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いまどきのイケてる人材はTwitterで転職する。

前回公開した前書きの最後に、「SNSが急速に発達したことにより、優秀な人材は転職市場に出る前に、友人からの紹介や口コミ、直接応募などで転職が成立しつつあります」という一文がありました。

たった1人で1年半で68人を採用した【採用モンスター】の鴛海敬子さん(以下、おっしーさん)曰く、「♯ Twitter転職」なんていうハッシュタグがあるほどなのだとか・・・。

 フォロワー数はビジネススキルのひとつと言われるくらい、個人の影響力が大きくビジネスチャンスになりうることも多くなってきた近年、SNSを活用しない理由がなくなってきました。とくにビジネスリテラシーの高い人は、気になる起業家に直接DM(ダイレクトメッセージ)を送り、アポを取りビジネスに活かしたり、そこから採用!なんて道もザラにあります。
「♯Twitter転職」なんていうハッシュタグもあります。もう完全に旧来の紹介会社からの企業紹介待ちの姿勢での転職活動ではないやり方での転職スタイルが生まれてきているのです。
 紹介会社経由の場合は、すでに転職を決めている人たちなので、採用ターゲットとしては大事な属性です。TwitterなどのSNSの場合は、まだ転職意欲がなかったり、低かったりなどしますが、こうした転職潜在層に長期的にタッチポイントを増やしていくことで、将来的に優秀な人材の採用を実現することができます。
 繰り返しになりますが、イケてる人ほどネットワークが強いので、転職市場に出る前に転職先が決定していることが多くあります。そこにいかに入り込むかが重要なのです。いい人材の確保、という点では、紹介会社頼みでは枯渇していく時代になりました。

――『予算ゼロでも最高の人材が採れる まちがえない採用』(鴛海敬子 著)より抜粋、編集

おっしーさんが、前職で1人当たりの採用単価3万9725円を実現したのにも、Twitterの力が大きかったとか。

Twitterはもともと匿名性が高く、誰だかわからない状態で自分の気持ちをシェアするSNSとして確立していましたが、近年その属性が変わり、顔出し名前出しで運用する著名人や経営者が増えてきており、やる気のある人たちは、DM(ダイレクトメッセージ)などで気になる経営者や人事担当者に直接アポを取り、採用につながるケースが増えているそうです。

つまり、媒体に求人票を出すだけ、紹介会社に依頼するだけ、では、優秀な人材を獲得するのが難しくなってきているのです。おっしーさんは、「いかにSNS上に自社の情報を置いておくかが重要」と言います。

以下は、各種SNSや求人ツールの効果的な使い方について図解したものです。

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上記を参考に、各種ツールをどのように使っていくか決めたのち、Twitterなどの拡散ツールでいかに目に留まるか、アカウント名やプロフィール、バナーなどを作りこんでいきます。

『予算ゼロでも最高の人材が採れる まちがえない採用』では、そうした作りこみ方をはじめ、おっしーさんがSNSを駆使して、予算をかけず、大量採用を実現したノウハウを事細かに公開しています。ぜひ参考になさってみてください!

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(編集部 杉浦)

Photo by Magnet.me on Unsplash


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