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『方言☆万歳🙌シリーズ』 #シロクマ感想文
いつもお世話になっている、小牧幸助さんの新企画!
これはぜひとも参加して、盛り上げ隊♪ ってなわけで、私なりにビビッときた作品をちょこっとテーマを決めて取り上げたいと思いまシロクマ🐻❄️💕(突然、取り上げてびっくりさせてしまったら、ごめんなさい🙏💦)
今回のテーマはタイトルのまんま!
【方言☆万歳🙌シリーズ】
ってなわけで、こっから先は方言全開で
行っくよ~♪ くっるよ~♪ 始まるよ~♪
「なんで方言にしたん?」って気になった人もおるかもしれんけど、私もほんまは方言で小説を書きたいんよ!
でもな、イントネーションはほぼ関西弁に近いんやけど、完全な関西弁ともちゃうから、どうしてもエセっぽさもあって、特に会話の部分を標準語にして書こうとすると
「なんかちゃうんよな~」
(この“なんか”もよう使う言葉なんやけど
そのまま“何かが違う”と言われるのも
なんかちゃうちゃうスパイラルに陥る🌀
強いていうなら、ニュアンス??)
って無駄に悩みがちやから、せっかくなら
関西弁を活かした会話のテンポがよくて
「この作品好きやな~!」って感じた作品を紹介させてもらおって思たんよ~🙋<自分の話が長なってごめんやで~!)
🌱1つ目🌱
葉月なゆさんの「夜店の銀河売り」
シンプルに「めっちゃ好き!」って一目惚れした作品。もう方言のパラダイス銀河売りなんよ!(こういうサッブいダジャレをしれっと使うんも特徴なんかな? 知らんけど!)
夜店の胡散臭さが関西弁にぴったりハマる感じと、どうせ無料やし、とりあえずもらえるもんはもろとけ精神!
ほんで会話の中でボケかましたり、ツッコミ入れたりするんは関西弁ならではの良さよなってしみじみ思った。
特に好きなキレッキレなツッコミ部分!
「のぼりがな、金魚すくい、あめ売り、銀河売り、って並んでて」
「そこ、ナチュラルに並べんな。明らかに変なんが一コ混ざっとるやろ」
ええわ~!
このどこまでがボケなんか、意図せずボケになってしもたんかもわからん感じ!
「いやそれ完全に怪しいヤツやん! 疑いぃや!」
「純真な子供やったオレは」
「よう言うわ、恥ずかしないん?」
「そこにツッコむんかい」
「知らん人からモノもろたらあかんねんで」
「それはそやねんけど」
「疑いぃや!」みたいな言い方、文章やとあんま見んかもしれんけど、実生活では高頻度で使うんよね。
今の時期やったら
「蚊ァに血ィ吸われたわ」
みたいな?
私の例えやと血ィ挟んだからこうなったけど蚊に“刺される・食われる・噛まれる”論争は結構昔からあるんやで~!
(私、マジで生まれてから一度も“蚊に刺される”って使たことないかも……)
ちなみに、葉月なゆさんはこの作品を
セルフリメイクされているので、読み比べてもおもっしょいと思うよ~🙆(おもっしょいは関西弁ちゃうやろけどね🙊)
🌱2つ目🌱
市子さんの『ただ歩く』
お好み焼きと甲子園! まさに夏の風物詩!
この作品の好きなところは主人公の大ちゃんが青春ならではの鬱屈を語ってるんやけど、関西弁にすることでジメッとせず、カラッとしてるところかな🤔
同じ学校・同じクラス=それもう友達やろ?
みたいな感覚もめっちゃわかる🤭!
(実際、甲子園で優勝した学校が泊まってたホテルがまあまあ知ってるとこだっただけで「うせやん! すごない?」的な会話をつい最近したばかり🙈優勝よりもそっちかい!)
でも、そういうことを大ちゃんはあえて、ひけらかさんのやけど
夏休み前には境くんが「最後の夏や」といっていたから、「なんや、死ぬんか」とぼくはいった。
そしたら境くんはぷっと吹き出して、「死なへんけど、高校野球は最後や」と笑った。そんな会話。
実はこんな隠れエピソードがあったり。
「境くん、かわいそうやな」
母はテレビを見ながらソースくさいエプロンを目に当てた。
「なにも泣くことないやろ」
あくまで冷静に、ぼくは母の涙にツッコミを。
「泣くことあるわ」
母がすかさず言い返してくる。「うちのお好み焼きうまい言うてくれた子が、甲子園でホームラン打たれてんねんで。そら涙も出るわ」
大ちゃん母の涙の理由も人情味溢れてて、それもまた好きなんよな~!
ちなみに、お好み焼きはおかずです😏ドヤ!
我が家はすりおろした山芋ちゃうくて、先に豆腐をある程度潰したところにお好み焼き粉と牛乳(時々卵)をバーン! 入れて、千切りキャベツもドーン! 入れて、押し潰さんようにジュー! って焼くよ~🤗<基本、説明は擬音祭り♪)
そしたら、冷めてもカッチカチにならんからオススメやで!
こうやって、お二人の作品を紹介しようと考えてたからか、シロクマ文芸部ちゃうけど「私も方言小説書こか!」って思て書いてみたんが先週書いた毎週ショートショートこの二作。どちらもローカルな話題を元気もりもりに盛り込んでみたで!
結局、自分の作品の紹介やないかーい✋
ってツッコミたくなるやろうけど、どうせなら自分の作品宣伝せんともったいないやん? っていうちゃっかりさもまた、ご当地感溢れとってええやろ🤭?(人はそれを厚かましいという。物は言いよう! 気は持ちよう!)
関西弁に限らず、他にも『方言小説・ご当地小説』があったら、ぜひ教えて下さいな🙋
そしたらさ、家におりながらも日本全国津々浦々の方言&旅した感覚が味わえるってことやん? それってめっちゃええやん?(でも住んでる地域を明かしたくない人もおるやろうきん、それは個人の自由ってことで!)
ほな、また!
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