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フォレスト出版立ち読みの本棚

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フォレスト出版の新刊・既刊・これから出る本の試し読みができるコーナー
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記事一覧

プレイングマネジャーがプレーヤー業務に押しつぶされる理由

フォレスト出版編集部の寺崎です。 前回記事で『成果を上げるプレイングマネジャーは「これ」をやらない』のまえがきを全文公開しました。 今日はそのなかでも一番の問題となっている「プレイング業務の増加」について書かれている部分をご紹介します。 *** プレイングマネジャーの仕事が増える理由「はじめに」で、管理職の9割前後が自らプレイヤーの役割を担っているプレイングマネジャーだという話をしました。なぜこのように高い割合の管理職がプレイヤーの役割をしているのでしょうか。  それ

【受験生応援!再掲】暗記法・記憶法は“バカバカしい”ほど覚えられる

クリスマスシーズンですが、最後の追い込みに入っている受験生にとってはそれどころではないはず。年号や英単語の暗記で頭の中がパンク寸前、発狂に近い精神状態かもしれません。 そこで、少しでもお役に立てればと、暗記法・記憶法について説明して好評だった3年前の記事を再掲しましょう。 勉強法のジャンルにおいて、暗記法や記憶法を解説した本というのは定番ですよね。しかし、見たものを絶対に忘れない「写真記憶」のようなスマートな方法を期待して読むとガッカリさせられます。結局のところ、そのメソッ

【ぼっち起業】視聴回数爆少なのに、商品・サービスが爆売れした秘密

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。   SNSでマネタイズしようと思ったら、フォロワー数を増やすことに一生懸命になる人が多いようです。漁で言えば、できるだけ網を大きく広げて魚を獲ろうという考え方に近いでしょう。   動画系SNSでいえば、フォロワー数と同じぐらい、いや最近はそれ以上に重要視されているものに「視聴回数」があります。視聴回数を増える分だけ、マネタイズの可能性が高くなるという考え方です。   ただ、自らが「ぼっち起業家」にして、今までに多くの陰キャの方々

全国の悩めるプレイングマネジャーを「無理ゲー」から救う本

フォレスト出版編集部の寺崎です。 最近、「罰ゲーム化する管理職」というワードをメディアでよく目にします。これはいったいどういうことでしょうか。 管理職になりたがらない人も近年増えています。 日本能率協会が全国の一般社員に対して行った調査によると、実に7割以上が「管理職になりたくない」と答えたそうです。 管理職、マネジャーに何が起こっているのでしょうか? 「マネジャー」と一口に言っても様々ですが、現在では「プレイヤーの役割」をこなしつつ、「マネジメント」もしなければな

『死ぬまで使わない日本語』超難問日本語クイズ!

弊社のVoicy、フォレスト出版チャンネルでは月曜日~金曜日の5日間、毎日さまざまなネタを放送しております。その中の毎週月曜日に、小生は恥ずかしながら「まったりマンデー」という番組のパーソナリティをさせていただいております。 この番組では、小生ともう1人のパーソナリティの2人で、本や出版にからめたたどたどしいトークをするのですが、先日は小生が編集した本『死ぬまで使わない日本語』の紹介がてら、2週にわたってクイズ大会を行いました。 『死ぬまで使わない日本語』に掲載されている言

【ぼっち起業】SNSは、人気より〇〇にコミットして、フォロワーはいらない

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。   今の時代、起業家にとってSNSはビジネスにつなげるうえで欠かせないツールであることは、誰もが認めるところでしょう。   そんなSNSですが、一般的には、影響力を測る1つの指標として「フォロワー数」にこだわる人が多いようです。自称インフルエンサーと言われる人の中には、わざわざフォロワー数を購入する人もいるとか、いないとか。   ただ、自らが「ぼっち起業家」にして、今までに多くの陰キャの方々を起業で成功に導いてきた「ぼっち起業コ

半導体は日本経済を救うのか?――『半導体ニッポン』まえがき全文掲載

フォレスト出版編集部の寺崎です。 パソコン、スマホ、電気自動車、インターネット回線、(今後の発展が期待される)量子コンピュータなどなど……現代人にとってのこうした文明の利器のどれにも欠かせないものがあります。 それが・・・・・ 半導体です。 昨今では生成AIをはじめとするAIの勃興とともに、大量の半導体が必要になってきていて、今後のAIの発展を想定すると、さらなるニーズの高まりが予想されるのが「半導体」でしょう。 それを証明するかのように、エヌビディアが時価総額1兆

「前向きにふり返る」ことで、小さなアイデアが育っていく

フォレスト出版編集部の寺崎です。 今日はいよいよ『生きるためのデザイン思考』の基本ステップである最後の「ステップ3 ふり返る」です。これにて完結です。 これまでのステップの解説をご覧いただいていない方は、ぜひ過去記事をどうぞ。 繰り返しとなりますが、『生きるためのデザイン思考』(渡辺拓・著)で解説されている「超デザイン思考」は次の3ステップを踏みます。 ❶アイデアを育てる ❷実験してみる ❸ふり返る 今日は最後のステップ❸「ふり返る」です。 それでは行ってみましょう

「臘虎膃肭獣猟獲取締法」「猫の魚辞退」…生物にまつわる「死ぬまで使わない日本語」

好評発売中の杉岡幸徳『死ぬまで使わない日本語』。 先週の記事では、本書に掲載されている地名にまつわる言葉をピックアップしてまとめてみました。 今週は、生物にまつわる言葉をいくつかピックアップしてみたいと思います。あらためて掲載されている言葉を見ると、動物や生物の名前が入った言葉が多いこと。 動物の名前と字面でなんとなく意味を類推できる言葉もあれば、何を意味しているのかさっぱりわからない言葉も……。 また、生物の中でも「猫」関連の言葉が多いことが印象的でした。古来より、猫は

【ぼっち起業】成功する「ぼっち起業家」に共通する、お金の使い方の原則

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。   一般的な起業だろうと、ぼっち起業だろうと、「お金の使い方」はその人の哲学やセンスが出てきます。それはお金に対する考え方も如実に出てくるものです。   自らが「ぼっち起業家」にして、今までに多くの陰キャの方々を起業で成功に導いてきた「ぼっち起業コンサルタント」として知られる杉本幸雄さんは、成功する「ぼっち起業家」に共通するお金の使い方の原則があると言います。   今回は、杉本さんの新刊『「ぼっち起業」で生きていく。』のなかから

アイデアが浮かんだら、最短最速で検証すべし。

フォレスト出版編集部の寺崎です。 本日も「デザイン思考の実践」について解説してまいります。過去の記事をまだご覧でない方はぜひご参考ください。 繰り返しとなりますが、『生きるためのデザイン思考』(渡辺拓・著)で解説されている「超デザイン思考」は次の3ステップを踏みます。 ❶アイデアを育てる ❷実験してみる ❸ふり返る 今日はステップ❷「実験してみる」です。 *** 最短・最速でアイデアを検証する 2つ目のステップは「実験」。小さな理想のタネができたら、それをさっそく

「で、どうしたいの?」に気づくための自問自答法

フォレスト出版編集部の寺崎です。 これまで新刊『生きるためのデザイン思考』についてご紹介してきました。 今日からはいよいよ実践編です。本書で解説する「実践する超デザイン思考」は3つのステップからなります。 ❶アイデアを育てる ❷実験してみる ❸ふり返る 今日はまず最初の「ステップ❶アイデアを育てる」です。 *** 五感を使って、自分の枠を超えた理想を見つける まずは、「アイデア」というステップです。今の状況から前に進むための「理想を生み出す」のがここでの目的です。

「洞ヶ峠」「横浜行ってきます」…地名にまつわる「死ぬまで使わない日本語」

先週発売されたばかりの新刊『死ぬまで使わない日本語』(杉岡幸徳)ですが、「そんな無駄なことが書かれた本を誰が買うのか?」という疑問の声がある一方、「だからこそ読みたくなる」という声もあります。 いずれにせよ、関心を持っていただけるのはありがたいですし、そうした声を見越したタイトル付けをしたわけです(著者じゃなくて、実は私が読者の心を読んで裏で糸を引いていたんだよ、エッヘン!みたいな感じのこと書くと、某note記事のように炎上しそうなので、誇示するのはこれくらいにしときます)

【マーケティング】消費者の隠れた「ニーズ」を発見するための3つの視点

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。   アイデアが思い浮かばない、次の一手が見つからない――。そんなとき、誰しも煮詰まってしまうことがあるものです。   顧客のニーズを的確に把握し、それに応じた商品やサービスを提供したいが、なかなか思うようにいかない……。ニーズを理解したつもりでも、それだけでは十分でないこともあります。   今まで2万人超の消費者の潜在ニーズを掘り起こしてきた、気鋭の消費者心理分析専門家として知られる犬飼江梨子さんは、新刊『消費者ニーズの解像度を