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40歳からのライフシフトの壁

2016年に「LIFE SHIFT」という本が出版され
新しい働き方、生き方が提唱された。

あれから8年。

まだ本の内容に実感のなかった私。
みるみるうちに
本の通りに変わりゆく世の中を
目の当たりにしている。

私は、41歳となり
4歳と1歳の息子がいる。

夫婦共働きの地方在住。

家を建てていてローンもある。

自分業を育てて豊かになり
将来は子どもが自然やアートに触れて
可能性を伸ばすような
森の施設を開きたい
と夢見ている。

子育て、妻の育休、などのタイミングで
今は私の1馬力。

妻のキャリア復帰と入れ替わりで
私は働き方を変えようとしている。

そんな私のライフシフトの物語。

ちょっと詳しく言うと
・パラレルワークをする
・80歳まで細く永く楽しく働く
・時間や仕事をコントロールして働く

それらを叶えるため、
現在組織でフルタイムで働きながら
複業の種をまいている。
(具体的にはこれまでの記事にて)

さて、今回は
様々な取り組みをしながらも
ぶつかる
40歳ならではの壁と
その乗り越え方について綴った。

1,40歳のクライシス


40歳にもなれば、大体仕事の中身も理解し、
組織全体の概要も見え始める。

そのため、組織全体の管理や
リーダーシップを取るような仕事を
任されるようになってくる。

一方でミッドエイジクライシスと言って
(中年の危機)
様々なライフステージの課題や
心身の衰えによって
バーンアウトする可能性を決めている。

つまり葛藤の多い時期である。

私も例に漏れず40歳になって、
◯小さな2人の子供の子育て
◯組織でのキャリアアップ
◯妻の育休復帰による共働き(家庭運営ね)
◯アルコール中毒の父の介護

など
様々な課題がいっぺんに集中して
不安が積もっている。
皆さんはどう?

それも相まって
・組織を守るために生きていくより
・自分のリソースを自由に活用して
・多くの人と出会って
・役に立ちたい

という気持ちが強くなった。

2,40歳ならではの分岐

上に書いたように

私は組織の危機管理や
コンプライアンスに則って
自分や部下を
制御しながら

定年まで勤め上げるんだって
踏ん張る働き方よりも

これまで培ってきた
様々なスキルを生かして

もっとワクワクした働き方を
細く長く続けていきたいと感じている

そうすればきっと
最初のうちは
稼ぎは減り
自分業もすぐすぐには
軌道にのらないかもしれない。

メンタルも保てるかどうか
分からない。

でも、それに怯えて
諦めたら
ワクワクの人生後半は
きっと望めない。

3,不安に対して何をしたか

そこで私は
これらの不安に対して次のようなことを
やってみた。

◯FPにお願いして生涯のライフプランを立てた
→お金の不安を減らす

◯様々な書籍を読んだ
→不安を希望で塗り替える
→実現可能性を探る

◯いろいろな方法で自己理解を深めた
→自分のリソースを洗い出した
→自分の思考の癖を把握した
→向き不向きが見えた
→自分にとっての「楽しい」が分かった
→大事にしたいものが分かった


4,現状を変えるために

頭で分かっただけでは何も変わらない。
つまり学んだことを実際にやってみなければ
分かったことにならない。

こうして次のことを始めた。

◯洗い出した自分の
いくつかの特技を育てたり
(スキルアップ)
SNSで発信したりした。

作詞作曲弾き語り⇩

DTM作曲⇩

心理カウンセリング・コーチング⇩

◯向上心や思いやりに溢れた
コミュニティに参加した。

ミアビータ⇩

◯コーチをお願いした。
(個人的に…)

これらを通して、狙ったとおり
自己理解は深まり
相場やニーズを意識するようになり
目標に近づいている実感を
感じている。

5,目の前の壁

ただ、平日はフルタイムで働いていて、
片道1時間の自動車通勤をしている。

さらに帰ってからは、
小さな子供たちの育児や家事で
自分のしたいことをする時間は、
子供たちが眠った後の1,2時間である。

しかし、疲れてへとへとになっている時は、
せっかくの自分時間も生かすことができず、
寝落ちしてしまう始末。

それなのに、さらに学びを深めるために、
勉強会や講座に申し込んでしまう。

こうした様々な問題ややりたいことを
いっぺんに抱えてしまって、
整理できない状態に
なってしまうことが悪い癖。

ではどうするか。

よく言われる手帳術や書き出し
そして頭の中を整理する。
それにより
優先順位が決まり
断捨離もしやすくなる。

でも
これは確かに効果を感じるが、
こまめにやり続けなければならない。

しかも時間を確保する必要がある。

どうも苦手意識を持ってしまう。私。

そこで心理の専門性を生かして考えたのが
「書き出したものを貼り付けて
毎日口に出す」

毎日書き出すのは大変な作業なので、
現時点での現状を
一度書き出したものを
目につくところに貼り付けて
口に出して読む。

自分の発した音声を
自分で聴くことで
脳はより認識しやすくなる。

(視覚、聴覚、ブローカー野を使ってる)

さらにその読み上げ風景を
動画に撮り
何度も見返す
と、
より効果的。

ただし、状況や気持ちが変わり
目指すべき方向が変われば
その都度書き直しが必要。

こうして
①定期的に書き出し
②読み上げ
③録画
④何度も見る

のステップで思考整理をしている。

また、以前の書き出しを読むと
その頃よりも前に進んでいる
実感を得られる。

日々、色んな困難があるけど
40歳を超えても
人生を変えられるんだ
ライフシフトできるんだ

ってことを証明していきたい。

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