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頭ではなく、〇〇〇で考えると、悩みが軽くなる

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。

私たちは、ふだん「頭でよく考える」ことを良しとされています。年を重ねていくにつれて、経験や知恵、知識が培われ、さらに「頭でよく考える」ようになります。

しかし、メンタルの面からみると、「頭でよく考える」ことがさらに苦しみを深くしてしまう場合があるようです。

統合療法気功師として「心健導場」を主宰し、「おせっかいばぁば」として、今までに1万2000人以上を救ってきた天明(てんめい)さんは、

目の前の悩みに対して「頭で考えるのではなく、〇〇〇で考える」ように心掛けると、苦しみから解放され、解決に導くヒントが生まれる

いわば、神様と同じ答えになると言います。

今回は、天明さんの新刊『「おせっかいばぁば」が教える神様を味方につける習慣』の中から、悩みを解決に導く「神様と同じ答え」を生み出すために、頭で考えるのではなく、〇〇〇で考える方法について公開します。

「頭で考える」を優先する習慣が、
あなたを苦しめる

人は生まれて成長しながら、実に多くのことを学び、賢くなります。計算ができるようになりますし、母国語どころか、外国語まで勉強することもありますよね。多くのことを学習しながら、家族や近所、そして学校などで人間関係を通して渡世術を身につけるにつれ、この世で生き残っていくためのノウハウを学んでいきます。そうこうしているうちに、人は、頭で考えることを優先してしまうようになります。

その結果、良し悪しで考えてしまうようになり、正解を求める考えが習慣化してしまうのです。つまり、「考える=頭を働かせる」ことが普通の状態となっているのです。いつも比較して、正しいほうを選ぼうとします。どっちが多いか少ないか、有利か不利かをあっという間に考えて、自分なりの答えに導こうとします。

なので、「丹田を意識して呼吸しましょう」と口で言っても、言うは易し行なうは難しなのです。

柔道や合気道などの武道は、意識を下腹の丹田まで降ろすよう教えています。また、坐禅や瞑想、ヨガでも丹田を意識することが重要とされています。

こうしたことと無縁の方にとって、「考える=頭を働かせる」が常識なので、目に見えない意識を丹田に降ろして、さらに「おヘソで考える」というのは、常識破りなことかもしれませんね。

「おヘソ」が教えてくれること

おヘソは、私たち人間にとってとても大切です。なぜなら、おヘソは胎児のとき、お母さんとつながって命を育んできた非常に重要な部位だから。母体の中では、誰かと比較して優劣を競う感覚はありません。十月十日の間にすることは、神様から授かった命に感謝して、ご先祖様から授かった身体を育むことだけです。

頭で考えることが習慣となっている現代人にとって、丹田まで一気に意識を降ろすことは馴染みのないことですが、おヘソならイメージできるのではないでしょうか。

無駄な思い込みで、
あきらめるなんて、もったいない

学習を重ねてきた結果、「考える=頭を働かせる」が習慣になり、習慣となってくると、「これが良いのだ」とか、「こうすべきだ」という、厄介な思い込みの罠にはまってしまうことが多々あるのです。

たとえば、病気。その道の専門家に「胃ガンの家系ですね」と言われたとします。すると、決して気持ちの良い話ではないのに、お医者様は偉いという思い込みも手伝って、驚くほどすんなりと、将来ガンにかかることを受け容れてしまうのです。

そういう人は、実際に病気になったとき、こう言います。「うちは胃ガンの家系だから、仕方がない」と。自分ではどうすることもできないとあきらめてしまいます。

実にもったいないことです。ご自身の大切な命を思い込みであきらめるなんて、本当にもったいない。こうなってはいけないのです。

「おヘソで考える」方法と効用

だから、鮮明に思い出せなくてもいいので、いつもおヘソをイメージして、お母さんのお腹の中にいたときのように、物事をとらえてみてください。両手をおヘソの上に置くと、なおいっそうイメージが膨らみますよ。

浴槽に浸かっているときに行なうと、羊水に浸かっていたお母さんのお腹の中を思い浮かべやすくなります。

おヘソに意識を向けて、ゆっくり呼吸をしていると、次第に身体のあちこちの力が緩んできます。短い時間でも毎日繰り返しやっていると、だんだん慣れてきますよ。そのうち、胎児のように純粋で分け隔てのない、無垢なこころの状態になっていきます。

胎児の時期は、命を授かって、この世に生まれる前の状態です。おヘソは、命をつなぐ唯一の、命綱。命の中心です。「命を育む目に見えない力=神様から与えられたエネルギー」で生かされた半分神の状態だと言えます。

つまり、おヘソは、生きるための叡智(えいち)の源です。

得手不得手、人間関係、病気やケガの心配もしない。それはとても楽なことだと思いませんか?

その状態はまさしく、神様と同じ。だから、おヘソで考えたときに辿り着く答えは、神様と同じになるのです。

いかがでしたか?

今回ご紹介した天明さんの新刊『「おせっかいばぁば」が教える神様を味方につける習慣』では、

【主要目次】
第一章 神様と仲良くなれる「呼吸」と「こころ」
第二章 「見えない力」が悩みを解決する
第三章 「3と97の法則」で神様が微笑む
第四章 人間関係が良くなる心のスイッチ
第五章 感動しながら生きるコツ
第六章 健康は縄文人が教えてくれる
第七章 神様は「笑い飛ばし」と「ご奉仕」が大好き

天明さんが唱える法則「3と97の法則」を軸に、「呼吸法」から「人間関係」「日常の過ごし方」「健康」まで、運が良くなる法則を使いこなすためにやったほうがいいこと、意識したほうがいいことを、愛とやさしさに包まれた筆致でまとめています。興味のある方はチェックしてみてください。

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