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英語が喋れるようになりたい人必見!英語ができるリサーチャーに極意を聞いてみた

こんにちは!英語を喋れるようになりたい、リサーチャー平野です!

リサーチャー平野
1998年生まれ。広島県出身。入社5年目。調査1部に所属し、『マツコの知らない世界』(TBS)や『ラヴィット!』(TBS)などを担当。2018年2月、カナダのハリファックスに3週間だけ超短期留学。2023年11月から、フィリピンのバギオへ3か月留学。

実は私、将来海外に住んでみたい…とか思っていて。
昔から教科書のフィヨルドに惹かれたり壮大なものにうぉお!となりがちで青森の白神山地とか各地に行っており、やはり海外も見て周りたいです!

大学時代にはカナダ、ハリファックスの大学に3週間だけですが留学。
とっても大好きな街になったけど、英語0から行って全く上達せず!
社会人になり、ちゃんと英語を話せるところまでいきたくなって休職し、昨年11月からフィリピンの山の都市、バギオに3か月留学しました。

学校の寮から見える景色と、手づかみで食べる伝統のご飯。
卒業の時号泣するほど楽しかった!!!
写真右は、(これ落ちたら死ぬな。)ってところをロープ伝ってどんどん行きました。
滑ったらコウモリの糞らしきものがあり先生たちに大爆笑されました。(きっちり除菌しました)

結果、「スパルタコース」にしたので毎日脳パンクしてたけど、友達もできて、チャーミングな先生や友達と段々会話できるようにはなりましたが…

いざ業務で使おうとなると電話で許諾交渉できるほど上達してはいないし、ネイティブの方とやり取りしてその時々に応じて返せるほどではない!
どうしたらそういう風に喋れるんだろうか…
そこで!

英語をがっつり喋れるようになりたいリサーチャーが、
弊社の英語を使いながら業務を行っているリサーチャーたちに極意を聞いてきました!

今回3人の方にインタビュー。

・思い切りしかない
・関西人めちゃくちゃ英語うまい
・喋るしかないよね
・突然、聞こえるようになる日がやってくる
・突然、喋れるようになる日がやってくる

…とどんどんお話が飛び出しました。どういうことなのか、掘り下げてインタビューの内容をお届けします!


■英語を使用する弊社の業務について

まず、英語を使った業務とは何があるのか。
弊社では以下の2つに大きく分かれます。
・英語でのネタ探し
・英語での許諾交渉

※海外リサーチについては下記をご参照ください。

通常のネタ探しで日本語でやっているのと同じ内容を英語で調べたり、
英語で電話して許諾交渉したり…なんて高度なんだろう、と思ってしまいますが…

そもそもなんで英語ができるようになったのか?というところから、3人に聞いていきます。

まず、入社3年目若手の塚越さんから!

①アメリカ・カリフォルニアに留学に行き2年半過ごした、ミュージカル大好き塚越先生

塚越きりこ
1997年生まれ。東京都世田谷区出身。入社3年目。2016年、アメリカ・カリフォルニア州のコミュニティカレッジに入学。2019年に卒業、帰国し劇団四季に就職。その後転職し、フォーミュレーションに入社。入社後は、フォーミュレーション調査3部に所属し『クレイジージャーニー』(TBS)、『有吉ジャポン』(TBS)『ニノさん』(NTV)、『所さん!事件ですよ』(NHK)、『世界アニマル&キッズ動画』(EX)などを担当。趣味は、旅行、猫、野球観戦。

塚越さんは調査3部の英語班に入り、バリバリと英語を使っています。
基本海外動画を扱う番組での許諾交渉を中心に、英語を使って文面を送ったり、電話で交渉したりしているようです。

――どういうきっかけで英語ができるようになったんでしょうか?
アメリカの大学に行ってたんですよ。でも2年制の大学行ってて、そこで留学してて、帰ってきて日本で就職して。もう帰ってきてから5、6年ぐらい経ってるんで…。」

――全然知らなかった!それは高校卒業してからそのまま?
「そうです。そのまま高校卒業してアメリカの大学に進学して。
――全然知らない情報(笑)
「ひた隠しにしてるんで(笑)のくせして全然英語喋れないじゃんこいつって思われたらちょっと嫌だなと思って(笑)」

「サンディエゴにあるポテトチップロック。よく散歩に行ってました。」
「ロスでやっていた音楽フェス。舞台にいるのはCharli XCXです!」

――なんでアメリカ行こうと思ったの?
「なんでなんですかね、なんか普通に大学受験したくなかったっていうのと(笑)あとアメリカに住みたかったんですよ。永住権を取ろうと思って行ってたんですけど、その夢叶わずみたいな。
きっかけは元々アメリカドラマとかめっちゃ見てたので、それで感化されて行きたくなったっていう軽い理由なんですけど。永住権はやっぱ難しかったです。」

――永住権は学力の検査とかもあるの?
「もう単純に向こうで結婚するか、働くかみたいな感じで。
アメリカで舞台芸術学部を専攻してたんですけど、その学部にあった職業じゃないとそもそも働けなくて、その会社がビザを下ろしてくれないところが多くて、結局働けなくて日本で就活しました。」

――そもそも舞台芸術学部に行ったのも、元々アメリカドラマが好きだったからとか?
「はい。「ハイスクール・ミュージカル」とか観て、ミュージカル専攻にしようと。」

――ミュージカル好きなんだよね。何を観て、ミュージカルにはまったの?
「ミュージカル自体はそれこそ劇団四季とかちっちゃい頃に見て、あと本場のブロードウェイとかも見に行ったりして、めっちゃいいなみたいな感じです。」

大学で舞台監督をした「ピーターパン」
ブロードウェイの「MEAN GIRLS」

――いいねー!!アメリカでは2年間は寮とか?
「ホームステイで最初やってて、そのあと学校の友達とシェアハウスしたりとかもしてましたね。」
――ホームステイ高いもんね。
「高いですよね。月10万とか普通にいってて、シェアハウスだと500ドルとかだった気がします。」

――今もっと高くなってそう…英語は元々やってたの?
何か元々そういう外国人がいるところによく遊びに行ったりとかしてたんで、喋ったりとかはしてて、全然喋れないっていうわけではなかったんですけど。もちろんアメリカ行ったら自分の英語が通用しないから頑張ろうと思って。」

――もうなんか、その積極性というか、いけいけみたいな感じは高校のときからあったってことだね!
「そうですね。なんか絶対アメリカに住むぞっていう意思は、その当時は強かったので。

――ミュージカルとか好きだから、英語を学ぶことも苦にならないとか、そういうのもあるのかな?
「でもあると思います。何て言ってるのか知りたいから頑張ろう、っていう。この単語なんていう意味だろうってメモっといて調べるみたいな感じのことはしてました。」

――いざ本番に行ったらどう違うの?
「全然通じなくなかったですか?私カリフォルニアにいたんですけど、移民がめちゃめちゃ多いので、スパニッシュ訛りの英語とか、もうなんか最初全然何言ってんのかわかんなくて。」

――カリフォルニア!カッコイイけど、若い時に行ってなんか怖い思いとかしてないの?
「ありますよ普通に。学校に爆破予告みたいなのが来て、警備員バーみたいな。そのとき車持ってなかったんで、爆破予告流れてる中歩いて家まで帰ったりとか。あと普通にウーバーの運転手に誘拐されそうになったりとか。ホームレスに追いかけ回されたりとかしましたね(笑)

――そんな何回も経験することなの?笑
「年1、2回くらいは、ちょっとやばいみたいなことはありましたけど笑」

――アメリカはどうだった?
「楽しかったですね。住みやすいとは思いました。ルッキズム的なのがない、人の目線を気にしないみたいな部分とか。日本人すごい気にし過ぎだなって思って。帰ってきた直後はそういう生きにくさを感じました。」

「サンディエゴの隠れ(?)映えスポットのAdobe Fallsです。」

――その良さを分かっても、今日本にいるのはなんで??
「あの、猫ちゃん飼っちゃったんで。笑」
――いつもインスタで見てます(笑)もちもちそうすぎて本当にかわいい。
「もちもちなんですよ!」

――アメリカで日常会話喋れるようになった?
「喋れるようになりました。」
――どうやって??
「なんか最初ホストマザーがすごい話しかけてくれて、今日学校どうだった?とか、何の授業したの?友達できた?とか、あと日本のことめっちゃ聞かれたりして。すごい話しかけてくれたからわかるようになったっていうのはあると思います。なんかある日突然、聞こえるみたいな、なんて言ってるかわかるかもみたいなときが来て。3ヶ月目ぐらいで。

――ほんとにあるんだ!
多分あるあるだと思います。わかるようになって、自分でも言葉を発せられるようになった。カリフォルニアは移民が多いんで、日本語なまりの英語でも結構聞き取ってもらえたり、理解しようとしてくれる人が多い気がします。」
――段階的には、聞けるようになってから、喋れるんだね!!
業務で英語に触れることは続けてるとは思うけど、今でも何か続けてることとかある?
「ないに等しいですけど…。でも本当にたまに海外のお友達と連絡取ったりとかするときは英語使ったりします。」

――最後に喋れるようになるための極意を教えてほしい!
「なんだろう。喋れるようになるための極意は、外国人がいっぱいいるところに行ってコミュニケーションを取るっていうことだと思います。

塚越さん、ありがとうございました!
塚越さんのように、好きなことを持つことが英語の向上に繋がったりもしますよね。
活発な塚越さん、今後もどこまでもいってほしいです。

②3歳の時から英語を習い、アメリカ・メリーランド州に1年間留学した、ディズニー大好き山元先生

続いて、英語班で入社当初から英語を使う、7年目の山元さん!

山元春奈(やまもと・はるな)
1996年生まれ。宮崎県出身。入社7年目。TBS「クレイジージャーニー」、TBS「ワールド極限ミステリー」、EX「世界アニマル&キッズ動画SP」、TBS「笑える!泣ける!動物スクープ100連発」などを担当。2016年、大学3年生の時に、アメリカ・メリーランド州に1年間留学。ディズニー好きで、世界のディズニーパークを制覇している。

山元さんは海外動画を扱う番組を長いこと担当し、その許諾交渉を海外の人と文面だけでなく電話でも行ったり、英語を使ったリサーチも行っています。

――そもそも英語を話せるようになったきっかけは何なんですか?
「なんか私ずっと英語習ってて、常に英語があった。ちっちゃい頃から。一応3歳ぐらいから習ってて。英語はなんか自然と耳に入ってる状態だった。大学も大阪にある英語系の大学行って、そこでも英語やって、大学3年生のときにアメリカに1年間留学して、そこで話せたり、耳も慣れたのかな。

NYCのタイムズスクエアで年越し

――ええ!3歳!!しかもアメリカに行かれてたんですね!
大学はもう英語系の大学で学科とかコースも全部英語系ですか?
「そうね。外国語学部。必修クラスでは、英語の先生から普通にリーディングや文法などを習って、他は日本語で、海外の文化をやったり…。」

――へえ!卒論何書かれたんですか?
「卒論っていうのがうちの大学ではなくて。でも代わりに、論文まではいかないけど、1人で英語でテーマを決めて書きましょうみたいなものがあって。
私ディズニー好きなんだけど、ディズニーのプリンセスって年々キャラクターも変わってくるじゃん。最初、白雪姫とかシンデレラは、王子様来るの待ってるけど、ラプンツェルとかモアナになると、自分で行くみたいな。だからそれと時代背景って関係あるんじゃないかと思って。
時代背景によって変わるディズニープリンセスの変化みたいなテーマで書いた。それはね、ちょっとうまく書けたなって思って(笑)」

カリフォルニア州のディズニーランドでミニーちゃんにサインをもらった
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークにて

――すごい普通に気になるんですが!!でも全部英語なんですね!
「そうそう全部英語、言っても10ページとかぐらいだと思うんだけど…。」
――10ページすごい…。英語の大学に行くのも、昔から英語習ってて自然な流れだったんですか?
「そうだね。なんか小学生の頃から留学行くって自分で決めてて。留学行くには、私が行った大学が多分一番提携している大学が多くて、選べたの。だからそこ行こうって高校のときに決めて。ずっと英語系の何かをやりたかった。」

――小学生の頃から決めてそれを実現するって…意志強いし行動力もすごい。1年間留学行ってどうだったんですか?
「良かった!日本と全然文化違うじゃん。それでなんか視野が広がるっていうか。なんかもっと人を好きになった(笑)
アメリカの人たちみんな優しすぎて。
大きい荷物を運んでても全然知らない学生とかが手伝ってくれたり、絶対無理でしょっていうおじいちゃんまで、持ってあげるよみたいな。手伝う精神がすごかった。」

――そういうの全然違うんですね、こないだ電車ででかい重いもの持ってても、ただただ見つめられるだけでした…。
「ね。あとなんか、すれ違いざまに、その靴いいねとか、ヘアスタイル素敵だねとか褒められて、初めて知らない人に褒められてさ、全然嫌な気はしないというか。素敵だなと思った。」

――アメリカではホームステイだったんですか?
「いや、大学の寮で現地の学生とルームシェア。」
――語学学校とかじゃなくて、現地の大学だったんですか?
「そう、ちゃんと現地の人が通ってるみたいな。」

――うわ~本格的!寮があって、ご飯もそこで出てみたいな感じですか?
「ご飯は何か、食堂が何個かあって、行きたいところに行けるんだけど、全部バイキングみたいな。自分の好きなものを好きなだけ食べれる。あとジムもあって、運動したりしてた。大きいフィットネスで、みんなが筋トレしたりしてる。」

留学した大学での一枚

――いいなー!その時点では学生たちと結構話せてる感じなんですか?
「そうだね、日常会話はややできてて、そこに行ってもっとできたみたいな感じ。半年はそこで、いろんな留学生と一緒に語学学んで、もう半年だけ現地の学生と一緒に、そこの授業を受けてた。心理学とか、映像系の授業とかをやってた。」

――現地の授業はレベルが高いですね!今も業務で使ってるから継続できてると思うんですけど、なんか今でも勉強を続けてることとかあるんですか?
「勉強は続けてはないけど、私TOEIC受けたことなくて、その勉強はした!
――ええ!なんでTOEIC受けようと思ったんですか?
「なんか、ずっと仕事でも映像系とか見てて聞いてるから、「だいぶ変わってるよ、受けてみたら」って言われたことがあって、リスニング力上がってるかもしれないと思って、それで受けようと思ってる。」

――確かに毎日のように触れてたら、上がってそうですね。一番得意なのは、リスニングとスピーキングですか?
スピーキングは得意じゃない(即答)。リスニングとリーディングかな。
――そっか、それずっと業務で続けてらっしゃいますもんね。やっぱ続けないと無理ですよね。
「なんかだいぶ落ちたけどね英語力、やってるって言っても業務もさ、同じようなことだから。」

――私は一番話せるようになりたいなって思うんですけど、どうしたらいいと思いますか?ざっくりな質問ですみません(笑)
やっぱ喋るしかないよね。なんか最近東京もさそういう人たちが集まるカフェみたいなあるじゃない、そこに行ってみるとか。いったことないけど、喋らないとね。
 
――最後に、まとめて極意教えてほしいです。さっきもおっしゃってましたが…
「そうね、継続と実践!あとあれだね、別に完璧な英語を喋らなくてもいいから、なんか強い気持ちというか、熱意があれば伝わるから、向こうには。なんか完璧を求めなくていいっていうか。」

「拙くても、何とか。もう身振り手振りで伝えようとするからさ。それでも案外通じたりはするから。伝えたい思いがあれば大丈夫!
――なるほど、思い強く持ちます(笑)

★山元さんの英語の勉強におすすめのエンタメ
ディズニー映画
「簡単っていうか聞き取りやすいと思う。子供たちも見るようになってるから。なんか最初はディズニー映画でもいいかも。」
――観るポイントは?
なるべく言葉聞くようにしてる。わかんなかったら字幕チラってみたり。なんか逆にめっちゃもうそのセリフを覚えるぐらいまで観て、そのあと英語で見たら、この言い方はこの日本語訳になるんだっていうのがわかるから、それも勉強になるかも。

――お好きなディズニー映画は?
「ズートピアとインサイド・ヘッドが好き。」
――インサイドヘッドはめちゃくちゃ良かった、良いもの観た感…。
「いやあれはね、泣くよ、めっちゃ泣いたもん。」
――2も出ますもんね!
「そう!楽しみ~」

https://www.disney.co.jp/movie/insidehead2

①4年半アメリカでダンスやってた、社内一アメリカンな井上先生

井上集(いのうえ・つどい)
1981年生まれ。福岡県出身。1998年~2002年、渡米。2009年に入社し、国際部にて海外リサーチを担当。現在は調査4部のセクションマネージャー(SM)を務める。主な担当番組は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『神業チャレンジ!』(TBS)、『何を隠そう…ソレが!』(テレビ東京)、他特番多数。

最後に”レジェンドリサーチャー井上”さん!
※以前の下記インタビュー記事も是非

井上さんの英語は社内にいたらたまに聞こえます!
海外の情報のリサーチ(ロケ地探し、人探しなど)と、英語での許諾交渉を文面+電話でも行っているそうです。

井上さんは高校卒業してからアメリカに行った経験をお持ちです。それが英語が喋れるようになったきっかけだと言います。

同じ寮に住んでいた、最初に仲良くなったケニア人の方との一枚を入手。
今も親交があって、その方は現在もアメリカに住んでいるそう。

――なんでアメリカに行こうと思ったのでしょうか?
「元々住みたいと思ってて。高校の時にダンスとかお芝居とか始めて、なんか日本の大学に行くイメージがなかったから、ダンスやりたいなと思って、親と話して、自分は東京に行くのかなと思ったら本場でやってこいって言われて、それがアメリカの。それで行った。だから英語とか全く喋れない状態で、0から。

全く0の状態から行ったことに驚きです!大学付属の語学学校に通うことになった井上さん。半年は学生寮で中国人と日本人と3人で住んでいたそう。その後、半年で入学用のTOEFLの試験をクリアし、正式に大学に入学したと言います。
「大学入って、そこで普通の授業もやりながら、一応ダンス専攻だったから、ダンスの授業もあるわけ。」

――半年でもう大学に入れたんですか?
「そうそうカレッジね、短大。一般教養的なものをやつをやりつつ、自分の専門であるダンス科ってとこに入って、いろんなダンスの授業を受けてた。でもその時点では正直まだ英語を話すとかは全然できなかった。ほぼ挨拶ぐらい。会話がまだまだだった。」

――喋れるようになった瞬間があると、前に井上さん教えてくださいましたけど、ほんとにあるんですか?
「ある。ある。これはみんな言うけど、ある。はっきり覚えてる。英語は最初は聞けるところから。クラスとかでみんな喋ってるから、相手が言ってることだんだん聞けるようになる。で、聞けるようになってくると喋れる。
俺の場合はダンス科だから日本人がいない。周りが外国人の人ばっかりでずっと英語で喋ってるじゃん。最初はだからすごい無口なやつだと思われたと思う。聞いてるだけで喋らないから。
そうこうしてるうちに学生寮に住んでたから、部屋の友達とかもできて。1年ぐらい経ったときに、ベトナム系アメリカ人の友達何人かと、夜クラブに遊びに行こうってなって。車内で会話をしてるわけ。何喋ったか覚えてないけどなんかふとペラペラっと喋ってて、しっかり喋れた。そっから何か、喋れるようになった。というか自分の言いたいことは言えるようになった。伝えられるようにはなった。はっきり覚えてる。
(そこからどんどん喋って)卒業する頃には友達からも「お前そんな喋るやつだったんだ」みたいな感じに言われちゃった。」

«««みなさんお気づきでしょうか、「聞けるようになって喋れるようになる」というのは、塚越さんと一緒ですね!»»»

――へぇ、そんなにはっきり覚えてるものなんですね!喋れるって自分で意識してから、どんどんいけるようになったんですね。
「行った学校がメキシコ系の移民が多いところだったから、スパングリッシュっていう、スペイン語と英語が混ざったような英語を喋ってて。発音とかも結構そっち寄りの発音で慣れた。慣れたら意外に聞きやすい。」

――でも本場の早さですよね?
「そう。だから最初本当にまだ英語わかんない時、モダンダンスの授業があって、先生が、水とか空気とか、何かイメージして動いてみたいなことを言ってるんだけど、水はわかるけど、知らない単語言われてわかんないじゃん。なんか適当やってたらいいねって言われて、何を褒められたかわかんない。最初はそんな感じ。」

――(笑)アメリカ生活は結局何年ですか?
4年半。
――長い!!短大は?
「短大は2年だけどすごいゆっくりやってたから3年ぐらいかかったのかな。その後に、プラクティカル・トレーニングっていう1年間働けるビザがもらえて。それを使って、自分が行ってた大学のダンスの授業を講師としてやらせてもらった。そこで生徒に教えたり、あとお寿司屋さんで働いたりとか。」

――もう生徒に教えたりするって時点でもう、ペラペラになってるってことですよね?
「そうでもないけど、でもずっと同じことやってるから大体使う言葉って同じだから。もう2年3年クラスを受けてきてるから。逆に日本語勉強してくれって言ったりしてた。」

――今は日本にいるけど、勉強とか継続してたりするんですか?
「勉強してないかな。そもそも留学してたときも学校以外は勉強はしてなかった。勉強はしてないけど、喋る機会とかはできるだけ作るようにはしてると思う。仕事でどんどん使うし。」

――喋っていくのを続けることが大事っていうことですかね?
「なんか英語聞く環境を残すとか。こないだYouTube送ったじゃん、ああいうの見たり。そういうので離れないようにしてるというか。」

★井上さんおすすめのYouTubeチャンネル
「ルームメイトはCUTEなアメリカ人」
面白いし、英語の勉強になると教えてくれました!
ロサンゼルスでの生活を発信しており、日本語の字幕付きで自然な英語を聞けるので、英会話で実際に活用するのにとても良いなと思いました。
あと出てくる方がとても綺麗でかわいい!


――最後にズバリ英語ができるようになる極意みたいなことで言うと?
英語ができるようになるかは、何をもってなのかはその人次第で、読み書きができるようになりたいのか、喋れるようになりたいのか。読み書きができるようになりたいんだったらひたすら読んだ方がいいし書いた方がいいし、喋りたいんだったら喋った方がいい。

――とにかく喋る。そうですね。
「夢とかも、なんかたまに英語の夢見るときがある。そういうときはめちゃくちゃなんか調子がいい。波がある。」

――へえ、英語の夢!でもやっぱり、波があるのか…脳が複雑な時ほど、混乱して何も言葉が出てこないとかありますよね。
「なんか俺の勝手な偏見だけど、関西人めちゃくちゃ英語うまい。なんかグイグイいくでしょ。わかんなくてももう日本語と混ぜながら喋るの。だから自分のペースで喋るから、だんだん相手も乗ってくるし。
俺の友達の関西の女の子は、結局UCLAを首席で卒業したのか、めちゃくちゃ優秀だった。めっちゃギャルだった。その子はもう本当に関西弁でガンガン喋ってた。思い切りしかないと思うよ。
意外に聞いてくれるから。こっちが英語苦手なのはわかってるから、相手が言い換えてくれたりするし。」

――何か本場では遅すぎて申し訳ないとかって思っちゃうけど…
「それが余計だと思う。関西人はそう思わないから。関係あらへんみたいな。マイペースで。まだ喋ってるからみたいな感じで。完全な偏見だけど!」※個人の意見です笑
「普通に何か聞き返した方がいい。わかりやすい言い回しで言い直してくれたりするから、そういう言い方ならわかるわってなるじゃない。」

«««思い切りが大事、というのも、山元さんが言ってました!»»»
なんだか井上さんがすべてを統括してくれているよう。
やっぱり、最終的にはコミュ力が大事なんですね。
ありがとうございました。
自分の赴くままに、どんどん発する機会を作ろうと思います。

~まとめ~

極意をまとめると…
機会を作ってとにかく臆せず思い切り喋りまくる!継続と実践!!!

ということで海外生活を夢見る皆さん、ぜひ、一緒に英語で喋りましょう✊
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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