摂食障害を抱えながらのビキニコンテスト再チャレンジ!②
こんにちは。HSPで現在摂食障害の克服に向けて取り組み中のruuiです!
再びコンテストスイッチをオンにした私は、その瞬間から食生活を始めとする生活環境をしっかり見直すことからスタートしました。
まずはコンテストで結果を出したい!
後悔しないように全力で挑みたい!
そして過食を繰り返し、ぼろぼろになっていく生活から脱出したい!
この気持ちを糧に5ヶ月間の減量生活のスタートを切りました。
今回は以前とは違い、『勝つこと』に焦点を当て、自分のボディーラインの弱点を徹底して極めていくことに。
ボディービルディング界隈で厳しくて有名な選手兼コーチに肉体改善をお願いしました。
どんな内容だったのか…
文章にしても中々伝わりにくいですが、ひと言で現せば、それは『精神修行』...。ただただトレーニングがハード。そんな言葉では収まりきれないほどのストイックな内容でした。
今まで自分がしてきたトレーニングは一体何だったんだろう...。トレーニングが終わる頃にはもう言葉を放つ余力すら残っておらず、歩く事すらままならないような、とにかく想像を遥かに超えた濃厚な時間でした。
そのパーソナルトレーニングを週に2回。
残りの日は毎日自主練です。オフの日は特に設けず疲れて体が動かなくなった時は休む。その位の感覚でした。
アドレナリンが出ていたせいか、そんな生活がむしろ楽しく刺激的で、過食嘔吐を繰り返しジムも行かずに引き篭もっていた時の自分とあまりにも極端なものでした。もちろんその間は、食事内容も見直し、決められた減量メニューをひたすら食べる。そんなシンプルな生活です。
始めてから2ヶ月ほど経過すると、過食嘔吐を繰り返しゆるゆるに訛った身体は変貌し、その変化は自他共に認めるレベルでした。
その間も夜の仕事をしながらでしたので、仕事上お酒を頂く機会ももちろんありましたし、営業が深夜まで及ぶ日もめずらしくはありません。
その翌日でも決まった時間には早起きをし、眠い目を擦りながらも午前中にジムに足を運ぶ生活は守っていました。
日中身体を駆使しているので、夜になるまでに疲労が溜まり立っていることも辛いと感じることも正直ありました。
しかしそんな生活の中でもストレスが溜まるどころか、むしろそのルーティンをこなせてる自分に自信が持てましたし、疲労感に心地良さすら感じでいました。
日々心が満たされる感覚でした。
そこで改めて気付きます。
過食に繋がる原因はやはり自分の劣等感からなんだな...と。
結局は自信の無さや不安からくるモヤモヤを掻き消す為の手段なんだな、と。
何かに夢中になり行動できている時には全く過食嘔吐の衝動は起こりません。エネルギーは以前の何倍も使っているのにも関わらず、お腹は減りません。
やはり自分はHSPな部分も含めて自己肯定感が低く、自分が頑張っている時しか自分の事を好きになれないのです。0か100で生きちゃう。そんな人間なのです。
ただ、『行動することでいい方向に向かっていける』それに気付けた事が更に私のモチベーションを高める事になりました。
次の大会では絶体上位に入ってやる!自分ならできる!と日々自分に暗示をかけ、残りの3ヶ月にスパートをかけました。
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