多品目栽培のメリットとデメリット
多品目栽培って聞いたことありますか?
字の通り、複数の作物を栽培することを
多品目栽培と言います。
うちの場合で言うと、
トマトのほかに、キュウリ、レタス、
ピーマン、玉ねぎ、カボチャなど
1つの作物に絞らずに作っています。
しかし、多品目は良い面だけでなく、悪い面もあるので、
多品目を採用するかどうかは農家ごとの考え方によって違います。
私が思う多品目栽培(野菜)のメリットとデメリットをまとめました。
■多品目のメリット
・いろんな野菜が収穫できて楽しい
・育て方が作物によって違うので、飽きない
・一つの作物で病気や害虫が発生して全滅しても、他の作物の売り上げで収入が減少しづらい
・野菜の詰め合わせセットで販売できる
■多品目のデメリット
・一度にまとまった量を出荷できないので、チェーンの飲食店からの注文に対応できない
・育て方が作物によって違うので、育て方を覚えるのが大変
・作物ごとの管理が大変で、大規模農地で作ることに向いてない
・作物ごとの反収を計算しづらい
・大きい機械の導入が難しい
現状把握しているだけでもこのようなメリット、デメリットがあります。
このことから、多品目栽培を採用したほうが良い条件もあります。
・傾斜地や狭い農地など、機械を使いずらい農地を持っている
・有機栽培や無農薬栽培など、農薬を多く使わない栽培方法のため、病虫対策が必要
・大手飲食店や農協ではない取引先を持っている。
・飽き性
などなど。
自分の農地や、農業の理念を元に栽培の種類は考えた方が良いかもしれません。
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