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#メイク

アルカリ性じゃない石けんは「合成洗剤」だということと、健康なお肌を保つケアの話。

前回、お肌のバリア機能を極力壊さず、健康な肌を守りながらも汚れを落とすことができるものとして、「石けん」をご紹介しました。 洗った後、顔であれば、化粧水をつけたりしますよね。今回は、健やかなお肌を保つための洗った後のケアについて、『ウソをつく化粧品』(小澤貴子 著、2015年刊行)より抜粋・編集して、ご紹介します。 *** お肌の新陳代謝を促すコツ 肌のバリア機能がきちんと働いている健康な肌の人の場合、肌のバリア機能を守らなければならないといって、ただ単純に肌を保護する

お肌のバリアを守りつつも汚れを落とすにはどうする?

先週、秋雨前線から一転して、残暑が厳しいと書いたのですが、また一気に肌寒い日々ですね。今日は近所の銭湯の熱めのお湯にどっぷり浸かりに行こうかなと思います。 前回は、油と水を混ぜる力が強力なために健やかな肌環境を壊しているという「合成界面活性剤」についてお話ししました。 私たちの皮膚を守る皮脂膜は、合成界面活性剤が配合されたクレンジングやシャンプー、ボディシャンプーなどの洗浄剤を使うと洗い流されてしまうのだそうですが、安全に肌の汚れを落とすにはどうしたらいいのでしょうか?

お肌の若々しさを守るために避けたほうがいいものとは?

全国に被害をもたらした秋雨前線の影響から一転、強い日差しが戻ってきました。 強烈な夏の紫外線を避けるために、帽子に日傘、日焼け止めなど、あらゆる装備を動員したくなりますが、まずは、お肌そのもののバリア機能が健康であるかが大切です。 こちらの記事で、肌のバリア機能を壊すものとして合成界面活性剤について触れましたが、私たちの皮膚を守る皮脂膜は、合成界面活性剤が配合されたクレンジングやシャンプー、ボディシャンプーなどの洗浄剤を使うと洗い流されてしまうそう。 「次回は『お肌のバリ

日常に潜む「お肌のバリア機能」が壊れる瞬間。

これまで、肌は私たちの体を守ってくれている大事なバリア機能であることをお伝えしてきました。 そして、 肌の内部に有効成分を届けるための浸透剤によってお肌のバリア機能が壊されていること 必要以上の保湿によってお肌の正常な新陳代謝が妨げられていること をお話ししてきました。 お肌を健やかにするはずの化粧品によって、私たちはお肌のバリア機能を壊してしまっていることがあるわけですが、私たちも知らずに、日常生活のなかで自ら壊しているシーンがあるとのこと。 今回は、日常に潜む

かならずしも「お肌には保湿が大事」ではないという話。

前回、皮膚は、体重の約8%を占める人体最大の臓器であり、私たちを守ってくれている大事なバリア機能である、というお話をご紹介しました。 では、どうしたら、このバリア機能を健康に保つことができるのでしょうか? お肌を保護しようと、よかれと思って使っている化粧品が逆効果になってしまっている場合があるようです。 『ウソをつく化粧品』(小澤貴子 著、2015年刊行)より抜粋・編集して、ご紹介いたします。 *** 必要以上の保湿は肌の新陳代謝を阻害する 前回、表皮細胞は、生まれた

どうして肌のバリア機能をわざわざ壊すの?

これまでの記事で、化粧品を選ぶ際に注意しなければならないこととして、「成分を肌の内部まで届ける浸透剤と併用されているかどうか」というお話が何度となく出てきました。 浸透剤との併用をなぜ気をつけなければいけないのか、知っておきたい基本的なお肌の仕組みについて、『ウソをつく化粧品』(小澤貴子 著、2015年刊行)より抜粋・編集して、ご紹介いたします。 *** 皮膚は、体重の約8%を占める人体最大の臓器  人の体は大部分を水分が占め、水分の割合は年齢等によって異なりますが、新

乾燥肌やアトピーなど、肌が弱っている人ほど「植物エキス」に注意してほしい。

前回の記事で、「自然のものなら当然体にやさしいし、肌にもやさしいはず」というイメージだけで、オーガニックコスメ、ナチュラルコスメ、自然派化粧品を選ぶことは危険であることをお伝えしました。 特に、オーガニックコスメや自然派化粧品に配合される成分が「植物由来であること」「成分を肌の内部まで届ける浸透剤と併用されていること」に問題があるというお話でした。 植物には「植物毒」と言われるものがあります。薬が、薬として効果を発揮するときもあれば、ときに毒にもなることもあるのと同じこと

“いい化粧品”が次々開発されているのに、なぜ肌の悩みはなくならないのか。

プロの理美容師の方々を中心に、皮膚の構造や化粧品化学について、「皮膚美容科学」として講習会を行っている東京美容科学研究所の小澤貴子さん。皮膚科学をベースにした〝正しい手当〟について伝えている小澤さんのもとには、毎日のように、 「石けんで洗えないくらい、肌がヒリヒリします。使っている化粧品の成分を調べてもらえませんか?」 「オーガニックの自然なものを使っているのに、どうしてかぶれるのでしょう? 私の肌が悪いんでしょうか・・・」 といった悩みが寄せられるそうです。 こうした

「オーガニックだから安全」ではない。本当に肌にいい化粧品を選ぶ3つのポイント

前回、【ほとんどの人が「本当に肌にいい化粧品」を知らない】というお話をご紹介しました。多くの人が肌にいいと信じて買い求める化粧品のなかに、【オーガニック化粧品】があるのではないでしょうか? 今回は、オーガニック化粧品も実は安全とは言い切れないというお話です。 記事の後半では、これまでのお話を踏まえた【本当にお肌にいい化粧品を選ぶときの3つのポイント】をご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。 *** オーガニック化粧品はほんとうに肌にいいのか? オーガニック化粧

「いいね!」が1万ついた【肌トラブルは化粧品がつくり出している】という話。

本日6月11日は、暦の上では入梅(にゅうばい)と言われ、入梅とは、梅雨入りのことを指すそうです。梅雨入り前とは思えない気温の高さですが、これに梅雨も伴ったら、ますますマスクが息苦しくなってきますね。 1年以上続くマスク生活で、肌トラブルに悩み、皮膚科を受診する人が増えているとか。また、オンライン会議で、画面に映る自分の顔を頻繁に見るこようになり、スキンケアに興味を持ち始めた、なんていう男性も増えているそうです。 実は、私自身、かつて肌トラブルに悩まされていました。ある出来

ほとんどの人が「本当に肌にいい化粧品」を知らない、という話。

先日、ご紹介した「肌トラブルは化粧品がつくりだしている」というお話。 上の記事でご紹介した東京美容化学研究所所長の小澤貴子さんは、おもにプロの理美容師さんたちを中心に皮膚の構造や化粧品化学について講習会を行ってらっしゃる方です。その小澤さんが2015年に上梓された『ウソをつく化粧品』から、本日は、【「肌にいい化粧品」がどのようなものか、多くの人が知らない】というお話をご紹介します。 *** 大手化粧品会社による白斑被害は起こるべくして起こった  祖父が始めた美容大学(現

【清】もはや言葉もいらない魅力の持ち主。

「いつも人に覚えてもらえない」「私はいてもいなくても同じ」なんて切ないお悩みを抱えている方、もしかしたら、あなたは、あの松嶋菜々子さんや広末涼子さんと同じ魅力の持ち主かもしれません。 誰かが、「あの人なんか気に入らないんだよね」と悪く言ったとして、悪く言った方が性格が悪いんじゃないかと思われてしまう不思議な人。微笑むだけで世界平和が訪れるような人。 本日は、そんな【清】の人の魅力について、『毎朝、自分の顔が好きになる』(内田裕士 著)より、お伝えいたします。 清  清の

【萌】助けを求められたら誰も断ることができない最強キャラ。

「どうしていつも子ども扱いされるの?」「ナメられなくないから頑張る!」・・・密かにそんな闘志を燃やしているあなたは、もしかしたら、最強キャラ【萌】かもしれません。〇〇りん、とか、○○たん、といったあだ名で呼ばれることも多いかもしれません。 私自身は、これからご紹介する本文の記事で言うと、怪力キャラにされがちなのですが、バカにされまいと頑張る萌の方の心境を想像すると、ヒリヒリするような気持ちになりますね。 今日からは、ぜひ、その最強ビジュアルを活かして、すべてを手に入れてい

「私オッサンだから」と言う女性ほど実は色っぽい!【艶】の魅力を発揮しよう!

目が一重だからアイプチで目を大きく見せたい、輪郭が丸いからシャドーを入れてすっきり見せたい、ぽってりした唇に見せるためにオーバーラインぎみしてグロスをしっかりのせる・・・。 メイクはさながら欠点を矯正する手段のようです。 「メイク本なのに泣ける!」と話題になった『毎朝、自分の顔が好きになる』では、あなたが欠点だと思っているところが実は長所であり、魅力そのものである、というお話をしています。 突出した魅力は人を惹きつけるだけに、予想以上の反応をもたらしてしまい、時にそうし