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【近代編】モヤモヤ社員のための一瞬で理解できる哲学図解(5/5)
髙野ユウイチです。
このnoteは 黎明→古代→中世→近世→近代 までの哲学を全5回のシリーズで図解していきます。今回は【近代編】となります。
「現状に満足していないけど、何をすればいいかわからない・・・」というモヤモヤ社員から抜け出すために役に立つのが哲学です。モヤモヤ社員の悩みのほとんどは偉大な先人たちが解決してくれています。ただし、「哲学とは」ってとっつきにくい一面もありますよね。そこで難しい言葉や概念であっても、わかりやすくかみ砕いて図解することで、手っ取り早く一瞬で学びましょうという試みのシリーズ最終回です。
前回記事【黎明編】【古代編】【中世編】【近世編】はこちらからどうぞ。
シリーズを通して全35の哲学ワードを図解していますが、田中先生著書の「哲学用語図鑑」が参考元になっています。詳しく知りたい方はこちらの書籍を一読くださいませ。
近代の哲学者
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現代でも使える応用ポイント
近代哲学は数学や幾何学の発達により「人間の理性」によって真理にたどり着けるという考え方が広まった時代です。つまり神から人間に世界の中心が動き出した時代です。時代が動く瞬間を見逃さないようにしましょう。
物自体とは
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現代でも使える応用ポイント
「人は物自体に行きつくことはできない」と言いました。時間や空間の概念は私たちの感性の形式に備わっているだけなので物自体とは関係がありません。なので自分が見ている世界に価値を発見するという行動が大事です。
理性の二律背反とは
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カントは以下のような理性の二律背反を示しました。
世界は単純な要素に分けられる/分けられない
この世は有限/無限である
神は存在する/存在しない
自由は存在する/存在しない
現代でも使える応用ポイント
このような経験を超えた問題のどちら側の主張も同時に証明されてしまったので、このような問題は理性では決着できないことになりました。つまり現代においても「悩んでもしょうがないことはあきらめろ」ということになります。
弁証法とは
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弁証法とは、、、ある一つの主張があれば必ず反対意見が存在します。これを否定せず、お互いの良いとこ取りを繰り返しせば1つの高い次元の知識を手に入れることできます。この知識を絶対知といい、この絶対知を手に入れる方法を弁証法といいます。
現代でも使える応用ポイント
弁証法は折衷案ではなく、まず相手の反対意見を取り入れることから始めます。自分の理解や考え方では知を得る限界があります。そんなときは他人の未知の考え方が参考になるわけです。
いかがでしたでしょうか。【近代編】は以上となります。また、哲学図解のシリーズもこれにて完了です。ご愛読いただきありがとうございます。
もし、哲学図解を読んでいただき、「どうやって図解してるんだ?」と気になったモヤモヤ社員のあなたはこちらの記事で『Diagram Thinking』を修得してみてはいかが?簡単に図解スキルが身に付きます。
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