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会社名のお話…

会社名と言ってもいろいろありますね~♪
株式会社や合同会社、有限会社、個人事業主などの違いもありますが、その会社名のつけかたも実にユニーク…

実のところ、自分で会社を作る時に考えている社名は、既に10年前から決めている…
それはわたしが最も感銘を受けた人物の名前から考えた名称…

そしてその最も感銘を受けた人物とともに同じ時代に活躍した人物名を、もし会社を2つ作るのであれば、その名称として用いようとしているものがもう一つ用意している…

新たに…

まあ先述しているその2つの名称は、自分の生き方にも直結するので、今は伏せさせていただくけれど、その前にもう一つ決める必要のある名称問題が浮上している…

既にある事業を運営している企業の代表取締役が勇退する関係で、その事業の引き継ぎを行うために、関係する数名で新会社を創り、そこに出資する案件…

会社名ね〜♪

その新会社名について、基本的にはわたしは直接提案する決定権は無いけれど、何か案だけでも考えてみようかと、満足の行く頭では無いけれど、それなりに色々と試行錯誤中…

まあ、ある教育関係なので、それなりに何か学問とか教えに関する歴史とか考え方とか、何等かに結びつくような名称が良いのではないかとは思うものの、良いアイデアは浮かばないもので…

ちょっと余談…

その昔、経営学の博士論文の一部の記載のために、アメリカのフォード自動車の歴史や経営関係を徹底的に調べまくったことがありました…

世の中ではフォード自動車だから創業社長はフォードで、所謂フォードの生産方式を用いて大量生産することで業績拡大していったように理解している人が多いかと思います。

でも一度調べてみると、フォードはフォード自動車会社の創業者ではあるけれど、初代社長ではないんですよね~♪

創業期は資金繰りなど色々と変遷はあるものの、フォード自動車会社設立時は、J.S.Grayが社長で、H.Fordは副社長、設計者、職長、工場長などの兼務職だったんですね…

自分で色々と調べていくと、それなりに世間で思われていることと現実は微妙に違っていて面白い…

むしろ、世間がそうだからと、それを鵜呑みにするのは学問として単なる知識を吸収するという意味では良いのかも知れないけど、詳細な部分の間違いもまた内包しているということを知らなければ、それはそれでご自身の学問のレベルがその程度ということにもつながってしまいますね…

なので、本来、博士学位を持っている人は先行研究を徹底的に調べまくるわけですが、昨今はこの辺の作業に力を入れていない初学者も多いのが現状…

先行研究を調べまくることで、ご自身の研究が唯一世界でただ一つのオリジナルであることを証明するに足る理解を得られるわけで、ここがおざなりだと、その証明の確からしさが危うくなるということなんですよね~♪

おっと、話がズレてしまった…
まあ色々と疑問に思って調べてみると、自分の想定したイメージとは違う新たな知見を見出したりするもので、それだけに新しい発見をするのが面白く、個人的にはそこに学問の魅力のようなものを感じています…

何か良い名が…

フォードを調べていた過去を思い出したりしてみたけど、色々と調べるのは面白い…

そこで、事業としても教育事業を新しい会社に移管する名目なので、教育関係でこれはと思う名称はないかと考えてみると、わたしには古代から現代まで揺るぎなくみなさんが使っている法則のようなもので真っ先に思い浮かんだのはピタゴラス…

う~ん、あまりにも数学的で名前だけでピタゴラスの定理が思い浮かび、逆にそのイメージから抜け出せなくなるのかと思い却下…

君はピタゴンザレス!?

次に思い出すのはデカルト…

これも情報学の学位論文作成の折、情報哲学なるものにズッポリとはまり込んでしまい、その中で『方法序説』を読み直したことを思い出しつつ、かれの考え方のスマートさに溺れてしまった感…

でもいきなり会社名の始めの言葉が「デ」と言うのは何か反義語的なイメージが有るのと、それに続く言葉が「カルト」なので、これから順風満帆で航海しようとする会社名にはなじまず、航海が公開すると後悔してしまう感じもしなくはないので、これも却下…

いや~、考えるとどれも微妙によろしくない…

何かないか…

もうかなり前に書いた自分の博論をダメ出ししながら読んでみると、当時わたしの中でずっと頭に残っているキーワード「情報学的転回」という言葉がありました。この言葉は、わたしは直接面識はありませんが、西垣通氏が使った言葉で、同名の書籍もあります。

西垣氏著作の本は、ほぼ全て、論文とともに読ませていただきました。

そこで「転回」という言葉に改めてフォーカスすると、それはこれまでの方向性と異なり逆方向を向くこと、むしろそれが本質、真実ではないかと思える出来事もあることを思い出しました…

わたしたちが思う「転回」で、常識が180度異なるという点では、やはり天動説と地動説ではないかと…

そうだ、コペルニクスってどうだろう…
そう思い「株式会社コペルニクス」や「コペルニクス株式会社」ってネット検索すると複数社引っかかってくる…

みんな考えることが一緒ですね… これは会社名が紛らわしくなるので、やっぱり却下…

そう考えて、さらに地動説を色々と深堀りして行くと、やはり突き当たるのはアリスタルコス…

多分、多くの人がコペルニクスが最初に地動説を説いたと思っているでしょうけど、記録が残っている中では、最初に地動説と言える見解を示したのは、このアリスタルコス…

今のところ「株式会社アリスタルコス」も「アリスタルコス株式会社」もない状態…
「アリスタルコス」って言いにくいから「アリスタ」って略すと、これはこれで多い…

でも「ア」から始まる言葉だと、比較的同業他社より早めにネット検索で上がってくるので、多少はSEO的にも良いのではと思ったり…

ということで、「アリスタルコス ◯◯…◯ 株式会社」とか「アリスタ◯◯…◯ 株式会社」なんていうのも、世の中で最初に地動説に気づきそれを主張した人として、学問的にも良い名前かと思った次第…

とは言え、今NOTEにUPしている状態なので、これも良いと思った人にさっさと使われてしまう名前かも…

まあ、そんなことを考えながら土曜の夜が過ぎていく…

きっとこれより素晴らしい名前が…

ボンクラな頭で色々と考えても、決して優秀なものは生まれてこないので、ここは新しい会社を共同で立ち上げる他の出資者の優秀な頭脳でふさわしい名称を考えてもらいたいもので…

わたしはそれらの名称に一喜一憂する係に徹しようかと…

個人的にはその先ですが、今年中には定年後のことを考えた、まずはひとり起業で会社立ち上げをしようかと…

その時は既に用意している名称を使おうかと思っています。ただ未だ株式会社か合同会社か悩んでいる状態なので、悩むのも楽しいので、これはこれで良いのかも…

まあ、既に肺がんで先々長くないだろうから、現世にいるうちに色々と経験させていただいて、虹の橋を渡ったら閻魔様相手にコンサルでもしようかと…

運が悪けりゃ…

…ってことで…

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