【詩】気まぐれサラダみたいな生き方
お気に入りのレストランに
シェフの気まぐれサラダってのがある
気まぐれだっていうのに
頼むと毎回ちゃんと作ってくれる
これじゃまるで生真面目サラダだ
僕なんて毎日続けるぞなんて言って始めても
次の日には「今日はいいかなぁ」なんて言ってる
僕の方がよっぽど気まぐれの才能がある
でも、しばらく経って後悔することもよくある
「続けていたら今ごろは…」なんて
他の動物よりも人間の方が学習能力があるなんて嘘じゃないかと思う
こんなに学習しないのは人間くらいのもんだ
また後悔するのも悪くはないけど
今日の僕には妙案がある
気まぐれサラダみたいに生きてみたらどうか
毎日、毎日、作ることは決まってる
でも、それでも、気まぐれ、中身は気まぐれ
気まぐれサラダみたいな生き方を
気まぐれに今日から始めてみよう
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