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投資未経験者必見!「新NISA」始めてみませんか?〜FIREコンサルがわかりやすく解説!

新NISA始めませんか?

こんにちは。FIREコンサルトレーナーです。

今回は新NISAについて解説と私の考え方についてお話していきます。実は以前も記事したのですが、最近質問を受ける機会が多くなっており興味のある方が増えているのかなと考え、いくつかの記事をまとめた形で再度記事にしてみました。


1.NISAとは

まずNISAとは正式名称「少額投資非課税制度」で、投資による運用益に通常かかってくる約20%の税金が非課税になるという税制優遇制度です。

政府は、年金だけでは心もとないと、市民に対し投資を通じて自己資産の運用・増加を行うことを促しており、そのための優遇措置となります。いわゆる老後2000万円問題・・ありましたね。

旧のNISAには「一般NISA」、「ジュニアNISA」、そして「つみたてNISA」の3種類があります。一般NISAとジュニアNISAは特定の条件下で利用価値があるものの、ここでは老後資金の確保により適したつみたてNISAに焦点を当てて説明します。

つみたてNISA: 年間最大40万円、約20年間の積立運用が可能で、最大投資可能額は約800万円です。2018年に一般NISAに続いて導入され、長期・積立・分散投資を促進することで、老後資金の確保に非常に有効です。

しかし、いくつかの欠点も指摘されていました。

つみたてNISAの欠点
●投資枠の限界:800万円という上限は、十分な老後資金という観点からは、やや物足りない印象。
●枠の非復活性:一度売却すると、その枠が再利用不可になる。
●期間の限定性:20年という期間は比較的長いものの、有限である。

2.新NISAとは

これらの欠点に対応する形で、新しい制度が設計されました。それが2024年から始まる新NISAで、投資枠の上限が1,800万円に増額、枠の復活制度が導入、さらに既に購入したつみたてNISAとの併用が可能です(ただし、2024年以降はつみたてNISAの新規購入は不可)。これは、つみたてNISAの不足点を見事に補完する形となりました。

投資枠がさらに拡大されれば理想的ですが、これ以上枠を増やしてしまうと、

「金持ち優遇?」
「FIREの為の制度?」

と本来の目的である老後資金確保の域を超えてくると理解されかねません。ですので1800万円というのは老後資金+αの線を狙いに行った絶妙な数字だと私は理解しています。いずれにしても「やらない選択肢はない!!」レベルの優れものです。表にまとめるとこんな感じです。

つみたて投資枠で購入できるのは、一言でいうと昨年までのつみたてNISAで購入できる、低コストの優良インデックスファンドになります。

成長投資枠で購入できるのは、つみたて投資枠で購入可能なインデックスファンドに加え、ETF、個別株等も購入可能です。ただ、私自身はインデックスファンドのみの購入に留める予定です。

3.PC設定画面公開!

では・・

●どのインデックスファンドを購入するの?
●インデックスファンドのみの留める理由は?
●年間どれくらい購入する予定なの?

につきましては、私のPC設定画面を解説付きで公開したいと思います。

ちょっと恥ずかしいですが💦先ほども申しました通り、私は新NISAではインデックスファンドのみの購入としています。つまりは、こうですね!

●「NISAつみたて投資枠」でもインデックスファンド
●「NISA成長投資枠」でもインデックスファンド

4.新NISA関する私の考え方

あくまで私の考え方ですが、理由はカンタン「余計なことを考えたくないから」です。前提条件として「NISAつみたて投資枠」として購入できるのは・・「手数料の安い優良インデックスファンドのみ」だからです。ですので同じものを「NISA成長投資枠」で購入するだけ・・ということですね。

※もちろんNISA成長投資枠でETFや高配当株を購入することを否定するものではありません。

私自身は世界、そして米国は長期目線で成長すると信じているので、これらを購入したらあとは塩漬けにするだけ・・という考え方です。もちろん「自己責任で」が大前提ですが、新NISAをこれから始める方で何を買ったらいいのか・・と迷う位ならこちらをオススメしたいところです。

S&P500派、全米派、全世界派が度々ネット上で論争を繰り広げているようですが、いずれも「分散」の効いた優良インデックスファンドです。その中でリスクでいうと S&P500 > 全米 > 全世界 となりますが、それぞれはほぼ連動していて、それほど大きな差ではありません。

例えば「全世界」といっても半分以上は米国株が占めています。つまり、なんだかんだ世界はアメリカ中心に回っているということですね。

●少しでもリスクを抑えたいのであればより「分散」が効いている全世界
●少しでもリターンを取りたいのであればS&P500
●全米が無難か?
●なんとなく半分ずつ
・・・

あとは好みの問題だと思っています。なお今回私は初めて「楽天全世界株」を購入しましたが、こちら楽天証券の「新商品」で手数料がかなり安かったので「お試し」で始めた形です。これから新NISAを始めようとしている配偶者にこちらを勧めようかな、なんて思惑もあります。

金額ですが、私は年360万円満額購入しています。これはNISA以外の「特定口座」で持っていたファンドの一部をこちらに回していく形をとった為で、「年間360万円の余剰資金を確保できる」訳ではありません(笑)

今後長い目でみたら運用益に対して税金20%というのが効いてくるので、今のうちに税金を清算してしまおう・・という考え方です。

あ、NISA成長投資枠は年240万円なのに上図9万円×12カ月で108万・・

全然満額じゃないよと思われた方もおられると思いますが、残りの132万円分は一括購入しています。これは少しリスクをとって早めに複利の恩恵を受けたいが為の対応で、先程の特定口座分の一部はこちらに回した形となります。

これらの買い方については決して真似る必要はなく、一定の金融資産があればある程度のリスクは取れるという考え方に基づいています。可能な範囲の余剰資金で、「長期」「積立」ていく形で全然問題ないと思います。

今回ご紹介したような優良インデックスファンドを15年以上積立購入した場合、過去どの15年間を切り取っても利益が出る、というデータがあるようです。もちろんここにはリーマンショック、コロナショック等の暴落も考慮された上でのデータです。

ただこれはあくまで過去のデータに基づいたものです。未来を保証する訳ではない、ということを理解された上で、無理のない範囲で始めていただければと思います。

5.まとめ

私は基本的な投資の勉強は必要だと考えていますが、これ以上のことを学ぶつもりはありません。もちろん最低限の有益情報はアップデートしていきますが・・1日24時間と限られた枠を他のこと、例えば経営や英語の勉強、家族との時間等に有効活用したいからです。

投資の勉強時間や考える時間を極力最低限の抑えたいがために「インデックスファンド塩漬け」が有効であると考えている次第です。もちろんこの価値観を押し付けるつもりは毛頭ありません。人それぞれ優先順位は異なりますので、それらを大切に充実した人生を生きていくことが何よりも重要だと考えております。

ということで長文失礼しましたが、今回のお話は以上です。

もしよろしければ「フォロー」「スキ」「オススメ」していただけると、さらにモチベーションアップにつながりますのでよろしくお願いしますね(笑)

最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。

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