音楽療法士けるぼんさんの記事を読んで思い出したこと

今日も読んでくれてありがとうございます。

映画大好きcandy＠です 💖

今朝、けるぼんさんのnoteにお邪魔したんです。

”けるぼんさんは音楽で心を癒すお手伝いをされる音楽療法士（セラピスト）さんです。”

すると

その一歩が道を作るのだから[木曜朝のプレイリスト]が目につきました。

「今日は金曜日だけど、けるぼんさんの住んでいるカナダとは時差があるから聞いてみよっ」と思って聴き終わり、余韻に浸っていると、けるぼんさんのこちらの記事にも繋がることができました。

内容は私の拙い文章よりも本当は読んでいただきたいのですが少し紹介しますね。

けるぼんさんは音楽を使ってセラピーをされるのでプレイヤー（セラピーを受ける方をこう呼ばれています）がリクエストした曲をセッション中と後に少なくとも3回くらいは聞かれるそうです。

そしてそのプレイヤーがなぜその曲を選んでシェアしたいのかを考えてセラピーに取り入れ、寄り添うことをされています。

けるぼんさんの好みではない曲でも、何度も聞くうちにだんだんとその曲がけるぼんさんに染み渡り、いつの間にか曲だけでなくプレイヤーの気持ちも含めて受け入れられ、理解する助けになると書かれていました。（実際の記事にはもっと深い意味が綴られているのでぜひ読んでください。）

この記事を読んでいて私はある人のことを思い出しました。

短大時代の友人です。

彼女とはクラスが同じで映画好きも同じ、あっという間に意気投合して仲良くなりました。

少ししてから彼女が好きな歌手の話をしてきました。

彼女が好きなその歌手は

トム・ジョーンズでした。

どうですか？

私は初め「こんなおじさんのどこがええんやろ」と思いました。（ごめんなさい）

そしてわざわざ彼女が録音してくれたカセットテープ（その当時はレコードをカセットテープに録音する）を一度も聞かずにそのままにして、適当に良かったとか言ってはなんとか誤魔化していました。（酷い友達ですよね💦）

そのうち彼女が次々とトムの（トムと言わせてもらいます）アルバムをせっせと録音しては私にくれるので申し訳なくなり、「一回ぐらいは聞こうかな」と思い始めて聞いてみたんです。

初めはやっぱり「なんやこれ？どこがええんやろ？」だったんですが・・・

何度も聞いているうちに「あっ！この曲はいいかも」とか「トム、歌唱力と迫力は半端ないな」とか思い始めました。

彼女のようにトムの全てを好きになったわけではありませんでしたが

（やっぱりビジュアルはちょっとタイプでは無かったので・・・）

いつの間にか好きな曲は口ずさむほどになっていました。

あれから40年近くたった今でも、やっぱり彼女のことを思い出すときは、トムのことも思い出すのです。（反対もあります、トムを思い出すと彼女も思い出す）

その友人は結婚して今では遠い場所で暮らしています。離れているのですぐ頻繁に会うことはできませんが、このトム・ジョーンズのエピソードのおかげか？いまだに彼女との縁は続いています。

もし私があのままトムのカセットを聞かずにいたら、本当の彼女のことをあまり理解せずに、映画好きな友達止まりだったのかもしれません。

彼女のシェアしてくれたトムの曲を聞くことでより深く（その頃は意識していませんでしたが）彼女を理解して知り合うきっかけにもなっていたのかと今朝のけるぼんさんの記事で思えました。

けるぼんさんはこの記事の中で彼女が好きだった曲をけなされて傷ついた話も書かれています。

それを読んだ時に私は友人の好きなトムの曲をけなさなくて本当によかったと思いました。言った方は軽い気持ちでも言われた方は重く受け止める場合はあり得ることだし、それはたとえ趣味にでも当てはまるんだと。

私の娘たちの好きなアーチストは私の好みとは少し違いますが（長女はラップ系で二女はKーpopです）わからなくても聴いていたら好きになるものもあり実際にライブに連れて行かれてファンになったりもしました。

まずは寄り添ってみる

けるぼんさんの言葉です。簡単なようで難しい「寄り添う」こと。

肉体的だけではなくて精神的にも「寄り添う」

とても良い言葉です。

朝からけるぼんさんのおかげで忘れていた友人との楽しかった思い出に浸ることができました。

ありがとうございます🥰

久しぶりに友人にLINEでメッセージを送ってみようかな？

そして若かった青春時代の話で盛り上がれたらと今考えています。

最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。

この記事がもし良かったと思われたらスキしてくださると嬉しいです。

コメントいただけるともっと喜びます！

よろしくお願いいたします。

candy @　(ミルク）｜note