代替わり
こんばんは。
本日は少し遅めの更新になります。
シェアテーマは、
代替わり
です。先代から受け継いでいるものの大切さ、また、伝統を継承する大切さ。様々な意味が込められていると思います。
そこで僕が注目したいのは、
変化するべき時があること。それに気づかなければいけない時が必ず来ること。
この2点です。例を挙げてお話させて頂きます。伝統工業というものは昔からの工法で作られているものが沢山あります。その中で今回フォーカスさせていただくのは、
お皿 プレート
です。日本の伝統工芸品のお皿は、命が宿っているかのような豊かな表現を料理に与えてくれます。それは、料理の味覚で感じられる旨味だけでなく、見て楽しむ視覚の旨みもプラスされるのです。それを西洋にも持ち出したい。活かしたい。と思う方は少なくないのではないでしょうか。しかし、問題があるのです。
日本は、お箸を使用して食事を頂きます。しかし、西洋はフォーク・ナイフを使用します。そのため、プレート・お皿に傷がつきやすく破損しやすいのです。その為、高価なものを毎度買うことは出来ないし、今までの技術を西洋向けに変化させることも難しいのです。
ここで僕が提案したいことは、あえて変化をしないということ。
代が変わって、求められることが変化しても、先代の知恵・作法に魅力を感じる方は多くいます。だからこそ、変えずに取り組んでいくことそれが必要なのではないでしょうか。
材料も情報も沢山ある世の中で、変化をさせることは昔よりも容易になりました。そこで変えてしまっては大切なものも失われてしまうのではないでしょうか。
不変の素晴らしさを感じてみませんか?
もう一度伝統について考えてみることも大切です。
本日もこのブログに時間を投資して頂きありがとうございました。また明日、このブログでお会いできることを楽しみにしております。
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