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オーディオ彷徨

オーディオという魔界の、怪しき伝道師たちには長岡鉄男とか瀬川冬樹、江川三郎、菅野沖彦とか(敬称略)独特の世界観を持った評論家が多く、其々の伝道師の信者たちは他の宗派を「異教」と排他し、我々こそオーディオの本流とJBLにはマッキントッシュのアンプでないと駄目だ、とか・・いやタンノイで聴くフルトベングラーが最高、とか・・スピーカーはメーカー製などではなく自作が最高、とか・・教義が様々で伝道師の著書はバイブルの如く敬われ崇められ、例えばたかだか数メートルの古い電線が「ヴィンテージ・ケーブル」と称して何千円〜何万円もで売られている或る種異様な世界です。

岩崎千明氏は、そんな評論家の中にあって独特の語り口で、激動の70年代にジャズとオーディオの世界を駆け抜けた人でした。

今日、街を散策して偶然にも彼の著作を古本屋で発見、値段は2500円也・・余程「財布を出しかけた」のですが、そこは年金生活者の知恵で「帰ってから良く考えよう」と一旦帰宅、あれこれ調べてみたら全文がネットで公開されているではありませんか・・‼️

http://www.audiosharing.com/people/iwasaki/houkou/houkou_1.htm

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