フォレスト出版って、どんな会社?
はじめまして。
フォレスト出版編集部
編集長の森上功太(もりうえ・こうた)と申します。
大学卒業後、書籍編集に携わって以来、旅行ガイドブックにはじまり、アウトドア、専門書、健康実用、歴史、ノンフィクション、エッセイ、写真集、スピリチュアル、ビジネス、自己啓発、人文・心理など、いわゆる文芸ジャンル(小説)以外の書籍を企画、編集してきて、早20年以上になります。
フォレスト出版には2011年10月に他の出版社から移籍してきました。
私の苗字にある「森」(フォレスト)が社名に入っていることもあり、勝手に親近感を持っています。
ちなみに、私がフォレスト出版に移籍してきたとき、すでに「森下」さんが在籍していたので、これで「森中」さんがいれば「上・中・下」でコンプリートだと、これまた勝手に考えておりました。
さて、そんな私が在職している「フォレスト出版」って、どんな会社なのか?
「フォレスト出版」という出版社を初めて聞いた方もいらっしゃると思いますので、ここで簡単に会社紹介をさせてください。
フォレスト出版の創業は1996年です。
1996年当時の私は、まだ大学3年生。
学生時代から出版業界に入りたいと思っていたので、出版業界を目指す学生なら誰もが持っていたであろう、創出版発行のバイブル『マスコミ就職読本(新聞・出版篇)』を私も例に漏れずに熟読していました。
しかし、そこには「フォレスト出版」の会社名は見当たりませんでした。
いや、私が見過ごしていただけかもしれません。
ただ1つ言えることは、就職活動のとき、私の中では存在しない会社だったということです。
私が「フォレスト出版」の存在を初めて知ったのは、1999年に刊行された『あなたの会社が90日で儲かる!』(神田昌典・著)です。
目がチカチカしそうな蛍光ピンクのカバーは、当時の出版業界に衝撃を与えました。
ちなみに、弊社が刊行している新書レーベル「フォレスト2545新書」のカバーにも、同書と同じピンクのインクを使用しています。
一部社員の間では、このピンクを「フォレストピンク」と呼んでいる人がいるとか、いないとか。
とにかく『あなたの会社が90日で儲かる!』は、中小企業の経営に一線を画すベスト&ロング・セラーとなりました。
そこからは、神田昌典さんの著作を中心に「中小企業のための面白くて使えるビジネス書」路線を確立します。2000年刊行の神田さんの『あなたもいままでの10倍速く本が読める』もベストセラーになりました。
また、神田さん以外にも、
『大好きなことをしてお金持ちになる』の本田健さん
『「できる人」の話し方&コミュニケーション術』の箱田忠昭さん
『「心のブレーキ」の外し方』の石井裕之さん
『英語は逆から学べ!』の苫米地英人さん
『怒らない技術』の嶋津良智さん
などなど、数々のベストセラーを連発し、ビジネス・自己啓発・脳科学・心理学ジャンルのスター著者を続々と世に送り出していきました。
このジャンル構成は、今もそんなに大きくは変わっていません。
当時、他の出版社に在籍していた私は、「フォレスト出版」の勢いに圧倒されたのと同時に、お恥ずかしながら、同業他社として嫉妬心が入り混じった、ある種のザワつきを感じていたような気がします。
その数年後、自分がフォレスト出版に入社することになるとは……。
月並みな表現ですが、人生はわからないものです。
フォレスト出版は、「出版事業」だけではなく、「セミナー・教材事業」も事業展開しているのですが、本格始動したのも、ちょうどこの頃だと聞いています。
本を読んでくださった読者の皆さんの「実際に著者に会ってコミュニケーションをとりたい」「講義を受けたい」「家などでもっと深く勉強したい」といったニーズに応える形でスタート。
当初はFAX通信からスタートした事業も、CD、DVD、ダウンロード形式、オンライン講座など、時代や環境の変化、ニーズに合わせながら、多くのコンテンツを開発してきました。
「フォレスト出版って、どんな会社?」という問いに対する答えはいくつかありますが、日本国内に多くの出版社があるなかで、フォレスト出版の特徴を挙げるとすれば、この「デジタルコンテンツ事業(セミナー・教材事業)」の存在があります。
そして、出版事業の特徴としては、
「まだ光が当たっていないが、世の中が求めているダイヤの原石(人物やメソッド)を見つけ、磨きあげてコンテンツ化する」
「フォレストだからこそのテーマの創出と提案をつねに意識した企画・編集する」
というものがあります。
近年の刊行書籍でいえば、
『「めんどくさい」がなくなる本』(18万部突破)の鶴田豊和さん
『自分を劇的に成長させる! PDCAノート』(10万部突破)の岡村拓朗さん
『お金は寝かせて増やしなさい』(10万部突破)の水瀬ケンイチさん
といった作品・著者陣もその一例です。
今も昔も、この信念は貫かれているのではないかと感じています。
その根幹には、弊社の創業者であり、代表取締役社長の太田宏の存在があります。
「1勝9敗でいいから、新しいこと、面白いことをやろうぜ!」
「3割バッターだったら、いいじゃないか」
が口癖です。
誰だって「9勝1敗」がいいに決まってます。
誰だって「3割バッターより4割バッター」を待ち望んでいるに決まっています。
それでも、現場には、新たな挑戦がしやすい自由な環境、文化があるのが「フォレスト出版」なんです。とはいえ、社員の給料は「年俸制」なので、結果もある程度求められるわけですが(笑)。
そんな太田以下、フォレスト出版が掲げているビジョンとミッションにその一端を感じ取っていただけると思います。
【ビジョン】
新しい一歩を発信する会社となる。
―自由・創造・愛・感謝―
【ミッション】
1.勇気と知恵が湧く実践的な情報を、驚きと感動でお伝えする。
2.常識や過去の実績にとらわれない自由な発想と行動で社会に貢献する。
なお、フォレスト出版の社名の由来は、
「1本の木がやがて知恵の森になる」
という代表の太田の願いを込めたものです。この思いを継承する我々は「1本の木を森にする出版社」と自らを位置づけています。
フォレスト出版創業25年目に入った2020年、世の中の潮流は大きく変わろうとしており、書籍そのものも大きな変革の時期を迎えています。
これからも、読者の皆さんが夢と幸福を実現するために必要な「新たな一歩」を踏み出すためのコンテンツ(書籍・音声・動画など)を提供し、さまざまな表現手段をイノベーションして追求していきます。
フォレスト出版を初めて知った方も、今までフォレスト出版を知ってくださっていた方も、今後のフォレスト出版のコンテンツと挑戦にご期待ください。
▼音声で聴きたい方はこちらから(Voicy|フォレスト出版チャンネル)
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