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■『ソニー再生』平井一夫さんの改革ヒストリーでわかった経営リーダーの3条件


低迷していたソニーを復活させた経営者である平井一夫さん。


この本を読んでよくわかったのは、
平井さんはソニーの保守本流を歩んできたわけではなく、
傍流で経営経験を積み、ソニートップに就かれたということ。

もともとソニーのグループ会社であるCBS・ソニーに入社し、
上司に見染められて、SCEA、SCE、そしてソニー本体の
経営改革で結果を出されたわけです。

平井さんのヒストリーを通じて再認識できたのは、
トップとしてリーダーシップを発揮するための
3つの条件です。

第一は

経営リーダーになるためには、
小さくてもよいので、組織を預かり
リスクと責任を全面的に背負い
意思決定する修羅場経験が必須だということです。

第二は、

そこでリーダーの可能性を見出し
引き上げてくれる、つまり機会を用意してくれる
上司の存在も欠かせないということ。

第三は、

これが最も大切なのですが、
経営リーダー、特に改革時に求められるものは、
収益を生み出すことではなく、
社員を一つに束ね向かう方向性を指し示す
ビジョンを創り出すこと。


経営者および経営者を目指すすべての人に
お薦めの一冊です。

備忘録は
「前川孝雄のはたらく論」
https://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-12691370953.html

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