- 運営しているクリエイター
2024年1月の記事一覧
🧠お遍路旅前の準備と心持ちについて
あれはたしか上京して1年が経とうとしていた頃だったと思う。
ふと思い立って一人旅を決行した。
なんでそんな事したのかと言うとまぁつまり平たく言えば「行き詰まっていたから」という一言に尽きる。
初めての東京生活は凄く刺激的だったけれど心の安寧はもたらさなかった。人が多いということは比較対象が多いということだ。隣の芝はそれはもう青々と素敵に輝いており何をしていても自分はこのままで良いのかという焦りと
🧠【お寺で起きた珍事件】占いババアvs俺
20代後半ワイは某宗教法人施設、なんて言ってぼかすと変な憶測をされそうなので正直に言うが都内にあるお寺さんでアルバイトをしていた。
普通に檀家さんがいて普通にお墓を併設し、葬式や法事を行う至極一般的なお寺さんである。
バイトを見つけたのも駅やコンビニなどによく置いてあるバイト情報誌だった。
“面白そうだな“という軽い興味本位で応募してみた所、たまたま運良く受かったというわけだ。
後に住職に聞い
🧠友人と大喧嘩して世界の見方が180度変わっちまった女の話
渡る世間に鬼はなし
なんて偽善者ぶったこと言うと「そんなことねぇ！」なんつって殴りかかられそうである。
でも今日はそんな鬼のいなかったお話をしようと思う。
それでは、はじまりはじまり
-----------------------------
ある時ワイは友人と一緒にグアテマラにある小さな村に滞在していた。
目的はマヤ遺跡の1つであるキリグア遺跡だ。
日本でも2012年マヤの人類滅亡説は
🧠メンヘラ女子と1泊2日弾丸タイ旅行
普段体力がないワイも火事場の馬鹿力とでも言うのだろうか、こと旅先となるといくらしんどくても辛くても歩みを止めないのである。そしてその踏み出した足先には桃源郷が待っているのだ。
----------------------------------------------------------
今回はそんな旅先タイランドでのお話。
旅仲間はワーキングホリデー先のオーストラリアで出会ったリスカ跡
🧠【旅先での出来事】御神木とスピ系女子
日本で御神木と呼ばれる木を海外ではセイバと呼んだりする。
今回はセイバと旅仲間のスピ系女子の話をしたいと思う。
舞台は中南米メキシコだ。
超貧乏旅行だったので遺跡巡りなど自力で行けるところは極力自力で行っていたのだが、その時はマヤ遺跡を何ヶ所か回るツアーに入っていた。
参加者は我々2人以外全員外国人で小規模ツアー御用達乗り合いバンで制限時間がある中各所回るといった至って普通のツアーだった。
🧠【マイルール】言わないようにしてる事
死に纏わる事柄全般は敢えて口にしないようにしている。
それが人でも動物でもだ。
なぜなら近しい者の死と言うのは遅かれ早かれ誰しもが経験する事柄であり、それを自分の一言で想像させてしまうのが申し訳ないからである。
生きている間は死ぬ事なんか考えずできる限り楽しく過ごした方が有意義だとワイは考えている。
だから、言って欲しいと思う人もいると思うが敢えて言わない。
なぜなら、それが独りよがりなワイ
🧠【拝啓 脳汁読者様】文章を書くということ
これは喋ることと同じく、ともすれば自らがこれまで築いてきた僅かばかしの評判を一気に落としかねないリスクを孕むことだと常々心に刻んでおるのですが、ではなぜそんな危険を冒してまで文章を書くのかと言いますと、それしか出来ないからであります。
絵は下手っぴだしそもそも描くのもそんな好きじゃない。立体を作るのにも飽きてしまう。
そんな中で文章を書くという行為は上記に比べると少しばかしではあるが続けていけ
🧠【怖い体験】由比ヶ浜で迷子になった話
昔急に思い立って由比ヶ浜に出かけたことがある。
その時ワイは携帯電話を持っていなかったので、最寄り駅に行き掲示板を見てどう乗り換えたら由比ヶ浜にたどり着くかを覚えて向かった。
無事由比ヶ浜に着き、観光やら海やらを満喫し、大分日も暮れてきたので帰ろうと思い駅に向かったわけだが、スマホも地図もないのでとりあえずここまでの道のりをスペシャルな頭で思い出しつつテキトーに歩き始めた。
15分ほど経ち辺
🧠【青天の霹靂】新社会人応援メッセージ依頼原稿
さて、本題ですがあなたは今年晴れて社会人生活をスタートします。この生活は一般的には60歳まで続く予定で、私自身60過ぎても歯科衛生士としてバリバリ働いている先輩達と何人も出会ってます。
その先輩達を見てきてひとつ分かったことがあります。それは皆さんライフバランスをうまく取っているということです。
社会人生活は短距離走ではなく長距離走なので最初からかっ飛ばすと後々バテてしまいます。私もあなたくらい
🧠【ライフハック】ネコ美式執着心の手放し方
執着心というものは常に人の息の根を止めようと虎視眈々と狙っているのである。
これじゃなきゃダメ。
あれじゃなきゃ意味がない。
あの人がいないと生きていけない。
この会社じゃないと自分の能力を発揮できない。
あの車は絶対に手離したくない。
この若さを永遠のものにしたい。
世の中は十人十色の執着心で溢れかえっている。
だが考えてみてほしい。
あの鉄の塊である東京タワーでさえ永遠にその姿を保て
🧠【しょーもないプライドの話】いいね数が5を超えると
自分もとうとう世間に迎合されるようになっちまったかという虚しい気持と5人にしか認められないなんて情けないという2つの感情に挟み撃ちにされる。
前者は人から求められていない自分を肯定するために防衛本能からくる苦肉の策であり、後者は言わずもがな。
しかし、分かる人にだけ分かれば良いという少々斜に構えたこのスタイルが案外性に合っていて嫌いで無いのがまた困りもの。
こんなんで果たしてワイらは売れるの
🧠【嘘のような真の話】言葉は抽象的である
これは「具体と抽象」という本に書かれていた一文だ。
最初これを聞いた時、いやいや言葉って具体的じゃね？だって白い棚の右端の引き出しの中に入ってるハンコ取ってって言えばその通りにハンコを探し出すことができるじゃん、などと思ったのだが最近はあぁたしかに抽象的だわと考えを改めた。
と言いますのも、たしかに白い棚と言っても相手がどのような白い棚を想像しているかによって全然見当違いの白い棚を探してしまう
🧠【女子大生との会話】「親友からしゃふって言われるんです」
バイトのJDが旅行土産を出しながらそう話を切り出してきた。
「しゃふってなに？」
「社会不適合者のことですよ」
なるほどね、社不って書き起こせば何となく想像つくが音だけだとなんの事やらさっぱり分からんな。
そんな事を思いながら
「こうやってバイト先にお土産買ってくるなんて社不じゃないっしょ」
と早速しゃふを使ってみた。
「そうですよねー、でも親友からは考え方がクレイジーだって言われるんです
🧠【思い出話】平等であること
この規則、たしかに大切ではあるがその為にデッドスペースを有効活用出来ないのは大義的に損にはならないのだろうか。
ワイがまだ小学生だった頃、たまたま窓際の席になりそしてその席の隣にはたまたま何にも使われていない棚が設置してあった。
棚があるのだから利用しないのは棚に対して失礼である、当時のワイがそう考えたかと言えば答えはノーだが、とりあえずその棚を勝手に利用させてもらうことにした。
そしたら連絡