マガジンのカバー画像

フォレスト出版立ち読みの本棚

824
フォレスト出版の新刊・既刊・これから出る本の試し読みができるコーナー
運営しているクリエイター

2021年3月の記事一覧

言われてみれば確かにそう…会議を短くするには○○をあらかじめ決めておく

「世の中の会議は長くて、時間の無駄っ!」(CV:渡辺謙、ハズキルーペ「世の中の文字は小さすぎて、読めないっ!」風に) と感じている人は多いはず。 もうこれはどこの会社でも「あるある」なのではないでしょうか。 本日は編集会議があるのですが、だいたいいつも3、4時間はかかります。ただ、編集会議については、編集部全員のアイデア出しがメインで、そこから思いもよらぬインスピレーションを得ることができる大事な機会です。ですので、こうしたまとまった時間を使うことは、売れる本をつくるうえで

頭ではなく、〇〇〇で考えると、悩みが軽くなる

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 私たちは、ふだん「頭でよく考える」ことを良しとされています。年を重ねていくにつれて、経験や知恵、知識が培われ、さらに「頭でよく考える」ようになります。 しかし、メンタルの面からみると、「頭でよく考える」ことがさらに苦しみを深くしてしまう場合があるようです。 統合療法気功師として「心健導場」を主宰し、「おせっかいばぁば」として、今までに1万2000人以上を救ってきた天明(てんめい)さんは、 目の前の悩みに対して「頭で考える

「言葉」は人類が用いるもっとも効き目のある薬である

こんにちは。フォレスト出版編集部の寺崎です。 今週、健康診断の結果が届きました。毎度のことながら、血糖値と肝臓のγGDPがヤバいのですが、今年はリモートワークによる運動不足から中性脂肪もヤバ数値に加わってきました。 「健康診断が病気をつくりだす」と指摘するひともいますが、たしかにそうした面もあるかもしれません。 というわけで、これまで『病は口ぐせで治る!』(原田文植・著)の内容を紹介して参りましたが、いよいよ「病気が口ぐせで治る」メカニズムを開陳します。 ▼関連する過

不可能と言われた【春水堂】の日本上陸を飲食未経験の水道屋がなぜ実現できたのか?

「タピる」「タピ活」といった新語まで生み出したタピオカブーム。インスタを始めとしたSNSで映える投稿が数々アップされ、出店ラッシュが続くも、どの店も連日大行列。タピオカミルクティー発祥の台湾も観光地として注目され、2019年の「行った・行きたい」渡航先ランキングの1位になるほどに。 そんなブームの発端となったのが台湾の老舗ブランド「春水堂(チュンスイタン)」の日本上陸でした。 しかし、その春水堂、実は、「海外進出はしない」というポリシーを掲げ、世界各国から申し込まれる招致

最近、言葉のお薬、使っていますか?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 幼いころ、つまずいて転んでしまったとき、まわりの大人が患部に手を当てて、「痛いの痛いの飛んでいけ~」と言われた経験は誰もがあるのではないでしょうか。自分もそう言われて、ふっと痛みが軽くなった記憶はなんとなく残っています。 一般的には「おまじない」で片づけられてしまいがちですが、「手を当てる」「手のぬくもり」「言葉で落ち着かせる」「飛んでいけ~の手の動き(患部から注意をそらす)」が脳になんらかの影響を与えているという研究結果も

「暗示」や「イメージ」が病気をつくりだす?

フォレスト出版編集部の寺崎です。 花粉症の原因はもしかしたら「思い込み」かもしれないという話を書籍『病は口ぐせで治る!』を引用しながら、先週お伝えしました。 ここに出てきたプラシボ効果の話ではよく言われることですが、人間は想像以上に「暗示」や「イメージ」に影響を受けます。 さて、そうした「暗示」や「イメージ」がどれほどまでに人間に影響を及ぼすのか、『病は口ぐせで治る!』の内容をさらに読み進んでいきましょう。 夜中にうなされる理由  誰しも、夜中にうなされて目を覚ました

倒産寸前の栃木の水道屋が業界シェアNO1になった奇策とは?

日本を席巻したタピオカブーム、アパレル業界に新たに生まれたワークウェアというジャンル。タピオカとスーツというまったく異分野で大ヒット商品を生んだのは、栃木の倒産寸前の水道会社でした。 タピオカとワークウェアのヒットを飛ばす前に、つぶれかけていた水道会社はある技術で業界シェアNO1に躍り出ます。まずは東京を制そうとしますが、名もない栃木の水道会社に東京の壁は厚く立ちはだかりました。 とにかく話を聞いてもらおうと、映画から着想を得た奇想天外な方法で打ってでたのですが・・・。

必要だとわかっていても、「索引」をつくることが難しい理由

今、4月刊行予定の『情報を正しく選択するための認知バイアス事典』という新刊の入稿・校了作業真っ只中です。 カバーデザインはここから少し変わる予定です。 要するに忙しいわけです。 できるだけ柔らかくすることを心がけてつくっているものの、「事典」と銘打っていることからも、なんとなく学術的な匂いを感じると思います。だからこそ、アレを入れなければカッコがつきません。 アレというのは、「索引」。これが非常にやっかい。 とりあえず、今つくっている索引。ここからブラッシュアップします

「生きているだけで、誰かの役に立っている」と断言できる理由

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 「自分は何のために生まれてきたのか?」 「人生の目的は何か?」 これらは、自己啓発系の書籍によく取り上げられる定番テーマの1つです。それだけ多くの人が悩んだり、ふと思い浮かべるテーマだともいえるでしょう。 統合療法気功師として「心健導場」を主宰し、「おせっかいばぁば」として、今までに1万2000人以上を救ってきた天明(てんめい)さんは、「生きているだけで、誰かの役に立っているんですよ」と断言します。 今回は、天明さんの新

花粉症の原因は「思い込み」が9割?

フォレスト出版編集部の寺崎です。 日に日に暖かくなってきました。待ちに待った春の到来です。 こんな時期から鬱々と始まるのが「花粉症」。 早くも先月末あたりから、鼻水、くしゃみ、目のかゆみに悩まされている人も少なくないのではないでしょうか。 でも、そんな「花粉症」ですが、 「思い込み」が原因だったとしたら、どうでしょうか。 「花粉症をはじめとする”症状”は、本人の”思い込み”が関与している」という説を主張する医師がいます。蔵前協立診療所所長の原田文植先生です。 では

「関谷、死んだらしいぞ」【話題の新刊/本文公開】

倒産寸前の水道屋を業界シェアNO1企業へと成長させ、空前のタピオカブームを仕掛け、スーツに見える作業着を開発、コロナ禍のアパレルにおいて前年比売上400%増を達成した「令和のヒットメーカー」。関谷有三氏の待望の初の著書『なぜ、倒産寸前の水道屋がタピオカブームを仕掛け、アパレルでも売れたのか?』より、関谷さんが倒産寸前の栃木の水道会社を継承するまでをつづった第1章の一部を公開いたします。 また、本書は、巨額の債務を抱えた企業を立て直した自身の実話でテレビドラマ化もされたベスト

【対談】日本一寝ない人・堀大輔さん×日本一食べない人・秋山佳胤さん(後編)

実は私、ある研究所の研究員という肩書を持っています。所長は論理学の権威と呼ばれる大学教授、研究員はさまざまな大学の将来有望な若手研究者や、それぞれの分野で活躍している第一人者です。もちろん私は例外で、ひょんなことから参加することになりました。 今度そこで、あることを提案してみたいと思います。 「私がお会いした人で、ほとんど寝ない人や、まったく食べないで生きている人がいます。彼らを研究してみてはいかがでしょうか?」 というのも、私が編集した堀大輔『できる人は超短眠!』『睡眠

「被害者意識」に苦しむ人、無縁の人のたった1つの違い

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 なにかうまくいかないとき、私たちはどこかで被害者意識をもってしまいがちです。「今までの人生で、被害者意識なんてもったことない」と言い切れる人はすばらしいですが、そのような人は少ないのではないでしょうか。 たとえば、直近1年を振り返ってみただけでも、「被害者意識」をもってしまった瞬間がある人は多いでしょう。この1年で未知のウイルスによって私たちの日常は大きく変わりました。その変化や制約により、今までうまくいっていたものが思いど

これからは「怒らない人」は損をする

フォレスト出版編集部の寺崎です。 昨日、緊急事態宣言の2週間延長が正式決定しました。これ、仕方がないこととはいえ、さすがに飲食店をはじめとする悪影響を被る業界のひとたちから暴動が起こってもおかしくないレベルですが、そんな話が聞いたことがありません。 日本人は怒らない民族と言われています。外国人から見たらかなり異様な国民性らしいです。 弊社のベストセラー『怒らない技術』をはじめとしたシリーズは累計100万部を突破しました。 「怒らないこと」はホントにいいことなのか?