来たり!
友達がいま何をしているのかを知るためにInstagramを気軽に開いて無意識に近い状態でInstagramストーリーズを閲覧したり、少しでも時間が空いたらYouTubeで長尺コンテンツを漁ります。
Twitterはお笑いやキャンプの情報を収集するために、ふとした時に起動し、TikTokは仕事のためにまだまだ反強制的に閲覧しています。
■山口さん:26歳 インキャ女子|趣味:恋愛ドラマ視聴
もはや生活の中心はTikTokと言っても過言ではありません!!
TikTokには自身も投稿しますし、かわいい女の子やかっこいい男の子・面白いコンテンツに沼り続け、気づけば時があっという間に過ぎています。
まさに時間が溶けると言った状況です。
■松本(僕ですね):23歳 インキャ男子|趣味:コーヒー/読書
一見YouTubeが中心に見えますが、実はYouTubeは”ながら視聴”です!
何か作業をする際に同時に垂れ流ししているだけで、ほとんど内容は頭に入っていません…!真剣にコンテンツを視聴するのはTikTokです。
何か購買に影響されるのもTikTokがほとんどで、
Twitterは生活に馴染んでいません。
以上のように年代(31歳、26歳、23歳)で大きくコンテンツ利用傾向が大きく分かれていることがわかりました。
■まとめ
特に違いを感じたのが20代後半〜30代まで生活に馴染みのあるTwitterが、
Z世代の松本には浸透していないという点でした。
(人によっても大きく変わってくるかとは思いますが...)
またどのようなシーンで視聴しているのかに関しても、利用するコンテンツは違うものの、利用する時間帯はおおよそ同じという興味深い結果となりました。
出勤中→お昼→就寝前の3タイムが大きくスマホと過ごす時間になっています。可処分時間自体は均等であるのにも関わらず、年代によって求めるコンテンツが違うということから、よりターゲットを意識した上でコンテンツを提供することの重要性を再認識しました…!
3. 流行語解説(流行った元ネタをZ世代が解説)
突然ですが、日々、TikTokでは様々な流行が生まれていますが、
それらの元ネタは決してTikTokとは限りません…!
では、TikTok外で生まれた言葉がTikTokにおいて、
どのように拡散されているのでしょうか?
インスタ流行語と共に、振り返ってみたいと思います。
「みなさんはいくつ知っていましたか?」
また、これらの言葉をどのSNSで知ったか、振り返ってみてください!
インスタ流行語ではありますが、発信源のアニメやYouTubeで知った人は
もちろん、TikTokで知った人などもいるのではないでしょうか?
なぜなら、これらはTikTokで流行った言葉でもあるのです。
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第一位の「アーニャピーナッツが好き」
は大人気マンガ「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」のキャラクター、「アーニャ・フォージャー」の作中のセリフです。
アニメがTV放送されてから「アーニャピーナッツが好き」という言葉が
一気に広まりましたが、TikTokでも「アーニャピーナッツが好き」という
言葉が入った動画が268,200,000回再生されるなど、
流行していることが分かります!
流行り方も、TikTok仕様になっており、
セリフを口パクで言い、音楽に合わせて手を顎に添えて目を左右に動かす
動画の撮り方が流行りました。
この音源は125,800本投稿されており、
多くの人がこの音源で遊んでいたことが伺えます。
第6位のなかやまきんにくんさんの「パワー!ヤー!」
は、みなさんご存知の通り、以前からあるギャグですが、TikTokで「パワー!ヤー!」の音源が流行ったことにより、ティーンの間で大流行しました!
遊び方も様々で、
猫が言っているように音源を合わせる動画や、
ハモってみた動画などが投稿されていました….!
TikTokでは、
流行語ワードが音源として楽しまれ、動画としての遊び方が生まれ、
様々な二次創作が広がっていくことで、
さらに流行していくことが分かります。
Z世代の流行を掴むために、日々TikTokを見ることも大事ですね!!
4. 自分たちでも2週間チャレンジしてみた!
Z世代社員2人がTikTok投稿にチャレンジしてみた記録も
ご紹介しちゃいます!
山口さんは体を張れるタイプなので、
最近のトレンド用語を顔出しして解説してみました。
▼トレンドニュースの人
フォロワー0からでも、
大体再生回数700~1000を獲得でき、TikTokはやはりコンテンツが評価されれば伸びる媒体なんだなと再認識しました。
再生数の伸び方ですが、大体どの動画も同じような伸び方をしており、
投稿して一定時間立つと200~300くらいまで伸びて、一回止まりました。
ここで、「もう伸びないのでは...!」と情緒不安定になるのですが、
また何時間かたった後に、また急に伸び始めました。
TikTokは投稿するとまずおすすめにのるのですが、
そこで、どれだけ反応をもらえているか審査されて、おすすめにのり続けるかどうかが決まります。なので、200~300くらいの段階で一旦審査されてるんだな、ということが分かりました。
次に松本が運用していたアカウントもご紹介します。
松本はここでも顔や名前出しは行わないパターンで
コンテンツを発信しました。
▼mii l 暮らしを豊かに
なんだか意識高そうなむず痒いアカウントですね。
よくある日常Tips系の投稿をざっくりと3ヶ月くらい運用することで、
最終的に約6,000フォロワーを獲得しました。
「自分のスキルや知識でも気軽にできる」「TikTok上で伸びるであろうジャンル」を意識して試しに運用を始めたところ、
ギリギリブルーオーシャンであったこともあり、当時のトレンドハッシュタグ「#本の紹介」にて紹介され、大きく伸びました!
TikTokでアカウント運用を行う際に気を付けるべき点の1つとして、
「いいね数は多いけどフォロワーは少ない」状態にならないこと
だと考えています…
アカウント全体で世界観をある程度統一して「こんなことを知れるよ」というフォローメリットを明確にしてあげたことで、フォロワーにも繋がったのかなと思いました!
おわりに
今回のnoteはTikTokをテーマに「バズ」や「ユーザーインサイト」などを
書かせていただきました!
今後も「実際どうなんだ?」を解決するようなnoteや「ためになる!」と思っていただけるようなnoteが投稿されると思うので、
ぜひチェックしてください!
(SNSのフォローもよければお願いします…!)
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