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後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代ボクシング~

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90年代に後楽園ホールで目撃したボクシングの名勝負の数々を、ごく私的な視点からまとめています。
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記事一覧

神藤太志vs浅沼光 1993年11月22日  「後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代…

メインよりも強烈な印象を残した神藤太志のベストファイト。 いつもはメインの試合を取り上げ…

川島郭志vs崔甲哲 1993年10月5日 葛西裕一vsジェローム・コフィ― 1993年10月7日 …

川島郭志vs崔甲哲 基本的にひとつの記事でひとつの試合を扱ってきたが、今回は2試合を同時…

神藤太志vs天翔康晶 1993年9月20日 「後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代ボ…

ベビーフェイス・アサシン、神藤太志登場! 神藤太志(笹崎)の試合を初めて観たのは、深夜の…

ヤマトタケシvs金昌澤 後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代ボクシング Vol.1…

東京在住時代(1990~2006年)、足繫く通った後楽園ホール。最安値の立ち見チケット(当時3000…

ヤマトタケシvs横崎哲 1992年6月19日 「後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代…

新トレーナー、福田洋二氏の登場。 ワタナベジムに入会した3日後、飯田トレーナーからチケッ…

吉野弘幸vs上山仁 1991年12月9日 「後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代ボク…

ボクシング観戦にはまることになった運命の一戦。 後楽園ホールで初めて生のボクシング観戦を…

吉野弘幸vs佐藤仁徳 1992年4月7日 「後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代ボクシング Vol.4」

1992年のワタナベジム 92年に入り、ワタナベジムに入会し半年が過ぎた。体重を減らすことが当初の目的だったが、平均して週に4,5回通い続けるうちにぐんぐんと落ちて、この頃には10キロほど痩せることができていた。 とはいえ、特別なことは何もしていない。プロ志望生でもなかった僕は、スパーリングどころか、ミット打ちさえ一度もやってもらったことがなかった。トレーナー陣は試合を控えたプロ選手やプロ志望生の練習をみるだけで手一杯なのは、みていてよくわかったので、それについての不満は

小池英樹vs川島郭志 1992年7月13日 「後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代ボ…

はじめに。 『アンタッチャブル』の異名を持つ、90年代を代表するディフェンス・マスター、川…

葛西裕一vs阿部真一 1992年12月5日 「後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代ボ…

名門、帝拳ジムの90年代を代表するホープと言えば? 90年代のボクシングについて語る本シリー…

グレート金山vs尾高栄一 1993年2月5日 「後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代…

稀に見る逆転劇。山岡正規vsグレート金山 1992年6月7日。 日付まではっきりしているのは、そ…

葛西裕一vsアブラハム・トーレス 1993年4月3日 「後楽園ホールのベランダより~追憶…

世界に一番近い男、葛西裕一の冒険マッチ。 1993年4月当時、日本の世界チャンピオンは、鬼塚…

川島郭志vs松村謙二 1993年4月6日 「後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代ボク…

すっきりしない結末だった葛西vsトーレスから3日後。 世界に一番近い男と目された、葛西裕一…

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ピューマ渡久地vsヘスス・ロハス 1993年4月20日 「後楽園ホールのベランダより~追…

話題のカードが続いた93年4月。 葛西裕一vsアブラハム・トーレス、川島郭志vs松村謙二と、好…

竹原慎二vs李成天 1993年5月24日 「後楽園ホールのベランダより~追憶の90年代ボクシング Vol.11」

世界を狙う竹原が、まずは東洋王座へ。 のちに日本人初の世界ミドル級王者となる竹原慎二。彼の試合を初めて生観戦したのが、東洋太平洋ミドル級王座決定戦となるこの一戦だった。当時の竹原はWBA世界ミドル級9位、対戦相手の韓国、李成天はOPBFミドル級2位にして国内王者でもある。 世界ランクにも顔を出し「世界をも狙える本格派」として喧伝されていた竹原が、いよいよ日本を飛び出してまずは東洋へと向かう。前月4月に好カード3つを立て続けに生観戦し、すっかり勢いがついていた僕は、迷わずこ