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積みわらちゃんとお出かけしよう!モネの連作から生まれた愛しいポーチ #モネの描く世界へ ②

ころりん♪ 積みわらから生み出した不思議な存在、「積みわらちゃん」たちをポーチに

みなさま、こんにちは! 歴史が好きな、ミュージアム部プランナーのささのはです。

今年も芸術の秋、美術の秋がやってまいりましたね!
いつにも増して芸術鑑賞の意欲が高まるこの季節、私たちは、日本にもファンが多いフランスの印象派画家・モネをテーマにした商品を、たくさん企画しました!!

それではまず、商品のお話をする前に、印象派画家モネについて簡単にご紹介します♪

イラスト:よしいちひろ

クロード・モネ(1840-1926)は、印象派を代表するフランスの画家。
やわらかい色遣いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残しています。彼は、時間や季節によって移り変わる自然の光の美しさを追求し表現しようと、キャンバスを取り替えながら同じモチーフを描き続け、多くの「連作」を生みました。
ちなみに彼が1872年に故郷の ル・アーブルを描いた作品《印象・日の出》は当時の画壇に衝撃を与え、後に彼らが印象派と呼ばれるきっかけにもなりました。

中でもモネ最初の連作テーマと言われているのが、収穫後の畑に積まれた干し草の山「積みわら」!
彼が住んでいたフランスの田園地方では決して珍しいものではありませんが、それらをモチーフに据えて向き合うことで、モネは「例え同じものでも、時間や天候、季節で見え方が変わっていく」と気がついたのだそう。
そして夢中で筆を進めた、25点の「積みわら」の連作を完成させたと言われています。
※連作の作品数については、数え方によって諸説あります

左上から時計回りに:クロード・モネ《積みわら(夏の終わり)》1890-1891年/《積みわら(日暮れ、雪の効果)》1890-1891年/《積みわら(一日の終わり、秋)》 1890-1891年 すべてシカゴ美術館蔵、《積みわら(雪の効果、朝)》1891年 ジャンポールゲティ美術館蔵

モネが連作として描きとめた「積みわら」の多彩な表情。
じっと見つめるうちに、なんだかムクムクと愛おしい気持ちがいてきたような……!!??

この想いを、いざ昇華せん!と商品企画に向き合った結果、モネがとらえた各季節・時間帯の表情にインスピレーションを受けた色合い豊かな「積みわらちゃん」のポーチが誕生しました。

ミュージアム部 印象派画家モネが描いた連作をいつくしむ
ふわふわ積みわらちゃんポーチの会
月1個 ¥1,800(+10% ¥1,980)
※1セットだけ(1ヵ月だけ)の購入も可能です。
※詳しくは「初めての方へ・お買い物ガイド」をご確認ください。

今回生み出した「積みわらちゃん」4種をご紹介♪


〈朝焼けに染まる積みわらちゃん〉

ピンクや紫を織り交ぜた色合いのこの子は、ゆっくりと近づく朝焼けを見つめる積みわらちゃん。「まだほの暗さが残る中、ピンク色のやわらかい光に淡く照らされる積みわら」をイメージしました。

〈一日の終わりの積みわらちゃん〉

こっくりカラーなこの子は、よく晴れた日の夕焼けを見つめる積みわらちゃん。「じりじり暗くなっていく世界で、あたたかいオレンジ色の夕日に照らされている積みわら」をイメージしました。

〈夏休み最終日の積みわらちゃん〉

さっぱり短めの毛足&薄いクリーム色のこの子は、夏休みの終わりを教えてくれる積みわらちゃん。「8月終わりの午前中、どことなく白っぽく爽やかな光に照らされている積みわら」をイメージしました。

〈ほのかに雪化粧な積みわらちゃん〉

ちょっぴり毛深め&グレーカラーのこの子は、ほんのり雪化粧でおめかしした積みわらちゃん。「霜がおりた冬の日の朝、暗い寒空の下でほのかな光に浮かび上がる積みわら」をイメージしました。


ころんと手のひらにおさまるサイズの積みわらちゃん。思う存分ふわふわのなで心地を楽しんだり……。

ボールチェーン付きなので、お気に入りのバッグにつけて一緒にお出かけしたり……。

背中はファスナー付きで、飴玉がふたつ入ります^^

4つ並べれば連作風の面持ちに◎
モネが描きとめた「積みわら」の多彩な表情を、手もとで楽しめる積みわらちゃん。みなさまのお家に全員お迎えしてみませんか^^??

ミュージアム部 印象派画家モネが描いた連作をいつくしむ
ふわふわ積みわらちゃんポーチの会
月1個 ¥1,800(+10% ¥1,980)
※1セットだけ(1ヵ月だけ)の購入も可能です。
※詳しくは「初めての方へ・お買い物ガイド」をご確認ください。

「モネの描く世界へ」シリーズをまとめて見るならこちら 

\「積みわらちゃんポーチ」も販売中!/
ミュージアム部おすすめ企画展「モネ 連作の情景」

同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を、カンヴァスに写し取り続けたモネの「連作」。代表的な「睡蓮」シリーズはもちろん、様々な連作が存在します。どのようなモチーフをテーマにしたのか? 同じモチーフがどのように描き分けられたのか?

本企画展では、モネの「連作」を焦点に、国内外のモネの代表作が一堂に会します。ぜひこの機会に、モネの作品を「連作」という視点で鑑賞してみませんか?

企画展ミュージアムショップでは、ミュージアム部の一部商品も販売中! ぜひ、あわせてお楽しみください。

モネ 連作の情景
東京展
会期:2023年10月20日(金)~2024年1月28日(日)
休館日:2023年12月31日(日)、2024年1月1日(月・祝)
開館時間:9:00~17:00(金・土・祝日は~19:00)
※入館は閉館の30分前まで
会場:上野の森美術館
   〒110-0007 東京都台東区上野公園 1-2
大阪展
会期:2024年2月10日(土)~2024年5月6日(月・休)
休館日:月曜日(2/12、4/1、15、22、29、5/6は開館)
開場時間:10:00~18:00(最終入場は17:30まで)
会場:大阪中之島美術館 5階展示室
   〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-3-1
※最新情報は公式HPでご確認ください。


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