見出し画像

「生きているだけで、誰かの役に立っている」と断言できる理由

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。

「自分は何のために生まれてきたのか?」
「人生の目的は何か?」

これらは、自己啓発系の書籍によく取り上げられる定番テーマの1つです。それだけ多くの人が悩んだり、ふと思い浮かべるテーマだともいえるでしょう。

統合療法気功師として「心健導場」を主宰し、「おせっかいばぁば」として、今までに1万2000人以上を救ってきた天明(てんめい)さんは、「生きているだけで、誰かの役に立っているんですよ」と断言します。

今回は、天明さんの新刊『「おせっかいばぁば」が教える神様を味方につける習慣』の中から、「生きているだけで、誰かの役に立っている」と断言できる理由について公開します。

神様があなたを見捨てるのではなく、
あなたが神様を遠ざけている!?

悩みを抱えて苦しみもがいているとき、人は「神に見捨てられた」と口にすることがありますが、神様はどんなときも私たちを見捨てることはありません。

実際は、逆なのです。

目の前で起きる出来事に振り回されて、もうダメだ、嫌だと頭の中が否定の考えでいっぱいになっているとき、人間が自分のほうから神様を遠ざけて切り離してしまうのです。

自分から神様との距離を置いているときの呼吸は、浅い肺呼吸になっています。ところが肺だけで行なっている呼吸を下腹(丹田)まで使った呼吸にするだけで、あら不思議、「神に見捨てられた」なんて考えはどこかに吹き飛んでしまいます。

呼吸を疎かにする弊害

簡単にできるからこそ、見過ごしてしまいがちな呼吸の質について、繰り返しお伝えしているのは、「生きること」は「息る」ことだからです。

そう、生きることは、呼吸することなのです。

私たちは皆、先祖から身体を授かります。身体が在るからこそ、人生という体験ができます。そして、その身体を維持するのは呼吸です。

しかし、呼吸が疎(おろそ)かになると、人生の体験は、急に縮こまったものになります。自分を否定したり、もうダメだとあきらめるネガティブ思考に支配された状態のとき、視野が狭くなり、強迫観念に押しつぶされそうに感じるのは、そのためです。

どんなにつらくても、
なぜ目が覚め、呼吸をし続け、水を飲むのか?

「こんな苦労が続くなら、死んでしまいたい」と漏らす人がいます。本当につらくて大変なのだと思います。

でも、どうか授かった命の尊さを思い出してください。あなたの本心は生きたいと思っていることを思い出していただきたいのです。

死にたいと言っている人は弱々しく、苦しい状態から逃げ出したいという氣に満ちています。身体にも生気が感じられないことがあります。それでもその人は、呼吸を続けています。水を飲みます。それは、神様から授かった身体が、本心が「生きたいよ!」と叫んでいるからです。それにもかかわらず、「大変だ、苦しい」という思考の中にがんじがらめになってしまって、どんどん自分自身で生気を奪ってしまうのです。

だから、そのような悪循環にはまってしまった人には、祈るような気持ちで厳しい言葉をかけることがあります。

「死にたい、死にたいと、そこまで言うなら、朝目を覚まさないようにしなさい」と。

本当に命の灯火が消えたら、息は止まるし、起きたくても起きられません。いくら言葉で死にたいと言っても、翌朝目覚めるし、息をしているのなら、 身体は「生きたい」と叫んでいるのです! 本心は生きて、もっといろんな経験をしたいと訴えているのです!

だから、「3・3・7・3呼吸」をして、本心とつながってください、本心の声を聴いてください。必ず道は拓けてきますから。

▼「3・3・7・3呼吸」のやり方は、こちらの記事で紹介しています。

なぜ「生きているだけで、誰かの役に立っている」と言えるのか?

どうかこの先の未来を見捨てず、希望を持ってください。悩みがあって気分が優れないときも、食べて、排泄して、息をしている――。

それは、生きているからです。

有名にならなくても、ノーベル賞を受賞しなくても、結婚しなくてもいいし、忘れっぽくても、泣き虫でもいいのです。生きて息をしているだけで、あなたは、誰かの役に立っているのですから。

「え? 生きているだけで、誰かの役に立っている?」

そうです。生きて息をしているだけで誰かの役に立っています。

心臓の音を聞いたり、脈拍を測ってわかるように、 呼吸には波があります。波があるのは、息をするからです。吸って吐くことで、循環して周波を生みます。
つまり、私たちはみんな呼吸をすることで、一人一人独特の周波を発している生き物なのです。

呼吸も周波も目には見えません。見えないけれど、電話やテレビ、ラジオ、インターネットのように通じ合う力を持っていて、見えないけれど、互いに影響し合って生きているのです。

あなたが居てくれることを支えにしている人がいるかもしれない。あなたを大切に想っている人がいるかもしれない。また、生きていれば、これから先の人生でまだまだいろんな人たちと出逢っていけるのです。

どんなに大変なことに直面したとしても、あなたには息ができます。できることがあるのです。

大事なことなので、もう一度言います。
神様は、あなたを見捨てることはありません。いつでもそばにいらっしゃる神様からあなたを切り離しているのは、頭に渦巻く恐れや自分を否定する考えがそうしているのです。

神様はいつでもあなたのそばにいらっしゃいます。だから、しっかりと息をしましょう。息をして生きましょう。

いかがでしたか?

今回ご紹介した天明さんの新刊『「おせっかいばぁば」が教える神様を味方につける習慣』では、

【主要目次】
第一章 神様と仲良くなれる「呼吸」と「こころ」
第二章 「見えない力」が悩みを解決する
第三章 「3と97の法則」で神様が微笑む
第四章 人間関係が良くなる心のスイッチ
第五章 感動しながら生きるコツ
第六章 健康は縄文人が教えてくれる
第七章 神様は「笑い飛ばし」と「ご奉仕」が大好き

天明さんが唱える法則「3と97の法則」を軸に、「呼吸法」から「人間関係」「日常の過ごし方」「健康」まで、運が良くなる法則を使いこなすためにやったほうがいいこと、意識したほうがいいことを、愛とやさしさに包まれた筆致でまとめています。興味のある方はチェックしてみてください。

▼関連記事もどうぞ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?