あいあう食堂ってなに?
あいあう食堂って何?って思いますよね。
あいあうってどんな意味なんだろう。どんな活動をしているのだろう。
とても気になったので取材してきました!!
あいあう食堂とは、妙高市斐太地区で活動しているNPO法人あいあうが運営するひとり親家庭の支援活動です。
もともとあいあう食堂として、子ども食堂を運営していたのですが、2022年にNPO法人になられました!
子ども食堂以外にひとり親世代を対象にフードシェアリングや子供服や制服の寄付を募ったり、活動の幅を広げています。
どうしてこの活動が生まれたのか。
妙高市には誰かの役に立ちたいという思いを抱えている人が多いと感じていたけれど、なかなか手を挙げられていなかったそうです。
そこで代表の平出さんが手を挙げ、仲間を集い活動を始めたのがきっかけです。
20~30人のボランティアがいて、役割分担もできていて、皆さん活発なのでナイスアイディアもたくさん生まれるそうです。
利用者は毎年登録制で平均50世帯位いるそうです。
取材して驚いたのが、ボランティアの皆さんが利用者の人の顔と名前をしっかり覚えていて、積極的に名前を呼んで声をかけていっていたこと。
うれしいですよね。まさに居場所って感じ。
NPO法人あいあうさんは特に「居場所」ということを大切にしていました。
滞在時間を長くすると居場所として認識してもらえるのではないかと、
お茶を飲んでゆっくりするスペースや、ボランティアの皆さんとお話しできる環境を作っていました。
今回取材に行ったときはさらに進化していて、2つのことが進化していました。
一つは、利用者さんもボランティアとしてお手伝いをしていたこと。持続可能な事業にしていきたいとのことで行っているとのことでした。
もう一つは、新潟県ひとり親家庭等無料職業紹介所の方がいらしていて、少しゆっくりした部屋で相談に乗ってもらうことができるということ。
プロの相談員さんがいるって心強いですよね。
どちらも滞在時間が自然と増え、さらに困ったときの居場所として利用してもらえるのではないかと思いました。
利用者さんがもらえる食料や衣類は8割妙高市民からの寄付です。
やはり妙高には人の役に立ちたいと思う人が多いのですね。
1人ひと箱持ち帰れるものが用意されていて、そのほか必要なものは自分で選んでもらうことができるそうです。
利用者さんは袋いっぱいに持ち帰っていました。
次の進化は「桜SOS」を支援すること。
桜SOSとは、卒業&入学の時にいろんなものをそろえなければならず、とてもお金がかかります。
市が集めたランドセルや中学校のリュック、制服や体操着をあいあう食堂でも置いていきたいとのこと。
また、年に数回しか着ないフォーマル服のレンタルもしていきたいとのこと。
実際、制服などはもうすでに置かれていました!
有言実行、素晴らしいです。
最初に来たときは緊張していたけど、どんどん笑顔になっていく利用者さんもいらっしゃいました。とてもアットホームで優しい雰囲気の場所なんだなあと実感。
忙しいのに田中にも優しく対応していただきました。感謝感謝。
ボランティアの方にお話を聞くことができました。
心の中で子供の居場所を作ってほしいとずっと思っていたし、街づくりに貢貢献したい!と思っていました。そんな中で知ったのがあいあう食堂。ぜひ参加したいと思いボランティアに申し込みました。
スタッフの皆さんのエネルギーに感動しています!
確かにエネルギーがすごかった。田中も頑張ろうって思いましたもん。
「人と人がつながって子供が孤独にならなずに笑顔を作りたい。笑顔で夢を追えるようになってほしい」という思いで活動しているNPO法人あいあう。
ひとりの人が手を挙げて、賛同してその輪が広がっていく。簡単なことではないと思います!その結果、写真のように寄付がたくさん集まり、ひとり親世帯に送られています。手を挙げたその勇気に拍手です!
寄付やボランティアの申し込みはこちら
NPO法人代表理事
平出京子さん
080-3826-9591