略称 『民主党』 案分票 400万票 立憲民主党 国民民主党 比例代表 衆議院議員選挙 2021.10.31 日本 20211106

 2021.10.31開票の衆議院議員選挙比例代表において約400万票が『案分票』となっていたものとみられます。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021102800742&g=pol
案分票【選挙ミニ事典】:時事ドットコム
複数の候補者が同姓同名だったり、政党名が類似していたりして投票用紙にいずれを記入したのか判然としない票は、対象となる全ての候補者、政党に得票割合に応じて配分される。

 立憲民主党及び、国民民主党が略称を『民主党』として届け出ています。
 これによって、得票の割合に応じて票を振り分ける『案分票』が大量に生じたものとみられます。
 立憲民主党及び、国民民主党は、公職選挙法に基づき、略称をともに『民主党』として中央選挙管理会に届け出ています。
 中央選挙管理会は政党の略称について異議をとなえることができず、そのまま受理しています。
 こうした経緯から膨大な案分票が生じています。
 以上により、立憲民主党の議席数が減少した可能性があります。
 投開票当日、各市の選挙管理委員会や投票所に対し『間違って書いてしまった。分かりやすくしてほしい』、『この略称表記は正しいのか』などの苦情や問い合わせが相次いでいます。
 自治体の選挙管理委員会の担当者は、『『この政党に投票したい』という有権者の思いと違うところに票が振り分けられてしまう。解消する方法を検討してほしい』としています。

https://mainichi.jp/articles/20211104/k00/00m/010/199000c
衆院選「民主党」案分票は400万票? 「有権者の思い反映されず」 | 毎日新聞

 2010年政党の『同一略称』について、以下の質問がなされています。

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a174408.htm
政党「同一略称」に関する質問主意書
平成二十二年四月十九日提出
質問第四〇八号
政党「同一略称」に関する質問主意書
提出者  田中康夫
十四 万が一にも、「同一略称」が回避されぬ儘、国政選挙が実施され、混乱・誤認が生じた場合、迷惑・被害を受けた有権者、候補者、報道機関を始めとする国民各位から、統治管理能力という意味合いでの「ガバナビリティ」を問われる事態に陥ると思うが、覚悟の程を問う。
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b174408.htm
衆議院議員田中康夫君提出政党「同一略称」に関する質問に対する答弁書
九、十二及び十四について
平成二十二年四月二十七日受領
答弁第四〇八号
内閣衆質一七四第四〇八号
平成二十二年四月二十七日
内閣総理大臣 鳩山由紀夫
公職選挙法における名称及び略称に関する制度については、昭和五十七年に議員提案により設けられたものであることから、その制度を変更するに当たっては、各党各会派において十分に御議論していただく必要があると考えている。

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http://mainichi.jp/articles/20211104/k00/00m/010/237000c
京都府内で「民主党」4万8000票 「あえて書いた」労組OBも | 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20211104/k00/00m/010/199000c
衆院選「民主党」案分票は400万票? 「有権者の思い反映されず」 | 毎日新聞

https://www.tokyo-np.co.jp/article/141232
「民主党」案分票、県内11万票 立民と国民、比例得票の3割強 県選管に「同じ略称、誤りでは」:東京新聞 TOKYO Web

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