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【番外編】藤井フミヤ 40th Anniversary Tour を観た! HOKURIKU TEENAGE BLUE 1980 Vol.25
はじめに。 ※記事中、藤井フミヤさん40周年ライブのネタバレを含みますのでご注意ください!また、本シリーズは80年代のあれこれをテーマとしており、80年代の楽曲を中心にふれていることをご了解くださいませ。 3月31日(日)。藤井フミヤさんのデビュー40周年記念ライブを観た。会場は富山市オーバードホール。チケットはソールドアウトし会場は超満員。僕の席はキャパ2196人の大会場の4階、それもなかほど。それでも約2時間30分にわたってちりばめられた代表曲の数々を堪能した。 さ
川島郭志vs崔甲哲 1993年10月5日 葛西裕一vsジェローム・コフィ― 1993年10月7日 「後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代ボクシング Vol.16
川島郭志vs崔甲哲 基本的にひとつの記事でひとつの試合を扱ってきたが、今回は2試合を同時に取り上げたい。というのも、わずか3日の間に当時「世界に最も近い」と言われていた2選手が次々に登場し、いずれも「世界前哨戦」を行っていたからだ。 ひとりは当時、日本ジュニア・バンタム級王者の川島郭志。もうひとりは日本ジュニア・フェザー級王者の葛西裕一。どちらも大好きな選手だったので、両日ともに観に行った。 まずは10月5日に行われた川島の試合。生観戦は4月の松村戦以来、半年ぶり。
1979年、春。YOUNG MANと基礎英語と丸石サイクル。 HOKURIKU TEENAGE BLUE 1980 Vol. 24 西城秀樹『YOUNG MAN(Y.M.C.A)』
■西城秀樹『YOUNG MAN(Y.M.C.A)』 作詞(日本語詞):あまがいりゅうじ 作曲:J Morali 編曲:大谷和夫 発売:1979年2月21日 昭和54年、僕は中学生になった。 昭和54年、つまり1979年。 70年代も最後の一年。江川卓が「空白の一日」を経て巨人入団を果たしいよいよプロデビューした年であり、インベーダーゲームが大流行した年であり、海外に目を移せば英国でサッチャーが女性初の首相に就任した年であり、スリーマイル島で原発事故が起こった年でもある。
1982年、夏。オリビア・ニュートン=ジョンとジーン・ケリーと初舞台。HOKURIKU TEENAGE BLUE 1980 Vol.23 オリビア・ニュートン=ジョン『ザナドゥ』
■オリビア・ニュートン=ジョン『ザナドゥ』 作詞:ジェフ・リン 作曲:ジェフ・リン 編曲:ジェフ・リン 発売:1980年6月6日 ※この記事は、前作『1982年、春。ジョーン・ジェットと中森明菜と高校演劇』の続編となります。よろしければ、そちらもお読みくださいませ。 演劇部に入ってみたものの… 1982年5月の僕は7月の本番に向けてキャストによる本読みと、「演出上不可欠」というバク転の練習を続けていた。 元々運動神経はよい方ではない。というのはG先輩もすぐに気づいたよ
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1982年、春。ジョーン・ジェットと中森明菜と高校演劇。HOKURIKU TEENAGE BlUE 1980 Vol.22 中森明菜『スローモーション』、Joan Jett & The Blackhearts
■ 中森明菜『スローモーション』 作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお 編曲:船山基紀 発売:1982年5月1日 ■ Joan Jett & The Blackhearts『I Love Rock'N Roll』 作詞作曲:アラン•メリル 発売:1982年1月19日(米国) 花のアイドル1982年組とともに始まった高校生活。 1982年、春。僕は高校に入学した。 高校へは、まず最寄りの国鉄の駅まで10分ほど自転車を走らせ、その後20分くらいをかけて列車に乗って金沢に出
清志郎とヒロトと一枚の手袋と。 HOKURIKU TEENAGE BLUE 1980 Vol.21 The Blue Hearts『少年の詩』 忌野清志郎『Around The Corner 曲がり角のところで』
■The Blue Hearts『少年の詩』 1987年5月1日 作詞:作曲 甲本ヒロト 編曲:The Blue Hearts 浅田 孟 ■忌野清志郎 『Around The Corner 曲がり角のところで』 1987年2月25日 作詞:作曲 忌野清志郎 バイト先でザ・ブルーハーツと遭遇! 前々回Vol.19「昭和の最後にクラッシュギャルズと小人プロレスを観た」でバイト先での経験を書くうちに当時(86~87年)の思い出が色々と蘇ってきた。ということで今回もその頃の話
The東南西北から考える、丙午世代は谷間の世代か否か? HOKURIKU TEENAGE BLUE 1980 Vol.20 The東南西北『内心、Thank You』
■ The東南西北『内心、Thank You』 作詞:松本隆 作曲:久保田洋司 編曲:白井良明 発売:1986年4月2日 Born in 1966、丙午世代の憂鬱。 唐突だが、僕は丙午(ひのえうま)世代である。 といいつつ、67年1月生まれなので、正確には丙午生まれではないのだけれど、同学年の大半は丙午生まれだし、小さなころから「丙午世代」と呼ばれてきたので、その一員であるという自覚がある。 その特徴は、何と言ってもまず人数が少ないことだ。中学では一個上も下も3クラ
昭和の最後にクラッシュギャルズと小人プロレスを観た。 HOKURIKU TEENAGE BLUE 1980 Vol.19 クラッシュギャルズ『炎の聖書』
■ クラッシュギャルズ『炎の聖書』 作詞:森雪之丞 作曲:後藤次利 編曲:松下誠 発売:1984年8月21日 忘れられない一日。 昭和61年だったか、それとも62年だったか、今となってはそれさえ判然としない。僕が19歳か20歳の頃のこと。日時も場所もあやふやで記憶も断片的。けれど、忘れがたい一日がある。ただ一度だけ、全日本女子プロレスの興行にバイトとして入った日のことだ。 当時、名古屋の大学に通っていた僕は、友人の紹介で「エスカルゴ35」というスポーツやコンサートなど