YABO
2024年7月20日(土)朝の6:00になりました。
野暮な人は、とかく、しゃれた事をしてみたがるものである。
どうも、高倉大希です。
「冗談ですよ」
冗談をかましたあとに、ついついこう言ってしまいます。
相手がその冗談を真に受けたら、自分が困ってしまうからです。
冗談は、ここの塩梅に頭を悩ませてこそはじめて成立する表現です。
安易に「www」や「笑」を、つければよいというものではありません。
スルーされても仕方がないという、ギリギリを攻めてこそなんぼのものです。
わざわざ、言わなくてもいいことを言ってしまう。
このような行為のことを、わたしたちは「野暮」と呼んでいます。
辞書的に言うならば、「風雅な心に欠けていること」を意味します。
自分で「冗談ですよ」と言ってしまう行為は、風雅な心に欠けているわけです。
その冗談を言ったことでウケるか否かという、問題ではありません。
スルーされる覚悟もないままに、冗談をかましてはならないという話です。
なぜスルーされる覚悟もないままに、冗談をかましてしまうのか。
それは、自分はわかっているということを相手に知らしめたいからです。
「べつに本気で言ってはいませんよ」という、保険をかけたくなってしまいます。
こうしてわたしたちは、野暮の道へと進みます。
まあ感じ方は人それぞれなので、今日の記事は個人の見解だと思ってください。
ここに書いてあることなんて、所詮はただの冗談です。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。