ラビット・ファジィ

ラビット・ファジィ

最近の記事

≒最近暑いね

最近暑いですね。 例年、梅雨明けは七月中旬頃だそうですが、 六月下旬の熱気に 既に僕は倒れてしまいそうです。 これから、夏が来ますね。 夏と聞いて思い出すのは、 幼なじみの女の子と 夏祭りに行って一緒に花火を見た記憶や、 部活で甲子園を目指し 友達と共に切磋琢磨した記憶、 なんてことは全く無く、 ただ、夏の煩わしい暑さに汗を拭いながら 一人でネットサーフィンを していた憶えしかありません。 しかし、今年の僕は一味違います。 思い出すだけで少し涼しくなってくるよ

    • Secret

      人間の想像力とは果てしないものです。 前人未到の大地、 鬱蒼とした森の中に建つ無人の洋館、 海底に沈んだ古代都市、 可愛いあの子の揺れはためくスカートの中。 視界に捉えられないものに対し、 期待や夢を抱くのは人間の性と言えるでしょう。 まだ見ぬ世界への期待、 抑えられない好奇心、 海の底まで手を伸ばしてしまう太古のロマン、 シマシマなのか、はたまた無地の白なのか。 好奇心は猫をも殺す。 しかし僕達は、 焦がれた憧れへ手を伸ばさずにはいられない。 隠されたもの

      • SHIFT

        一速 小鳥の囀りと爽やかな朝日で、 アラームも掛けずに優雅な朝を迎えたいものです。 バターを塗ったトーストにスクランブルエッグ、 フルーツの入ったヨーグルトに暖かいコーヒー。 そんな朝食をテレビでも見ながら食べられたら、 素敵だと思いませんか。 二速 ニュースキャスターの無感情なレポートを 聞き流しながら、花の咲いた青い庭を見ていたい。 たわいも無い話を聞いてくれる女の子がいれば、 それはそれは幸せそうです。 けれどもそんなのは幻想で、 今朝の僕はベッドまで辿り着く

        • 裏表アニミズム

          僕の愛車は黄色いミライース。 小さくて可愛い見た目とは裏腹に、 どこまでも連れていってくれるタフさを その身体に秘める僕の相棒です。 愛称は“ミラちゃん”。 擬人化するなら、 影響されやすいところのある、 面倒見が良く家庭的で一生懸命な女の子。 妹に包容力のあるムーブちゃんがいます。 僕は、自分の車を女の子だと思っている、 という訳では流石に無いのですが、 どこかそれに近しいものを感じることがあります。 例えば、長いこと洗車をサボって 泥だらけになった愛車を目に

          相補性の彼女

          “相補性の法則”と 言われる心理学上の法則があります。 自分にない長所や考えを持った相手、 自分とは正反対の性格の相手に惹かれること を指し、 無意識下に、自分に足りないものを相手で 補おうとする心理がこれの正体なのだそうです。 この記事では、この相補性の法則を用いて 僕の理想の女の子を創作したいと思います。 性の多様化が進む昨今、 今一度原点に立ち戻りたい。 色々とこじらせた男はそう考えた訳です。 さて、それでは僕の抱える コンプレックスについて羅列してい

          ブーケトス

          ジューンブライド。 “六月の結婚”を意味する言葉です。 六月に結婚式を挙げた二人は、 一生涯に渡って幸せな結婚生活を 送ることが出来るという言い伝えがあり、 多くの恋人達の憧れの的に なっているそうです。 ちょうど今の時期に当たるので、 僕もジューンブライドしてみたいのですが 肝心の花嫁が見当たりません。 しかし、きっといつか僕にも その時は来ることでしょう。 いや、来ると信じて。 いつ運命の人が目の前に 現れてもいいように、今は男を磨くことにします。 さて、最近

          なま物の解剖

          僕の推しVTuber にじさんじ ソフィア・ヴァレンタイン の新しいボイスが発売されました。 相棒ボイス-ソフィア編 ボイスだけでなく、購入特典として 壁紙も付いてきます。 価格は税込2500円ですが、 ソフィア・ヴァレンタインは最強なので 実質的には無料みたいなところがあります。 今回の記事はボイスの感想を書くだけです。 感情はなま物ですので、 いつか僕が彼女へ向ける、 この感情を失ってしまった時に 読み返せるように、 形にして残しておきたいのです。 ※内

          人生MIX

          「人生は暇つぶし」なんて言われる方を、 社会人になってから何人も見てきました。 一見、愉快そうに見える方からその言葉が発された時、酷く驚いたのを覚えています。 悲しい言葉だとは思いませんか? 達観しているようですが、 命を意味も無く擦り減らすことは、 自分で自身の首を絞めるように、 人生を投げ捨てることと同じです。 そんなことは 人間のしていいことでは無いはずです。 そういう人こそ推し事をすべきでしょう。 ジャンルは問わず、何かを好きになれた人間が、 そんな言

          冷麺テロリズム

          僕の推しであるVTuber、 にじさんじ ソフィア・ヴァレンタイン。 過酷な労働と創作活動で蝕まれた心を 優しい声で癒してくれる、 僕の精神的支柱である彼女が 先日こんなツイートをしました。 推しの手料理。 この言葉の意味と重みがご理解頂けるでしょうか? そして、僕は彼女のファンであり、 VTuberとしての彼女について知ることを 何よりの喜びとしています。 三度の飯よりソフィア・ヴァレンタインです。 冷麺なんて焼肉屋のオマケとばかり 思っていましたが、彼女が「だ

          最強で最凶のカード

          人間は等しく、生まれた瞬間に配られたカードで 勝負をするしかない。 誰しもが望むカードを引き当てられるはずもなく、 殆どの人間は大して強くもない精一杯のカードを 切り札に、 人生という命懸けのギャンブルに興じる。 安定した幸福を求めるのならば、 相手を見定めるべきだ。 自分でも勝てる相手を選び、勝ち続ける。 割のいいギャンブル。 それが賢明な生き方というものでしょう。 しかしそれは、平凡でありふれた、 退屈な賭け方ともいえるのでしょう。 さて、最近も推し事だけは絶好調

          最強で最凶のカード

          推しVTuberが爆誕した話

          「本を読まないということは、その人が孤独でないという証拠である」 かの有名な作家、太宰治の言葉です。 この言葉の解釈は様々でしょう。 娯楽の少なかった彼の生きた時代、 孤独等の不満や閉塞感を抱えた人間は、 一様に本を読んでいたのだ、と。 僭越ながら、勝手に僕は解釈しています。 現代に当てはめるならば、 「推しがいないということは、その人が孤独でないという証拠である」 解釈としては、 サブカルチャーが広まる以前のギャルはオタク達を馬鹿にしていた、となります。 まあそん

          推しVTuberが爆誕した話