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経審を10分で伝える 【2】 

各論の開始にあたって

(※ 共同マガジン参加にあたり、少々加筆修正をしました。)

【1】の総論を承けての各論的な対策をまとめているうち、「鮮度が落ちていく前に、短編(1,800字ほど)でもリリースしてしまおう」という判断になりました。

ぜひ【1】と併せてご一読ください。
無料公開範囲も増量してあるので。

既にご存知でしたらそれで全く構いませんが、後述のように、「ただただ点数をアップせよ」という指導は誤りなんですよね。

時間と分量の関係で、対策は1つしか載せられていないのですが、お買い求めいただけたら、なにがしかのヒントとしてお役に立てると思います。

絶大な効果あり!とか誇大広告をする趣味はありません。

数千円の市販本の実務書を複数冊見ても、私の書いていることと同旨のことが書いてあると思います。

実務で先輩に口述であれポイントを教わり、実際に書籍まで買った者が言うんですから間違いありません(苦笑)。

ここで、その書籍を紹介してくれたら読むのに、という方は良いのですが、中にはいわゆる鈍器本みたいなのもあります。

縮約されたものを読むほうが、時間と労力の節約になるのではないかと…。

経審受審で獲得できうる発注元【一覧】

ここでプレゼント、ダウンロードできます

以下、既存の佐賀県の手引きを基にペラ1枚抽出しただけのものですが、簡明さにおいて他県の手引きに見当たらない一覧だったので、需要があったりしないかと思い、作成者を明示しつつ、置いておきます。

もちろん、公刊物なので、無料です。
ただ、拡散の一助になればというだけです。

※下書きしていた2023年10月現在の最新。

🔺権利関係がご心配な方のためのメモ


公共部門が説明のために用意した資料を著作権法で逐一護ると、かえって知識の流通を阻害するという配慮を定めた、著作権法第32条第2項+第48条をご参照ください。

佐賀県という発行官庁を示したことで、作成者明示義務は果たしているつもりです。

▷2023年11月9日追記

有料部分に入る前に告知をさせて下さい。

本記事執筆のあと、ご縁があって、共同マガジン↓に参加させていただくことになりました。

様々な個性ある方々が、精力的に寄稿されているようです。
もしよろしければ、こちらから↓一度ご覧になってみて下さい。

以下、本文に戻ります。

経審の特殊性


実は、前回の【1】において、趣旨目的を最初に述べたのは、ここで述べることと関係があります。

公金で実行される公共工事を担う業者選定をするために、公平公正な採点をする…といったことを書きました。

が、その目的意識からすると、世間一般の競争のように、「点数が高ければ高いほど良い」ということにはならないということは察していただけますでしょうか?

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