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農業について

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野菜の作り方、農業をする上で学んだことなどのまとめ
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2022年3月の記事一覧

無農薬野菜農家の目線

私は祖母が無農薬野菜農家、
母が調理師・栄養士の家庭で育ちました。

幼少期より祖母の野菜を母の料理を
毎日食べていると、
自然と味覚が肥えてしまいました。

野菜が好きなのですが、
スーパーで売っている野菜を食べても
満足しないことが多かったです。

例えば売ってるトマトやキュウリなどは、
水分が多い野菜は化学肥料や農薬の苦味が
感じられますし、

ほうれん草などの葉野菜は
えぐみがあるように感

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廃棄野菜の有効活用

廃棄野菜の有効活用

野菜を出荷する際に必ずと言って良いほど
選別が必要になります。

スーパーや産直など、
お客さんに手に取ってもらうには
ある程度の清潔さが必要だからです。

土がついてるよりはついてない方がいい
変な形よりは整っていた方がいい
複数入っている時は、
大きさが均一の方がいい

などなど。

農協などに出荷する際には
Sサイズ、Mサイズ、Lサイズなど、
サイズ指定があります。

そのサイズに当てはまら

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エディブルフラワーとは

エディブルフラワーという言葉を昨年知りました。

日本語に直すと「食べれる花」という意味

イタリアンとかフレンチとかの
料理の盛り付けでついてくる花のことです。

サラダに入っていることもり、
食べて大丈夫なものです。

味がするのを楽しむ花や、香りを楽しむ花、
彩りを楽しむ花もあります。

桜の花もエディブルフラワーの一種で、
よく料理に使われますよね。

ただ、世の中の全ての花が
食べられる

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有機農家の畑で使用している肥料の紹介

うちの農場で基本使用している肥料はイセグリーンという肥料です。

うちではJAで購入しています。

イセグリーン↓
https://www.ise-egg.co.jp/story/circle.html

使っている理由は何個かあるのですが、
理由は主に2つです。

1つ目の理由は完熟発酵した鶏糞であること。

発酵する前の鶏糞を肥料として多量に使用すると、

土の中で硝酸態窒素を発生させて、

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多品目栽培のメリットとデメリット

多品目栽培のメリットとデメリット

多品目栽培って聞いたことありますか?

字の通り、複数の作物を栽培することを
多品目栽培と言います。

うちの場合で言うと、
トマトのほかに、キュウリ、レタス、
ピーマン、玉ねぎ、カボチャなど
1つの作物に絞らずに作っています。

しかし、多品目は良い面だけでなく、悪い面もあるので、
多品目を採用するかどうかは農家ごとの考え方によって違います。

私が思う多品目栽培(野菜)のメリットとデメリットを

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