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新型コロナウイルスによる社会の変化を四字熟語で振り返る vol.2

(2021年4月22日更新)

Twitter界で確かな情報が発信されることが期待できますね。

厚生労働省らしからぬQ&Aサイト。

デザイナーさんが入ったのでしょうか。

既存のQ&Aサイトとは見やすさが違いますね。

2度目の緊急事態宣言。

近いところでも感染者が出てきて

不安な気持ちを抱えながらの生活。

気分晴れやかには出かけられず辛いけれど

感染対策をバッチリして

過ごします。

大事な事柄は何度も繰り返し伝えることが大切。

それでは四字熟語vol.2を始めたいと思います。

vol.1はこちらでどうぞ。

📝濃厚接触

感染が拡大し、

濃厚接触者にはPCR検査が行われました

と聴く機会も多くなりました。

そもそも濃厚接触って???と思われた方も

お見えになると思います。

濃厚接触かどうかを判断するポイントは2点。

1)距離の近さ

2)時間の長さ

です。ただ、至近距離にいたとしても

3密だったか、マスクをしていたか等々

他の条件も保健所が調査し

総合的に判断するとのこと。

詳しく知りたい方は

厚生労働省 一般向けQ&Aもぜひご覧ください。

クラスター発生に関し

夜の街や宴会が問題視されていますが

誰かと一緒に飲んだり食べたりするときは

マスクを外し、1メートル以内で

15分以上会話してしまいますね。

お酒が入るとつい大きな声にもなるでしょう。

これからも私たちが出来る感染対策の基本は

1)マスク
2)手洗い
3)ソーシャルディスタンス(最低1メートル)

ですね。

お互いに気持ちよく過ごすためには

医療職もサービス業も

ますます声かけのスキルが求められます。

熱中症予防も踏まえ、その場にあった声かけに

心がけていきたいと思います。

こちらの記事、参考になります↓

ーーー ✂️ ーーー

GoToキャンペーンによる感染拡大を懸念する声が高まり

2020年7月14日、国土交通大臣が

参加事業者に感染対策を義務づける、と

記者会見で述べていました。

旅行・宿泊事業者がキャンペーン参加を申請する際、

感染防止対策や連絡体制を確立しているかどうか

審査するとのこと。

対策は、

・受付に仕切り板をつける
・宿泊客全員に検温する
・風呂や食堂などの共用施設では人数制限や時間制限
・ビュッフェ形式の食事は個別提供する

といった内容だそうです。

旅の醍醐味であるビュッフェが

しばらくなくなるのは寂しい・・と

正直思ってしまいました。

GoToキャンペーンの一連のニュースを見ていて

感染者が発生した時の体制

これが世間一般的に既にどうなっているのか

興味が湧いたので調べてみました。

1)農林水産省

感染者発生時の対応・業務継続に関するガイドラインが出ています。

2)京都府

2頁目に患者発生時の患者および濃厚接触者への対応が示されています。

3)GMOインターネットグループ

「消毒」「検査」「濃厚接触者の特定」の3点がポイント。

GMOインターネットグループの場合は

検査を業者に外注する体制を取っているようです。

GMOインターネットグループにおける

パンデミック時における対策発令・対応レベル

PDFで確認することができます↓

他社用にBCP(事業継続計画)立案の

参考サイトが2020年7月14日アップされています。

在宅勤務の一連のニュースでも注目していましたが

とても参考になる取り組みではないでしょうか。

4)鹿児島市

1人でも陽性が確認された場合は、

原則として5日間の学校閉鎖。

濃厚接触者からの感染拡大防止策が

示されています。

特徴として

偏見や差別を生まないよう配慮することにまで

言及されています。

どんなに予防していても

どこで感染するかわからない上に

感染してしまった後に生じる甚大な影響と不利益。

活動再開するのであれば

やはりルール作りのような体裁だけでなく

自己管理を徹底し

ルールをきちんと運用できる体制に

しなければならないと感じます。

メンタルヘルスケアについては

各種学会の対策指針が出ています。

ちょっと難しい文章ですが、自分に関係があるところを

斜め読みすることをお勧めします↓

5)鳥取県

従業員が新型コロナウイルスにかかった場合の

ポイントが次のサイトで示されています。

事業者は保健所の指示に基づいて

消毒を行います。

ーー

1)〜5)を総括すると

感染者が発生した場合、基本的には保健所の指示で動くが

濃厚接触者が直ちに確定できる体制づくり

が重要だとわかりました。

接触確認アプリのダウンロードを促すのはもちろんのこと、

スマホを持っていない人にも

すぐに連絡を取れるようにしておくということですね。

ダイヤモンドプリンセス号であったような

検査拒否などがないよう

旅行や宿泊されるお客様には

何かあったときには必ず協力していただけるよう

予め了承をもらっておくのかもしれないなと思いました。

📝東京除外

2020年7月16日(木)東京都の感染者数が286人。

検査体制の拡充により

感染者数が増えてきたということもある。

一方で東京滞在者が地方で発症することも

徐々に増え、GoToキャンペーンはついに

東京除外

の判断に至りました。

断腸の思いとは、赤羽国交相の記者会見での言葉です。

旅行ツアーではキャンセルが相次ぎ

かと言って今のところ業者への補償も発表されていないため

観光業者への影響が甚大であることが容易に推察されます。

失われた旅行需要の回復や旅行中における地域の観光関連消費の喚起を図るとともに、ウィズコロナの時代における「安全で安心な旅のスタイル」を普及・定着させる。 国土交通省 観光庁ホームページより

安全で安心な旅のスタイル、

事業者の皆さんと私たちが共に

作り上げていくことになりますね。

📝感染者数

我慢の四連休。

日本医師会の中川俊男会長は

2020年7月22日の記者会見で

新型コロナウイルスの感染が

再び拡大していることを受けて

「不要不急の外出を控えて」と呼びかけました。

7月23日〜7月26日の4連休後に

必ず感染が拡大するとの見込みから

感染者数だけでなく

各都道府県の病床数にも注目が集まります。

以下の画像は「新型コロナウイルス対策ダッシュボード」の

サイトから引用しています。

スクリーンショット 2020-07-23 21.41.38

緊急事態宣言が出ていた頃と比較してみましょう。

スクリーンショット 2020-07-23 21.50.23

緊急事態宣言の時と比べると

東京は現在ほぼ同じ患者数になっています。

検査の拡大で、検査数が10倍に増えたことも

もちろん考慮に入れるわけですが

これをどう解釈するのか専門家の先生方から

教えてほしいです・・

感染者数のダッシュボードのように

感染症専門の先生のご意見ボードが欲しいところ。

それから今年3月以降、未曾有の情勢の中

必死に働いて来た医療関係者。

彼らの疲労が解消されないうちに次の波が来て、

関係者のケアを同時進行で行わなければならない。

▼2020年12月18日更新

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📝検査陽性

国立国際医療研究センター 忽那(くつな)先生の記事が

とてもわかりやすいのでご紹介しました。

※忽那先生のご説明は常にわかりやすいので

お名前を覚えておくことをオススメします。

こちらの記事を読めば

第一波と、現在の第二波の

検査陽性率の捉え方・考え方がわかると思います。

文字だけでなく、氷山や人の図があることで

頭に入りやすいですよ。

それからPCR検査の意義を考える上で

こちらのグラフが理解しやすいのではないかと思います。

1つ目がグラフの作成者、2つ目が日本語解説つき。

X軸が感染までの日にち、Y軸がウイルス排出量。

感染者が復職・出勤する際には

PCR検査を義務付けている職場もあるようですが

一定時間を経過すると

上のグラフのように「PCR陽性だが感染性がない期間」

となるので、発症後しばらく経ってからのPCR検査については

本人への心理的負担も含め、

費用対効果を考えないといけないように思います。

次のPDFは厚生労働省から出ている退院基準の見直し概要です。

そしてまた忽那先生の記事をご覧ください(2020年7月)。

ウイルス量を示したわかりやすいグラフがありますね。

新型コロナウイルス感染症では、発症前に感染性のピークがあり、発症前の無症状の時期から周囲にうつしているというデータが集積してきました。これがほとんど無視できる量であれば良いのですが、新型コロナの感染伝播の総量を100とすると、この発症前の無症状者からの伝播が45%、そして無症状のまま経過する無症候性感染者からの伝播が5%ということで、合計50%は無症状者からの伝播であることが分かっています。(Yahoo!ニュースより)

記事中にある、ハムスターにマスクをつけた実験も

興味深いです(マスクをどうやってつけたのか気になる)。

📝予防接種

季節性インフルエンザワクチンの接種について

厚生労働省からプレスが出ています。

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自治体によってワクチンの接種開始時期が

異なることがありますので、

自治体ホームページや広報誌などで

チェックしてみましょう。

名古屋市の場合は、10月15日(木)から令和3年1月31日(日)まで。

高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種が実施されます。

自己負担金は本日時点では未定との表記。

予防接種により、インフルエンザの感染予防、

症状軽減の効果が期待できます。

感染予防に対する意識がこれまで以上に高まり

「今までインフルエンザワクチンには興味がなかったけど

今年は受けてみようかな・・」という

高齢者が多くなるのではないでしょうか。

📝関心低下

10月23日、新型コロナウイルス感染症対策分科会から

政府への提言が発表されました。

年末年始の感染対策は

分科会の資料がわかりやすい。

以下は上記URL PDFからの引用です。

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📝緊急提言

新規感染者は再び増加傾向で

北海道では9日、初めて200人台に達しました。

北海道だけでなく、他の地域でも増えていることを

踏まえての緊急提言でした。

季節性かどうかについては

現段階では何とも言えないと。

感染の爆発的な拡大を防ぐために

もう一度全員が意識を高めなければならない時期

であると感じました。

📝医療逼迫

東京都の重症者が、緊急事態宣言解除後

最多の51人となりました。

札幌市の新規感染者数が

7日連続で200人を超えており

11月23日(月)には鈴木知事が札幌市を

GoToトラベルから一時除外する方針を明らかにしています。

📝集団接種

ワクチンが確保され、場所や人員の確保に

国全体が動き出している。

安心して接種出来るといった広報活動にも力が入れられることと思います。

ダーツのような持ち方で打つところを見ると

針の長さを見ると結構深めですし

痛いのかどうかちょっと気になりますね。

📝空間除菌

大々的にCM、薬局でもかなりの数が並べられ

私の勤務先にもなぜか置いてある空間除菌・・。

不安な人の心を掴んでしまうマーケティングには嫌悪感すらあります。

📝時短営業

岐阜県のホームページを見ると

時短要請の対象となる店舗は以下の内容で記載されています。

https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/223646.pdf

食品衛生法に基づく「飲食店営業許可」を受けている店舗のうち、酒類の提供を行う店舗が対象です。具体的には、キャバレー、スナック、ホストクラブ、キャバクラ等の接待を伴う飲食店や、居酒屋、ファミリーレストラン等の酒類の提供を行う飲食店、酒類の提供を行うカラオケ店、酒類の提供を行うライブハウス等です。

📝酒類禁止

孤独の黙食なら外食できて、感染リスクも抑えられる。

私も自由に外食できたらな・・。

📝緊急事態

2021年6月、気づけばずーーっと緊急事態宣言のような。




読んで下さりありがとうございます。読みやすいコラムを目指します。