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ヘアスタイルは作品ですか?商品ですか??

音声配信はstand FM
ヘアスタイルは作品?商品?ですよね?」を文字起こししてものです。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。  
かたぴーです。

今日はですね、少し美容師として ヘアスタイルに対する考え方を伝えてみたいなと思います。

先日ですね、これちょっと愚痴っぽく聞こえちゃうかもしれないんですけど、
愚痴ではないんですけど、愚痴っぽい感じですw
すみません。

私ですね、オーガニックヘナを使っている美容師なんですけど、 ヘアカラーと比べられることが多くて、 ヘナよくわからない人がいるかもしれませんけど、 インド原産にした植物なんです。
その植物を使って白髪とか髪を染めていく技術なんですね。 さらに、体のことを考えたりとか、 頭皮ケアだったりとか髪のケアのことを考えて、 長期的な健康目線でヘナに変えられる方がいらっしゃるので、 ヘナもやっています。 そして、もちろんヘアカラーですね。
色々、明るさとか色味とか、 自由にコントロールできるヘアカラーも同時に扱っているんですね。

この2つは相反するものなんですけども、 もちろんカラーに関してはダメージもありますし、 肌の刺激というものもあります。 なので、どちらもデメリットメリットはあるわけですね。
 ヘナは美容室でも染められるんですけども、 薬品ではないので、お家で染められるんですね。 なので、特に白髪染めの方は結構ヘナを使われる方が多いんですけども、 結局お店で塗ると料金もちろんいっぱいかかっちゃうので、 お家でヘナを使って白髪のケアをしていくっていうのが、 どちらかというとオススメしている文化なんです。
これは本当に綺麗になってほしいからなんですね。

美容室に来るという頻度が、もちろんコロナを経て減った人もいると思うんですけども、 やっぱりそこはですね、お家で自分でケアする、自分で自分を綺麗にするっていう、 そういう文化、そういうアクション、ルーティーンみたいなものを お客様には持っていただければなというふうな思いでオススメしているんです。

ここからが本題なんですけど、

美容師さんの考え方なんですね。
結構美容師さんヘナ嫌いな方多いです。
美容師さんはヘアスタイルのことを作品だという人が結構多いです。
自分の作品というふうに捉える方が結構いらっしゃるんですね。
私は、ヘアスタイルは商品だと思っています。
この違いなんですけども、作品という概念はですね、 美容師が思うことであって、お客様には全く関係ない概念なんですね。
ヘアスタイルは、お客様と一緒に作っていくもので、これはコンサルティングされた商品なんですよ。
ヘアスタイルが綺麗になる、かわいくなるというのは目的ではないんです。
ヘアスタイルが綺麗になる、かわいくなる、トレンドヘアにお手に入れるというのは、 手法というか方法であって、その先にある、例えば、彼氏ができるとか、 家族と幸せな時間を過ごすとか、仕事がはかどるとかですね、 確信をもって仕事ができるとか、あとはちょっと外に出てみたくなるとか、 ちょっと隣町まで行ってみたくなるとか、そういうふうに、その人の気持ちとか心を変えて、 その人のアクションパターンを変えて、お客様を幸せに導くというのが ヘアスタイルの目的なんですよ。

なので、あくまでも私は、ヘアスタイルは商品だと思っています。結構強めに私は思っているんですけど 、「作品なんで」っていう美容師さんはやっぱりヘナをやっちゃいけないんですね,

ヘナはですね、お客様が自分で自分を綺麗にするホームケアシステムになりますので、やっぱり美容師がヘアスタイルのことを作品だと思っていると、「家でカラーとかするなんて」、「染めるなんて」っていう発想そのものがナンセンスなわけですよ ,
そんなのも含めて作品だから
だからお客様が頭皮がどうなろうが、
髪が細々になろうが 、関係ないんですよね。
なので、その時写真に写ったヘアスタイルが どんな形なのか、インスタグラムに載せられるのかどうか 、そんなのが一番の関心どころになるんじゃないでしょうか ?作品なので。

美容師さんからするとですね 、
その写真をまだ知らない人が見て 、「この美容師さん上手そうって」思ってもらえて、お客様を呼ぶ。
そのための目的としてヘアスタイルを捉えているのであるとしたら 、やっぱりその目の前にいるお客様はめっちゃかわいそうだなと思うんですよ。
もちろん自分が素敵なヘアスタイルになって写真に写って それが公開されるというのはまんざらでもない人いるのかもしれないけど、 私はですね、
この作品という概念は個人的に私は好きじゃないんです。

やっぱり目の前にいる人の生活を豊かにできるような ヘアスタイルではないと、やっぱり気分が上がるとか 、毎日綺麗でいられるとか 、そういう価値を手に入れないと、やっぱり商品としての価値は上がらないと思うんですよ。
なのでヘアスタイルは商品だと私は思います。
なぜこんな話をしたかというと 、たまたまそのヘナを一緒にやろうと、お誘いしている美容師さんがいるんですけども 、ヘアスタイル作品を、それをお客様に色だとしても 委ねるのはちょっと嫌だな。
みたいな感じのことを言われてしまったので、
その時はその人の気持ちを受け止めましたけど 、なんかちょっと違うなと思ってました。

それをちょっと今日、なんか愚痴っぽく聞こえますよね?こんなこと言うと。
愚痴というか愚痴ではなくて、
本当にヘアスタイルを美容師として生きていく上での、 私は大切な考え方の分岐だと思っているので 、ここで話すことによって、 少しまとめておきたいなという風に思いました。
昨日ちょっとお休みしてしまったんですけども なるべく毎日更新できるように頑張っていきたいなと思っています それではまた遊びに来てくださいありがとうございました

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