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『更年期』になったわたしは、勘(直感)がほぼ的中するようになった

最近、わたしは幼少期時代の頃の夢を見るようになりました🤔

入院生活9年目の統合失調症の母に会いにいくと『昔話』を聞くことが多いのですが、よく昔のことは覚えているなぁと。

75歳の母は、20代の頃の日本は『バブル絶頂期』で、毎日が楽しかったと話してくれます。

ロスジェネ世代のわたしにとっては『とても羨ましい』話です。

1977年〜1982年生まれのロストジェネレーション世代は、『超氷河期』を2度経験している世代です。

日本経済が不景気でポッカリと穴が空いていた10年間を経験しています。

それも社会人になってから10年間です。

団塊世代やバブル世代に育てられたロスジェネ世代にとって、バブル崩壊とリーマンショックは、かなりの大打撃でした。

更年期という10年間を迎え、今までずっと蓋をし続けていた心のドア(パンドラの箱)が少しずつですが、開き始めています。

更年期という10年間は、過去を認め、赦し、受け入れ、そして愛する10年間である。

今までずっと胸の内にしまっておいた過去の自分と、向き合う10年間なのだと、夢を見てそう感じました😌

「ばあちゃんはボケてきてるから、昔のことをよく覚えてるよね。」

そう言っていた わたしの母は、今同じ状況に置かれています。

統合失調症は『過去の出来事と妄想が合体』し、それが現実のものであると脳がとらえてしまいます。

いつも『脳の中』で会話を続けている(それも架空の人物と)

ですが、わたしはそんな母の統合失調症のことを『未来が見える病気』だととらえています。

なぜかというと🤔

言葉には全て『魂』が宿っているからです。

母がわたしに話してくれる内容は、『きっと未来に起こる現実』なのでは🤔と。

不思議なことに、母がわたしに話してくれた内容の7割近くが『現実化』しているからです。

もしかしたら、わたしがその言葉を『現実化』させているだけかもしれません。

ですが、悪い方向へは一切動いておらず、むしろ良い方向に物事が動いているのですから、これは驚きです。

母の更年期という10年間は、生きることに必死で『過去を受け入れ、赦し、認め、それを愛する』ということができなかったに違いありません。

統合失調症を患い、母の人生はもうこれでおしまいなのかと思うと、とても切ない気持ちになります。

そんな母を見て、わたしは自分の人生を改めて見直しています。

この10年間がいかに大切な10年かを。

母から教わったような気がするのです。





◾️過去を受け入れる覚悟


人は、心地のいい言葉には耳を傾けますが、不都合な言葉には一切見向きもしません。

そうやって無意識に『現実から逃げている』ことに気づいている人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

ずっと逃げてばかりの人生を歩んできた人は、一生逃げる人生です。

わたしは幼少期の頃から『負けず嫌い』な性格で、ひとりっこの長女気質。

幼少期の頃から『やってみないとわからないからやってみる』という考えを持っていたのでしょう😌

散々母親に「できないんだから、諦めなさい」という言葉ばかりを聞かされ続けてきました。

どうして『やる前に、できない』と決めつけるのでしょうか🤔

それに対して、わたしはずっと『反発』し続けてきました。

もっと『賢く』生きればいいものを…。と母は呆れていました。

最初から『できない』と決めつけられると、『反発』する娘😂

そして、何事も『一度はチャレンジする』という精神を教えられたのではなく『自分で選んでいた』ということなのかもしれません。

そんな過去を夢でよく見るようになりました。

人生の折り返し地点に近づいてきて🤔思うことは

『今までの人生を一度振り返って、過去に起きた出来事を全て認め、赦し、受け入れ、そして愛する』時期に差し掛かってきたのだろう😌

そう、思えるようになったのは🤔きっと…

女性ホルモンがどんどん減ってきたからだろうと思うのです。

30代はトゲトゲした『気の強い女』と思われていました。

性格の悪い、それも『嫉妬』の塊だったわたしが、『若年性更年期障害』になり、角が取れて『丸く』なったのですから。

あぁ、女性ホルモン恐るべしです。



◾️願いが叶った


離婚を機に、わたしはひとりになりました。

親族と呼べる人は、内地(関東)にはいません。

母が亡くなったら、わたしは本当にひとりぼっちになります。

『鹿児島が恋しい』と言っていた旦那を鹿児島に帰してあげたい。

身動きが取れない(母が入院中のため)わたしは、一度離れるべきだと考え、離婚に踏み切りました。

離婚後、1年が経ち🤔

元旦那からメールが届きました。

「鹿児島に帰ることになった」と。

あぁ、やっと決断したのかと。

メールを送ってくれた次の日、彼は鹿児島に帰っていきました。

そのことを知った銀座ホステス仲間から連絡があったのですが、「次はあなたが幸せになる番じゃないの?」と

離婚後、生きることに必死だったわたしは『幸せになる』という言葉すら忘れてしまっていました。

何かに取り憑かれたかのように、更年期症状を悪化させながらも仕事に没頭し続けていましたから。

わたしにとっての『幸せ』とは何か。

『幸せ』のカタチは人それぞれ違いますが、改めて わたしの『幸せ』とはを考えてみようと思ったのです。

2023年は多くのものをたくさん失いました。

でも、それは自分の人生において『必要』な断捨離だったととらえています。

大きなものをたくさん失い、そこから這い上がる力があると🤔ほとんどの占い師に言われるほど、わたしは『パワー』が強いそうです。

よく言われるのが🤔

『あんたみたいな強いパワーの持ち主に出会ったことがない』


◾️過去の経験が、今の自分をつくりだしている


「本当にあんたは苦労人だけど、46歳から人生がどんどん良くなっていくから、もう何も心配することはない」

ほとんどの占い師に言われます😂

わたしの20代30代は、人生最悪と言われるほど、試練試練の連続。

正直な話『思い出になる良いことはひとつもない』

すべてに蓋をしたいくらい、名前も変えたい、顔も変えたい(整形したい)というくらい、あの頃の自分が嫌いでした。

そんなわたしを大事にしてくれた男性ももちろんいます。

でも、結局結ばれることはほとんどありませんでした。

良い恋愛をして、結婚して…という、当たり前のことがわたしにとって何一つ叶うことはなかったのですから。

「甘えるのが下手で、世渡りが下手。ヒモみたいな男とばかり付き合う。人生損してるね。」

母によく言われた言葉でした。

『もっと男を上手く利用すれば良いのに』ということがわたしにはできませんでした。

この発言は、やっぱり『銀座の女』なんだなと、母を見てそう思いました。

20代30代は、『男性に頼らなくても、わたしひとりで生きていく』という精神を鍛えるための20年間だったのかもしれません。

その代償は、『若年性更年期障害』😭

もう、これ以上『頑張らなくてもいい』とカラダが悲鳴をあげたのでしょうね。



◾️Z世代から学ぶ『もっと自分を大切にしたほうがいい』


ロスジェネ世代から見たZ世代は『とても羨ましい』

世間では『自己肯定感が低い』や『人の目を気にし過ぎて行動ができない』世代と言われていますが🤔

実際のところ、それは大きな間違いだと思うのです。

Z世代の子たちは『自分を大切』にしています。

そして、主張もハッキリしています。

むしろ『人の目を気にしている』のはわたしの方だと思うようになりました。

調和を乱さずに、時と場合に応じて臨機応変に行動する。

当たり前なのですが🤔そういう教育を受けてしまったんでしょうね。

ロスジェネ世代は『我慢』を散々強いられてきましたから。

もうね、わがままになって良いんじゃないかって思うようになりました。

『自己犠牲』を美化する時代じゃないしって、Z世代の子たちと接するようになって、少しずつ『昭和』な考え方を捨て始めたわたしです。


◾️2024年はわたしにとっての『断捨離』の年


…らしいです😭

2023年はいろんなものを失い、2024年は『必要なものとそうでないもの』を断捨離して、整理する年。

この2年間はわたしにとって『次の人生に進むための試練』ととらえていましたが、結構衝撃的なことばかりがおこりました😭

ですが、乗り越えられるパワーがあるから、その試練がやってきている。

16年ものお付き合いをさせていただいている占い師の先生に言われました。

占ってもらう前に🤔

今までの事業を一度見直して、必要なものとそうでないものを分けなければと考えていました。

わたしの直感は『占い師レベル』だそうです😂

大体9割の確率でその直感は当たります😳

面白いことに『若年性更年期障害』になってから、その感覚がさらに『研ぎ澄まされて』いること。

不思議なカラダの変化に、わたしも驚いています。


そんなわけで🤔

久しぶりにエッセイを綴ってみました。

『更年期』という10年間は、もっと自分を大事にするという意味で『わがままになって良い』と思うのです。

我慢するだけ損だと思うようになりました🤔

自分が叶えたい未来を叶えるためにも、もっと貪欲に、わがままになっていいんだと。

20代30代で頑張ってきた自分に、そう言い聞かせています😌

多分、大抵の女性が 40歳を過ぎると、下の世代から『おばちゃん』と言われるようになりますが、年齢のことを言われているのではなく、『考え方が頭でっかち』という意味合いで言われていることに気づきました。

それはZ世代の子たちと接してきて思ったのですが、彼らに実年齢を話すと驚かれます。

「僕たち(わたしたち)と同じような考え方をお持ちだから、もっとお若いのかなと思っていました」と。

昭和生まれとしては、やっぱり昭和の考え方が根強く残っていますが、時代は令和。

昭和のあの頃の思い出はそのままで、自分にとってこれからの人生でいらないものは『断捨離』する。

『更年期』という10年は、思考の入れ替えの10年なのかもしれませんね。




佐方ともみ 
美容業界29年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師

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