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【フォレスト出版チャンネル#160】ゲスト/編集者|かんき出版編集長が語る、企画の立て方、決め方

このnoteは2021年6月24日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。

子どもの教育から大人の教育まで、幅広いジャンルを出版する会社

渡部:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティーの渡部洋平です。今日は編集部の森上さんとともに、またすてきなゲストを迎えしてお届けしていきたいと思います。森上さん、よろしくお願いします。

森上:よろしくお願いします。

渡部:今日のゲストは、実はフォレスト出版チャンネルでは好評と言いますか、皆さん楽しみにしてくださっている編集者の方がゲストに来てくださる回になっています。

森上:そうなんですよね。実は今日お越しいただいたのは出版社の編集長でいらっしゃるんですけど、私はうちの会社の編集長として、編集長同士の付き合いがあります。それとはまた別に代表(社長)同士で、うちの会社の代表と今日お越しいただいた会社の社長さんとで懇意にさせていただいているということで、現場レベルでも、上のレベルでも仲良くさせていただいているという、今日はその出版社の編集長さんでいらっしゃいます。本当にベストセラーをどんどん生み出していて、いつも勉強させていただいている方なんですけど、今回はお忙しい中、ゲストにお越しいただき、本当にありがとうございますっていう感じです。

渡部:はい。さっそくですが、ゲストに登場していただきたいと思います。本日のゲストはかんき出版の編集長を務めていらっしゃる谷英樹さんです。谷さん、本日はよろしくお願いいたします。

谷:どうぞよろしくお願いいたします。

森上:よろしくお願いします。

渡部:ビジネス書を読まれる方であれば、知らない方はいないんじゃないかなということで、かんき出版から編集長に来ていただきました。では谷さん、最初に簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

谷:はい。現在はかんき出版の編集部で、チームが3つあるんですけれども、そのうちの1つのチームで編集長を務めさせていただいております。編集経験はかれこれ25、6年になりまして、かんき出版にはちょうど10年ぐらい勤めております。かんき出版ということで、主にビジネス書を中心に編集をしてきたんですけれども、最近はビジネス書がなかなか厳しい時代に入ってきたこともありまして……。健康美容とか、エッセイとか、ビジネス書以外の本を手がけたり。会社全体のことなんですけども、「ビジネス書のかんき出版」と昔は言われていたそうなんですけども、今は結構幅広く、いろいろなジャンルの本を扱っております。

森上:かんき出版社さんというと、子育ての本とかも昔から強い印象があるんですけど。

谷:そうですね。女性編集者も結構いるので、子育て本でのベストセラーとかもあって、「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」っていう本は、私の担当ではないんですけど、15万部とか。結構そういう本も多く出していますね。

森上:そうですよね。大人の教育から子どもの教育までという感じで。そういうイメージがありますよね。

谷:そうですね。

10年前の意外なる(!?)出会い

渡部:ありがとうございます。この後はぜひ、谷さんの代表作についてもお話いただきたいんですけれども、そもそも今回こうしてゲスト出演いただけた経緯と言いますか、森上さんは谷さんとどんなお付き合いをされているんですか?

森上:今、谷さんがかんきさんに入って10年ぐらいっておっしゃっていたんで、ドキッとしたんですけど、僕が最初に谷さんにお目にかかったのって、谷さんは覚えてるかどうかわからないんですけど、僕は2011年の10月にフォレスト出版に移ってきてるんですけど、そのときの入社した週に参加したセミナー、ビジネス書系の編集者がメインだと思うんですけど、それでたまたま座った席のお隣さんが谷さんだったんですよ。谷さんが、かんき出版さんとしていらっしゃっていて。直接は面識なくても、谷さんがご担当された本とか、例えば、千田琢哉さんというビジネス書の作家さんのご担当とかをされているっていう、僕の頭の中では記憶があって、千田さんをスター著者さんにされたのは、僕は谷さんなんじゃないかなと思っています。谷さんは数々のヒット作を生み出したエース編集者として、今もかんき出版でご活躍されているという印象が私にはあるんですよね。

谷:私も覚えていまして、確かうちの常務とWAVE出版の社長さんとかが主催する編集者向けのセミナーだったと思うんですけど。で、森上さんが入って来られて、私もかんき出版に入ったばっかりだったので。

森上:そうだったんですよね。聞いていると。

谷:そうですね。入ったばっかりではなくて多少は経っていましたけど。それで、「編集者をスカウトしろ」っていう会社から指令がありまして(笑)。

森上:(笑)。

谷:それで、とりあえず来た人には声をかけようかなというようなことがあったので、それで、森上さんにも声掛けをして、あと当時、あさ出版の女性の編集者の方もいらっしゃったと思うんですけど、その方にも声をいきなりかけて、変な人と思われちゃったかなと。

森上:そうだったんですね(笑)!

谷:そういうことがあったので(笑)。

森上:そっか、そっか。

谷:そんなにすごく社交的ではないんですけど(笑)。

森上:(笑)。

谷:それで森上さんにお会いして、「三五館さんにいらっしゃって、呪いの本(『呪いの解き方』)をつくられた」とか、そういうお話をされていて、「でも転職したばっかりなんです」みたいなお話を聞いて、これはちょっと転職の話はできないなと思って(笑)。今でも覚えています。

森上:そうだったんだ(笑)。

渡部:おもしろいですね。もう10年前の話で、森上さんはうちの社長から「勉強会に行って来い」と言われ、谷さんはスカウトという使命を受け、お2人が会って10年経って今日があるという。

森上:そういうことです。

渡部:お2人とも出世されて、編集長になられているというわけですね。

森上:(笑)。

谷:そういうことにしといたほうがいいかもしれないです。

千田琢哉さんはじめ、数々のスター著者を生み出す編集者

渡部:よかったです。その運命から今日の対談が実現しているんですけれども、谷さんがかんき出版さんに入られてから、代表作があると思うんですけれども、何冊かご紹介いただいてもいいでしょうか?

谷:はい。今、森上さんからお話があった千田琢哉さんの本が、実はかんき出版に入って1冊目の本だったんですね。前はきこ書房という会社におりまして、そのときに千田さんの本をきこ書房から1冊出して、それが確か3万部とか4万部とか売れたと思うんですけど、実はその担当は私じゃなくて、私はツタヤさんが当時「ビジネスカレッジ」っていうビジネス書の著者のDVDをレンタルする事業をやってまして、千田さんにそれに「出ませんか?」と、私がツタヤさんの担当者と親しくしていたんで、お声がけしたところ、千田さんは元々作家の自己啓発の中谷彰宏さんを尊敬して作家になったっていう経緯があって、「TSUTAYAビジネスカレッジ」自体に中谷彰宏さんが結構深く入り込んで事業展開してたもんですから、すごく喜んでくださってDVDに出たことで、私が転職して3日ぐらいしたときに……。私も挨拶も全然しないで転職してしまって、会社の代表メールに千田さんから、「谷さんという方がそちらに転職していると思うんですけど、原稿を書いたんで、もしよかったら見てもらえませんか?」みたいなメールが来たんですよね。で、それをありがたいなと思って拝見して、中身はもちろん面白かったので、ぜひ出させてくださいってつくったんですよ。入社が1月で出したのが4月だったんですけど、それが22万部。

森上:そうですよね!

渡部:いきなりの大ヒットだったんですね。

谷:ヒットになって、そのあと2冊ほどシリーズを出して、累計で32、3万ぐらいっていう。1冊目が1番売れているっていうのは、この10年間何してるんだって感じなんですけど(笑)。

森上:いやいやいや! (千田さんの御本は)言葉の本でしたよね。

谷:そうですね。タイトルがすごく長くて、『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』っていう本をつくったんですよ。

書影をクリックすると、amazonページに飛びます。

森上:そうだ、そうだ! URLをここに貼っておくので、チャプターをご覧になっていただければと思うんですけど。あれは本当に言葉シリーズと言うか、名言と言うか、そういったものを解説していくっていう、1話完結型の本ですよね?

谷:そうですね。見開きで、とにかく1つの項目を完結させるっていう。文字の量もそんなに多くなくて。でも、私がその本を出す前に、本田健さんとか、20代の本とかって、結構流行ってたんですよね。

森上:そうですよね。はい、はい。

谷:でも、意外と普通の本のつくりをしていたんですよね、20代の本の割には。なので、定価も思い切って1100円にして、本もちょっとだけ小さくしたんですよね。四六判から。

森上:小さかったんでしたっけ? 四六判よりも一回りぐらい。

谷:そうですね。左右を6ミリぐらい短くしたんですよ。

森上:なるほど、なるほど。

谷:中身も本当に文字の量が少なくて、当時、芳林堂にいらっしゃった三浦さんが、私が直接お聞きしたわけではないんですが、ツイッターかなんかで「本当に20代向けの本が出た」みたいな、「これは売れる」みたいなこと言ってくださったみたいで、実際に売れて本当に良かったなって感じなんですけど。

森上:そうそう。谷さんの代表作としてすぐ出てくるのが、その千田さんの本ですよね。そのあとに、あと追いで言葉を1話完結型で展開する本って結構出ましたよね。あれに感化されて、他の出版社からも。

谷:そうですね。それよりも千田さんの出版ラッシュがすごかったっていう記憶がありますけど(笑)。月に5冊ぐらい出してました。

渡部:月に5冊! すごいですね!

森上:月刊どころじゃないっていう話ですね。

谷:今や400万部ぐらいらしいですからね。著者の累計が。

森上:すごいですね。

谷:私が出したときは、まだ10万部もいってなかったんじゃないかな。

森上:そうですよね。間違いなく千田さんをスターにしたのは谷さんだと思うんですよね。本当にすばらしいなと思って。渡部さんも覚えてますかね? 千田琢哉さんとかあの辺のシリーズが出た頃。

渡部:そうですね。リアルタイムではないのですが、20代とか、すごく流行っていたというのは記憶にありますね。

森上:そうですよね。

3チーム体制で書籍づくり

谷:先日、25歳の新しい編集者がかんき出版に入社してくれたんですけども、私が担当したその千田さんの本を学生時代の就職するときに読んで、付箋いっぱいつけてくれて。

渡部:すごくうれしいですね。そうやって編集者の道に。

谷:そうなんですよ。そういう人がうちに来てくれたっていう、つながってるなあっていう感じがしました。

森上:ほんとですよね。その方は今、谷さんのチームにいらっしゃるんですか?

谷:それがうちのチームではなくてですね(笑)。別のチームにいるんですけども。

森上:先ほど、3チームあるとお聞きしましたが、編集者全員で何人ぐらいいらっしゃるんですか?

谷:今、たぶん14、5人で、いわゆる一般書チームって呼ばれているのが2チームで、あとは学習参考書をつくる学参チームっていうのが1チームで、計3チームで回している感じですね。

1人あたり年間7冊を編集・刊行

森上:なるほど。だいたい編集者の方は、年間どれぐらいつくられる感じなんですか? ノルマとかあるんですか?

谷:一応割り当てられてまして、多くて7点ですかね。

森上:それは実に健康的な、健全な点数ですね。今うちが、編集者は僕を含めて5人で、1人年間9冊なんですよ。

谷:あー、結構厳しいですね。きついですよね?

森上:きついです(笑)。でも、他社さんで月に1冊で年間12冊っていうところも聞いたりするので、そういう意味では、かんきさんは若干点数はいい意味で抑えられているって感じですよね。

谷:そうですね。なるべく丁寧につくるっていうことを心がけているので。

森上:すばらしい。

谷:そうですね。最大でも7点っていう感じで、今はやっていますね。

企画や書名タイトルは、どのように決めているのか?【かんき出版 篇】

森上:すばらしいですね。実際、企画をどうやって決めてます? うちは、Voicyでも何回か話しているんですけど、編集会議をやった後に営業との会議をやって、その後に経営会議っていう3回のハードルがあるんですけど、どんな感じで会議をされています?

谷:うちは月に2回、企画会議っていうのがありまして、そこに企画を出す編集者と、営業、PRプロモーション部、あと役員が出席しまして、その1回で判断するっていう感じですね。

森上:すごいな。じゃあ、編集者はたった1人で戦うわけですね。そのメンバーと。戦うっていう言い方はよくないけど(笑)。

谷:そうですね。ただ、だいたいチームで出席してって感じで、あと決裁権は編集長にあるので。

森上:そうですか!

谷:で、事前に相談とか受けているので。

森上:なるほど、なるほど。

谷:「こういう企画を出しますけど」という相談を受けた上で、企画会議に出しているので、「これはちょっと難しいんじゃない」っていうのは、相談の段階で話したりはしているので。

森上:なるほど、なるほど。そういう意味では、谷さんのチームメンバーがプレゼンに行く前に、谷さんがある程度内容を知った上で、出席するという感じになるわけですね。

谷:そうですね。私はもう基本的に出てきたものは、全部通そうかなと思ってるものですから(笑)。

森上:なるほど。

谷:だから、あまりに反対が多いと、ちょっとどうしようかなって思います(笑)。

渡部:イチ編集者の方の感性をかなり尊重しているというか、信頼されている感じなんですかね?

谷:うーん。と言うか、事前に話し合ったりとか、あと副編集長もいまして、主任クラスとか一般社員が、その副編集長と相談して企画をあげてくるので、そういう人のものは事前の相談とかはないんですけど、ただ企画会議の2日くらい前には企画書を配布するもんですから、それを見ておいてどうするかっていうのは決めているっていう感じですかね。

森上:なるほど。谷さんも基本的にだいたい年間6冊から7冊やられているんですか?

谷:私は現在、5冊ぐらいですかね。

森上:そうですか! マネジメントのお仕事がありますからね。

谷:そうですね。5冊が一応割り当てられている感じで。

森上:なるほど。じゃあ、チームメンバーのゲラとかも読んだりするんですか?

谷:そうですね。ゲラは初校なのか、再校なのか、メンバーがどのタイミングで、という判断をして、必ず一回は読むっていう決まりになってますね。

森上:そうですか。うちは各編集者、企画が通ったら、もう基本的に任せているって感じなので。

谷:なるほど。それはいろいろな編集者さんのキャリアと言うか……。でも、うちは結構ベテランの人でもゲラは一応読むことになってますね。

森上:そうですか。でも、それはそれで健全な感じですよね。さすがにうちも、タイトルは会議をするんですけど、タイトル会議とかやったりしますか?

谷:そうですね。タイトル会議はありまして、営業部とプロモーション部の方が出なくて、役員が出席するので、そこの場でなるべく決めるように、っていう感じでやってます。

森上:そうですか。じゃあ、谷さんのチームメンバーが出るときは、谷さんもそこに参加してみたいな感じになるんですか?

谷:そうですね。ファシリテーションを編集長がすることになっているんで。

森上:なるほど、なるほど。ファシリテーション役としても、その会議出られるということなんですね。

谷:そうですね。

本を売るためにやっていること

森上:あと、どうしてもお聞きしたいなと思ったのが、御社の書店の店頭でのイメージとして、かなり販促物をしっかり作られている印象があって、あれはもうプロモーション部が全部やるんですか? 編集者はやらない感じですか?

谷:プロモーション部は広告のデザインとかはしますけど、POPとかパネルは、営業部と編集者でつくるっていう感じですかね。

森上:なるほど、なるほど。

谷:あと、プロモーション部の仕事はいわゆるパブとか。

森上:メディアに露出するための。

谷:そうですね。東洋経済オンラインとか、そういうところに出していくっていう。そういう仕事ですかね。

敏腕編集者が語る、企画の立て方

森上:なるほどね。そうすると、タイトル会議とか、販促物に関しては、うちと似ているかもしれないですね。企画のネタっていうのは、谷さん流がおありだと思うんですけど、ざっくり言うと、人から企画を考えるが、テーマから考えるかって、たぶん両方あったりすると思うんですけど、どっちのほうが多いですか?

谷:そうですね。どっちなのかな。やっぱりどうしても年数経つと、(人の)紹介とかが多いじゃないですか。紹介されると、著者さんから入ることのほうが多くなるんですかね。

森上:なるほどね。その人から何か引き出すと言うか、売れるテーマを引き出していくっていう。企画から人を探すっていう場合もあるけども、って感じですかね?

谷:そうですね。でも、一昨年ぐらいに出した本は「モヤモヤさまぁ〜ず2」を見てて、そしたら当時68歳か69歳で、すごくおきれいな方がいて、美貌を保つためのメソッドをさまぁ〜ずさんとかにやっているのをたまたまテレビで見て、「この人、おもしろいなあ」と思って、ネットで検索したら、小冊子を出しているっていう情報があって、小冊子を出しているなら本ができるんじゃないかと思って、次の日に電話したんですよ。そしたら他から何のオファーも来てなかったみたいで。

森上:1番乗りだ! 1番乗り。

谷:「じゃあ、やりましょう」っていうお話になって、それが『奇跡の69歳が証明! マイナス15歳の顔になれる アップップメソッド』っていう本ですね。

書影をクリックすると、amazonページに飛びます。

森上:あ! ありましたね! はい、はい。

谷:これは、まだ初版の段階で、テレビ出演が決まってしまい、要するに市場にそんなに在庫がないわけですよ。

森上:市場に在庫がない時点で、もうメディアに出ちゃったんですね。

谷:そうなんですよ。そしたら、アマゾン総合2位とかにいきなりなって、でもものがないっていう感じで(笑)。

森上:一番苦しい感じですね。

谷:で、2回目もあって、オリコンニュースっていうので紹介されて、それがヤフーニュース転載されたんですよ。著者の顔付きでトップページに上がったんですよ。

森上:ほう、ほう。

谷:そのときもアマゾンで総合2位ぐらいまで上がったんですけど、そのときも、まだたぶん2刷とか、そのぐらいで……。

森上:(笑)

谷:全然在庫がない状態で、すぐにカートが落ちてみたいな。

森上:そうなんですよね。難しいですよね。

谷:こちらでコントロールできないので。本当だったら、充分に在庫がある状態で、メディアに出てほしいんですけど。

森上:いや、本当ですよね。あるあるですよね。それは悔しいですね。でも、『奇跡の69歳が証明! マイナス15歳の顔になれる アップップメソッド』は存じ上げていたのですが、売れたんじゃないですか?

谷:でも、結局タイミングが悪かったんで2万部くらいで今のところ落ち着いている感じですね。でも、その後も切れずに、テレビからオファーが来てはいるんですけど。

森上:そうでしょうね。すごく僕も覚えています。あの表紙も覚えています。

渡部:テレビ受けする企画っていうのがあるんですね。

森上:そうなんですよね。まだいろいろとお話をお聞きしたいところなんですけど、ちょっとお時間的に……。

渡部:そうですね。この続きは明日また谷さんにじっくりお話していただきたいと思います。今日はかんき出版さんのいろいろな事情、そして森上さんとの出会い等々含めて、いろいろとお話していただいたんですけれども、明日は谷さんが担当された本の中で、『ボケ日和―わが家に認知症がやって来た! どうする? どうなる?』という本があるんですけれども、こちらについても詳しく聞いていきたいと思っております。

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森上:そうですね。今、この本についてちょっと気になるなという方はURLを、またこのチャプターに貼っておくので、ぜひチェックしてみていただいてから、明日の放送を聞いていただくと、よりいっそうおもしろいかなと思います。

渡部:はい。それでは谷さん、本日はご出演いただきまして、ありがとうございます。

谷:ありがとうございました。

森上・渡部:ありがとうございました。

(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)


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