スージー鈴木さんのコラムシリーズ『OSAKA TEENAGE BLUE 1980』が好きすぎて立ち上げた、非公認非公式コラムシリーズです。80年代邦楽シーンと北陸地方の片隅でその…
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1979年、春。YOUNG MANと基礎英語と丸石サイクル。 HOKURIKU TEENAGE BLUE 1980 Vol. 24 西城秀樹『YOUNG MAN(Y.M.C.A)』
■西城秀樹『YOUNG MAN(Y.M.C.A)』 作詞(日本語詞):あまがいりゅうじ 作曲:J Morali 編曲:大谷和夫 発売:1979年2月21日 昭和54年、僕は中学生になった。 昭和54年、つまり1979年。 70年代も最後の一年。江川卓が「空白の一日」を経て巨人入団を果たしいよいよプロデビューした年であり、インベーダーゲームが大流行した年であり、海外に目を移せば英国でサッチャーが女性初の首相に就任した年であり、スリーマイル島で原発事故が起こった年でもある。
ドラマ「翔んだカップル」が開いた80年代の扉 HOKURIKU TEENAGE BLUE 1980 Vol.4「僕等のダイアリー」
■ H2O「僕等のダイアリー」 作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお 編曲:星勝 発売:1980年11月4日 1981年7月2日から始まった自由な日々 「これが自由というものか…」 僕は居間の畳の上に寝転びながら、そう思った。時刻は午後4時30分。昨日までなら校庭でサッカーをしていた時間だ。 「もうサッカーをやらなくていい。部活に行かなくていいんだ」そう思うと、胸の奥で爆発するような喜びが沸き上がり、僕は畳の上をまたごろごろと転がった。 1981年7月1日、我が笠間中