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貫くのは愛の矛先

いつの間にか
僕は浅い眠りだった

顔を洗い 髭を剃り
炊いていたご飯 納豆 ワカメの味噌汁
それに目玉焼きを食べて

作業着を着て
愛車 プレリュードに乗り
TRANCEの曲を聴いていた

会社まで30分
社員は22名

時計を見たら
タイミング良く青木 麗子に
声をかけた

朝だから麗子は気分が悪いみたい
時間が経てば笑顔を見せてくれる筈

僕は
神衣 夢希人 年齢は丁度25歳
麗子は1つ下の24歳


仕事が始まる前に
社長から社員 全員に激励の言葉を
くれた

それから仕事をこなし
昼休みになり食堂で
料理人の長谷川さんが料理を
作っていた

僕は
海老チャーハンを頼み
麗子はカレーライスを食べていた

麗子に声をかけた
どうやら朝辛そうな顔をしていたのは
朝まで飲んで二日酔いだったみたい

麗子は僕だけのANGEL
誰にも邪魔はさせない

付き合うきっかけは
1年前の忘年会で上司の佐藤さんから
麗子を紹介されたから

麗子も僕と同じTRANCEが

好きだったから話題の花が開き
いつの間にか付き合っていた



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