お調子者を悪者にしない
2023年12月20日(水)朝の6:00になりました。
毎朝投稿をはじめて、今日でちょうど354日が経過しました。
どうも、高倉大希です。
おにごっこをしていると、わざと鬼につかまろうとするお調子者が出てきます。
椅子取りゲームをしていると、わざと椅子に座らないお調子者が出てきます。
小学校の学級担任を務めていたころ、このような事例が多々ありました。
はじめはみんなも、そんなお調子者を見てげらげらと笑っています。
ところが、時間が経つにつれてだんだんとしらけてきます。
せっかくの楽しい遊びが、台なしになってしまうのです。
どれだけ足が遅くとも、真剣に鬼から逃げる。
どれだけ緊張しようとも、真剣に椅子を取りにいく。
遊びに参加する者が、守るべきマナーです。
みんなが真剣に取り組むからこそ、遊びはヒートアップしていきます。
大切なのは、そんな事実を全員が認識しているということです。
真剣に取り組むからこそ、遊びはおもしろくなっていきます。
足が遅くて、鬼になったときに誰もつかまえられなかったらどうするのか。
同時に座って、椅子の取り合いになったらどうするのか。
真剣に臨めば臨むほど、このようなケースが発生します。
こんなときは、一体どうすればよいのだろう。
ここに、大きな学びがあります。
懸念点に先まわりするルールを、みんなでつくればよいのです。
もっとも避けるべきは、お調子者がただの悪者になってしまうような状況です。
なんの整理もなくはじめれば、お調子者が発生するのは必然です。
マナーを違反すると遊びがつまらなくなることを、全員で認識せねばなりません。
その上で、想定される懸念点に先まわりしなければなりません。
どうすれば目の前の遊びが、もっともおもしろくなるのか。
お気づきのとおり、これは遊びに限った話ではありません。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。