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Did She Mention My Name?
Gordon Lightfootの名曲で沢山のカバーがあり日本人でも持ち歌にされている方は多いです、ただし歌い回しに気になるところがあって、例えば1番の歌詞だと・・
It's so nice to meet an old friend and pass the time of day
And talk about the hometown a million miles away
Is th
Vega Long Neck Banjo 第5回
Martin社からVegaを買った韓国のギャラクシー企業体ですが、此の期間のことは分からないところが多くて、つまり書くことも殆どありません。
外見的な特徴は「VegaのロゴはMartin期と同じ斜体」なので、パッと見たら分からないのですが、じっくり観察すると塗装や仕上げなど、何となく「違うなぁ〜」というのが分かると思います。
このギャラクシー期のVegaに関して何か情報をお持ちの方が居られましたら
Keith Tunerと互換品(追記あり)
バンジョーの弦のチューニングを故意に変えてメロディにする奏法、これはEarl Scruggsが彼の名を冠した「Earl’s Breakdown」で披露してから知られるようになったのですが、最初は普通の糸巻きを操作しチューニングを下げては元の音程に戻して、という作業を曲中に(まさに曲芸ですが)行っていました。
その後・・
此の動画のようにカム式のチューナー(チェンジャー)が開発され、曲芸の必要性
Vega Long Neck Banjo 第4回
ではMartin社はどのようにVegaを作っていたのでしょうか?
やはり伝統を大切にするMartinですから、あちこち継ぎ剥ぎ合わせのようにモデルチェンジしたVegaを「元のA.C.Fairbanks時代に戻るのが正しい方向」と考えたのではないか?と思われます。
1970年5月に C.F. Martin Co. が Vega社を買収したときには数百の部品がボストン近郊のニーダム ハイツ工場から
Vega Long Neck Banjo 第3回
5〜60年代にVega社が発売していたバンジョーは、第1回にも書いたようにBluegarssではGibsonに押されて販売が振るわず、廉価な機種は東洋の国からピアレスやナルダン(輸出用は別ブランドでしたが)のようなモデルが入ってきて、唯一の稼ぎ頭がTom Dooleyの大ヒットで当時人気急上昇のキングストントリオが使う「Pete Seeger Model」だったようです。キングストントリオの影響は
もっとみるVega Long Neck Banjo 第2回
Pete Seeger氏の話によると、戦前の古いVega(最初はWhyte Ladie Model)に長いネックを取り付けようとジャズギター製作家として名が知られているJohn D'Angelico氏に相談して、通常より2フレット延長したネックを作ってもらったそうなのです。これは非常に具合が良くてG keyでは高くて歌いにくかった曲がF keyで声が出し易かったので楽に歌えた、と語っていましたが、
もっとみるVega Long Neck Banjo 第1回
今回、バンジョーについての話はGibson系ではなくVega(しかもLong Neck)ですが、その前にVega Banjoについて少しおさらいをしておきましょう。
1875年 ボストンの北東部、19世紀は産業地区だったチェルシーでアルバート・コナント・フェアバンクス氏がA.C.Fairbanks Banjo社を創業しバンジョーを作り始めました。
時代的には日本では明治8年で、新島襄が同志社を開
追悼 キダタローさん
【ふるさとの話をしよう 考察】
昨日、キダタローさんの訃報が入ってきました、衷心よりお悔み申し上げます。関西ローカル以外の方々には馴染みが薄いかも知れませんが、我々関西人にとっては血の中に染み込んだギタ・メロディがミャクミャクと流れています・・ww
数年前に書いた駄文を「追悼の意を込めて」再掲させていただきます。
僕くらいの年代ならリアルタイムで知っている、北原謙二さんのヒット曲、というより
Banjo Set-Up 番外編
後編で既に雑談的な内容になってしまったのですが、番外編はまさに思いつくままに書きつけています。暫くお付き合いください・・
1: 結構難しいレグボルト
さて、バンジョーの修理ではネックのレグボルトが抜けない・折れた・根本がグサグサになった・・などのトラブルが多いです。此処は素人さんには結構大変なので専門業者に任された方が安心安全ですが、比較的マホガニーのネックに多く見られるので気をつけてください
Banjo Set-Up 後編
さて、これからは応用ですが前編では楽器のパフォーマンスを最大に、という目標で自然に響くよう(余計なチカラを掛けず)に調整しました
しかしバンジョーの音が「うるさい」のは仕方がないとして、余計なサスティーンは要らない、とか個性的なトーンを探したい、というのもアリだと言う視点も見逃せません
1: ドラムの張りを不均等にしてみる
弦と平行な向きでテンションを掛ける張り方をしてみます(いわゆる縦張り)
Banjo Set-Up 前編
5弦バンジョーのセットアップ方法などを書き留めておきます
ちなみにアール・スクラッグスの楽器を調整されていたカーティス・マクピーク翁やオールドギターショップの故大森康弘氏、などから教わった手法が基になっているので本流と思って頂いても大丈夫かと・・
まず最初は其の楽器の持っているパワーをロス無く完全に出せるようにすることから始めましょう
1: ドラムの張り具合
Gibsonなどの主要メーカーの製