ourlyは企業の競争優位の源泉を創るサービス
(本記事は社内報で配信した内容をそのまま転載しています。)
どうも新平です。いつも活動を共にしてくれてありがとうございます。
ourlyに参画して早いもので2年以上が経ちます。
リリース当初の3年前のENERGIZE時代にourlyのサービスのことを聞いたときは
「ずいぶん筋の悪そうなプロダクトだな〜大丈夫なんかな〜」
と思っていました。(めちゃくちゃ失礼w)
2年前には営業現場にも少しずつ立たせていただき、
「お!結構ニーズあるんだな!面白いな!」
と思うようになりました。
この1年は販売もしながら、経営者として自分自身がourlyを一番活用してきました。
その中で僕が思うことは
ourlyは企業の競争優位の源泉を構築できる素晴らしいサービスである!
という確信を得ているので、その想いや考えをみんなに共有したいと思います。
企業の競争優位の源泉は“文化”である
企業の競争優位の源泉は“人”とも言えるのですが、
人間は環境の影響をすごく受ける生き物です。
採用で沢山の方とお話する機会がありますが、ある外資系SaaSに転職しようとしている25歳の方と半年ほど前に面談した際には
「成長したい!成長するために次の職場でとにかくがむしゃらにやります!」
と言っていたのでメッセージをして、半年ぶりに面談したところ
「上司が変わった人なんですけど、1日1アポ取れれば良いって話なので1アポとれたらそのあとは家で本読んだりしてます。あとは16時くらいから飲みに行っていたりします。」
人ってこんなに環境によって変わるんだなと改めてすごく認識させられました。
あらためて、競争優位の源泉は“人”もそうなんですが、より根本は“文化”にあると思います。
僕の中の企業文化の定義は
としています。
僕は性善説でも性悪説でもなく、性弱説を信じています。
人間はやはり弱いもので、易きに流れてしまうもの。
環境の影響をもろに受けてしまうもの。
であると。
競争優位が構築、維持し続けられる文化とは何か?
ある上場企業の役員の方とのディスカッションをもう2年くらいやっていますが、競争優位の源泉は何か?
をずっと話してきました。
経営学の観点からのアプローチや会計学の観点、マーケティング観点など色々な観点から、その企業の競争優位をディスカッションしましたが、いつも行き着く先は、
その会社の”カルチャー(文化)”でした。
競争優位を築ける文化って何なんでしょう?
強い企業文化って何なんでしょう?
例えば、マッチョで超ハードワークできるカルチャーだったら絶対勝てるか?
というとそうでもない。
僕はその会社が醸成するべき文化は、その会社の事業環境によると考えています。
事業は常に競争環境にあるので、業界の競争環境の影響を受けます。
その中で競争優位を生むためには、事業をつくる組織があり、
その組織や人の行動を促すものは企業の文化だと考えています。
(カルチャーマネジメント / コンテクストマネジメントとも表現できます )
工場の製造ラインで言えばルール通り行動する、問題が起きたら共有するという
実直で真面目なカルチャーが求められますし、
広告のクリエイティブブティック的な会社であれば、ディレクターやプランナーが自由闊達に意見を交わしてアイデアを出し創造していくようなカルチャーが求められます。
なので、その会社が営んでいる事業や競争環境によって創るべき企業文化は違います。
ourlyの競争優位を確保し続ける文化とは?
では、僕たちourlyが競争優位を確保し続けられるような文化はどんなものなんでしょうか?
僕たちのいる事業環境は
社内コミュニケーション領域
WEB社内報領域
SaaS事業(ホリゾンタル)
HR SaaS事業
etc...
色々な切り口があります。
競合と一口に言っても、直接競合もあれば間接競合もあります。
考えたいのは
それらの競合と比較して、ourlyが選ばれ続ける状態を事業としてどう構築するか?
その事業をつくるための組織と人はどんな行動の集積を起こす集団か?
その行動の集積を生む企業文化はどんな文化か?
なので、僕たちが勝っていける、勝ち続けられる企業文化を醸成していけたらと思います。
企業文化は集まった集団でなんとなく創られるものではなく、競争優位を確保するために意図的に醸成していくものだと僕は理解しています。
(これは入山先生のインタビューでも強く強調されていました。)
そうしたときにourlyはクライアントの競争優位の源泉を創り上げられる数少ないサービス。
だとすると僕らがこのサービスを使い倒して文化をつくっていきたいと思っています。
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