からし色

体調を崩し、20年以上勤めた会社を辞め、心と体を普通に戻す生活をしています。 好きだっ…

からし色

体調を崩し、20年以上勤めた会社を辞め、心と体を普通に戻す生活をしています。 好きだったことが好きでなくなってしまった20年だったので、これからは、心が動いたり、ドキドキできるようなことを増やしていく人生にしたいと思っています。

最近の記事

『感動』が迫ってくる〜! とりあえず逃げていいですか?

音楽や映画、そして、noteでも 思わずクスッと笑ったり、感動したり、 時には爆笑したり、涙がこぼれたり・・・ 本当に、心が揺れ動く幅も頻度も増えて とっても楽しい😊  それなのに… 最近 感動ポイントが近づくと 画面を消してしまうことが なんだか 癖のようになりつつあるんです、、 その感動や興奮をいつまでも自分のまわりに 漂わせたままにする息苦しさ、、 どこかに仕舞い込んでおきたいけど そんなのどこにもない、、途方に暮れる重苦しさ、、 なんなん

    • 『人を元気にする天才』な あの子

      周りの誰かが落ち込んでいるとき 何をしたら元気になるのか・・考えれば考えるほど 分からなくなります。 ただ、となりにいるだけでいいという人もいて、 私もそう思うんですけど、 ただいるだけっていうのも…う〜ん ムズい… 昔、 猫を飼っていたことがあって、 ある日、 落ち込んで悶々として家に帰ったら、 家族の前では、普通に振る舞っていたから、 見るからにダメージ喰らっている感じては なかったと思うんですけど、 普段、その猫は、あざとく すりすり甘えてき

      • 矛盾だらけで笑っちゃう〜!

        昔から不思議な気持ちになる光景があります。 かなり細かいし、くだらないかもですが 急につぶやきたくなったので書いちゃいました、、 すんまへん ということで・・・😋 外にいると、いたるところで 人と人が『じゃ〜またね』と言って 別れる場面を見ることがありますが、 この人たちはどういう関係性で 今日はどういう出来事があって お互い家路につくのだろう・・・・なんて いつの間にか想像して・・ それが結構好きなんですよね〜〜楽しいし。 その人たちから滲み出る表情や

        • からだに浸透していく言葉たち

          何度も読み返したくなるくらい 惹かれる作品・・・ 「作者が選んだ言葉の絶妙な重なり」 「それによって生まれる絶妙なリズム」 これらが、からだに溶け込み わたしの中に新たな感覚が生まれます。 もはや、 言葉の 「意味」 は一歩さがり 言葉、その響きの有り様を 無意識に感じとっているのかもしれません。 受けとる側が自由に感じるから ひとつの作品から無限の表現を生みます。 読み終わったあとは・・・ 椅子にもたれて天井を見上げたら すーっと視界が広がり 空

        『感動』が迫ってくる〜! とりあえず逃げていいですか?

          楽器と指の触れない世界

          楽器を演奏している人の指の動きを見ていると あ〜〜なんて優しいんだろうと思います。 そこには 「平和」しかありません。 どんなに冷たい人でも悪人でも 楽器に触れる時、人の指はまるで 攻撃性が完全に消滅したかのよう・・・ 触れているのに、 ある部分は絶対触れない・・・ 人には、必ずみんな領域があります。 その領域に、まわりの人は、 何があっても入り込んではいけない。 入らず、そっと受け入れる。 楽器に触れている指は そんな雰囲気を漂わせています。

          楽器と指の触れない世界

          ひとりだけ違う鞄

          ふとした時に中学生のときの事が頭に浮かんできました。 私には三つ上の姉がいます。 私が中1のときに姉が高1なので学校が重なりません。。 それをいいことに母が、 「お姉ちゃんが使った中学校の鞄 壊れてないんだから、あんた それ使いなさい」 と言われました。 こころの中で 「えっ!! うわ〜〜何でよ〜 一人だけ違うのやだ〜〜〜・・・😫」 とおもいました。 こころの中で思っただけで 母には特に何も言わず・・ (母の言っていることは間違ってないしな・・ と思ったので

          ひとりだけ違う鞄

          いつか消えてしまう・・・

          もう少しでお祭りの季節ですね。 皆さん お祭りは好きですか? 私は、嫌いではないんですけど・・ 花火や出店、ヨーヨー・・・ 鮮やかな景色ばかりで、ワクワクしそう。 そして、非日常的な体験ができるのも おもしろい・・ 近くに親しい人が何人かいて、 お祭りの間って、何かを買ったり、 花火を見に色々な場所に足を運んだり・・ 人の流れが、いきいきと激しく 動いていく躍動感があります。 でも、そんな楽しい気分に少し混じって 奇妙な感覚がいつも必ず居座ります。

          いつか消えてしまう・・・

          答えがある方がいいの?

          私にとって、 音楽は、一番深く関わりのあるものです。 もう、好きとか嫌いとかの次元でないのは 子供の頃からだったかもしれないです。 それなのに、 大人になるにつれ、 音楽から遠のき、 興味のない分野の仕事を 結局長い時間するようになっていきました。 私がやってきた仕事は 答えが明確にあって、 常に、間違いが許されない (誰かの命に関わるような業種ではないけれど) とてもプレッシャーのかかる仕事でした。 でも、 「答えがあるとゴールが見えるから それ

          答えがある方がいいの?

          無償の愛

          「おばあちゃんやデート前の友達に お化粧をしてあげている人の表情」 「大切な人と作ったお守りを 躊躇なく必要な他の人に差し出すさま」 「バスや電車で物を置いたまま 降りる人に 忘れてますよ〜と 言ってくれる人の必死さ」 (日本人は目立った行動をしたがらない はずなのに意外と多く遭遇することに 驚きです😊) 「大地震の日 会社の駐車場であまりにも怖くて 震えていたら、 一回りも年下の同僚が必死に 私の手を握ってくれたときの姿」 (普段は逆の立場だったのに その

          心の倍音

          普段、映画やドラマで 暗い感じのワンシーンに 流れる音楽が明るい曲調だったり、 シーンが明るいのに音楽は暗いなど、 正反対や違う雰囲気の表現に 出くわすことがあります。 そのとき私は、その曲を選んだ理由を とことん知りたくなるし、 醸し出す雰囲気にとても惹かれてしまうんです。 ひとは、ギャップに惹かれるなんてよく聞きます。 だから自然なことなのかもしれない・・・ いやいやいや  それだけで片付けるのは もったいないんじゃない? と 声高々に言いたい!!

          ビクビクした会話

          『相手の話を遮る』 企業が極度にこれを恐れている気が するんですけど私だけかな? 例えば、お店や電話での店員との会話中、 「客側の一つの質問が終わるまで、 一回も相槌を打たない」 「客側の発言が終わった後 数秒、無言 があってから話し始める」 そして、共感の言葉が驚くほど少ない。 この時、私の周りにとてつもない違和感が漂い 一瞬、冷たい空気が通り過ぎる。心がギュッと縮まる。 もちろん、国によって会話の仕方は違うでしょうし、 欧米では、相槌をあまり打たないとかある

          ビクビクした会話

          「時間の無駄」の決めつけ

          紙やお金など物理的なものが昔と比べて少なくなり 今後もどんどん減っていくでしょう。 私は、例えば会計の際、病院以外現金を使っていません。 でも自分がこういう生活をしていることがいまだに不思議です。 もともと、デジタル自体に強い違和感を持っている私が キャッシュレスを選んだのは、 私は、ものを取るとか、キャップを開けるなど ペンと箸、ハサミ以外はほとんど左手を使います。 だから、お金を取り出すときも左なんですが、 世の中の多くの財布は右利き用にできているため

          「時間の無駄」の決めつけ

          心のコップ

          noteで記事を書くようになってからもうすぐ1ヶ月が経ちます。 たくさんの方に見ていただいて、本当に嬉しくて 毎日、心が踊りっぱなしです🎶 ありがとうございます😊 私は、考えていることや感じたことを紙に書いたり、 また日記を書くということを今までほとんどしてきませんでした。 「言葉に出す」ことは、 自分の心に溜まっている不快な感情や、 本当は捨てたいのにいつまでも残っている膿 みたいなものが、まるで、 綺麗な水が心身に降り注いで、 溜まっていたものを流れ出して

          心のコップ

          無音空間の音

          前に、里山に行き、民宿に泊まった時のことです。 そこは夜になると、 車も人も全く通らず、音が全くと言っていいほど しませんでした。 こんなに静かなんだから、今日はぐっすり眠れるな〜 と思いながらいざ、布団に入って横になりました。 すると、 表現が難しいのですが、 「さ〜さ〜」と「ざ〜ざ〜」 という音が混じった上に、「シャリ〜」「しゅり〜〜」 っていう感じの、静かだけど存在感のある音が、 重なり合って耳元でずーっと 鳴っているように感じたんです。 (言葉で

          無音空間の音

          「わたし」 の位置

          「宇宙」 限りがない世界。 気が遠くなる。 宇宙を意識すると、 自分はちっぽけな存在だと感じる。 それと同時に、 八方塞がりな苦労をしていたとしても、 それさえも、 ちっぽけなほころびに思えてくる・・? (いや、思えてきてほしい・・☺️)   ちっぽけな存在と思いたくないと言う 人がいたけれど、 決してちっぽけでどうでもいい存在と いうことではない。 自分を楽に、幸せにするための 「単なる考え方にすぎない」 そう思うと、不快な感情はなくなって いくの

          「わたし」 の位置

          灯り

          ある夜、バス停で待っていたとき、 向かいの建物の 階段の踊り場から漏れる 暖色の灯りを ぼーっと見ていたら この世の凶器や暗黒、苦しみ・・ すべてなかったかのように 静寂と安心の世界に自分が入り込んだような 感覚になった。 この建物の中はどんなところだろう? これは、見たことのない世界が 広がっているんだ!!🫨 と 信じ込んでいる自分に自分で圧倒された。 その日以降、家々から漏れる夜の灯りを見ると 体がスーッと軽くなって、  でも、ちゃんと地に足