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魚料理写真館Vol.5|『タカノハダイ』

Prologue

ニザダイやイスズミ、ボラなど、世の中には嫌われ者の魚がいる。この「タカノハダイ」もその1匹。彼らは海藻や甲殻類などを食べる雑食性であったり、泥ごと餌を食べたりするために身が臭うことがあるのだ。しかし、そんな嫌われ者の魚たちでも、獲れる海域や時期によっては驚くほど美味しいことがあるのだ。僕の活動で嫌われ者の魚などの「未利用魚」の魅力が少しでも伝わると嬉しい。

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鷹羽鯛 〜タカノハダイ〜

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◯タカノハダイ| 鷹羽鯛 / Goniistius zonatus (Cuvier, 1830)
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目タカノハダイ科タカノハダイ属

鷹のような模様はもちろんのこと、頭部の後ろから背鰭にかけての出っ張りも特徴的である。鱗が非常に剥がしにくかった。

にしし的レシピ

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〜タカノハダイのセビチェ風・辣油をかけて〜

◯材料
・タカノハダイ(鮮度の良いもの)
・ライム
・塩
・辣油
◯作り方
1. 写真は平造りになっているが、タカノハダイをそぎ切りする。好みの切り方で良いと思う。
2. ライムを薄く半月切りにする。
3. 1,2を交互に並べて盛り付ける。
4. 塩を適量振りかける。
5. 辣油をたらす。
ー完成ー

評価:★★★★
→歯応えがあり身質が抜群に素晴らしい。また、内臓脂肪もあったため、身からは甘みと旨みも感じることができた。ただ、やはり若干の磯臭さはあった。しかしその臭いも、ライムを絞り辣油と塩をちょっとつけて食べることでしっかり消してくれて非常に美味しく頂けた。さらに好みで醤油をたらしても美味い。また食べたいと思った。

おわり

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それではまた。

とと日誌 byにしし

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